高橋秀夫
Last-modified: Sat, 19 Oct 2024 21:10:17 JST (15d)
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高橋秀夫(たかはし ひでお)は、駿台予備学校英語科講師。1号館,2号館,自由が丘校,立川校,津田沼校に出講。
経歴
授業
- 生徒を選ぶような授業スタイル。
- 師の提示する解法は必ずしも一般的なものではない。
下記参照 - 生徒からの相談対応は非常に丁寧である。相談者(信者)は多い。
- 授業後、後コマがない空き時間は授業内容に留まらない生徒との相談もおこなっている。
- 講師というよりカウンセラーであり、生徒にとってはありがたい存在だろう。
- 授業中生徒の顔を見てその生徒が自分に質問しに来た時に言った言葉を思い出した、といって学習法についての話をきりだすことも。
- そもそも授業中話す時は斜め上を向いて生徒の方は見ていないので思い出すことは無理であり、話を切り出すためのていのいい嘘である、という見方をする人も。
- ちなみに師が斜め上を見ながら授業をするのは目の負担をかけずにクラス全体を見ることができるからだという。
- 現役時受験に失敗し駿台予備学校で一年間浪人した時の経験談をふまえて学習アドバイスをすることも多い。以下は師から語られた浪人時の本人の様子である。
- 過去問研究を4月からするよう強く薦めている。過去問絶対主義者、といってもいい。
- 4月から赤本で第一志望の大学の過去問を研究することを勧めている。授業では1年間通して過去問の研究方法を教えてくれる。
- 実際の過去問研究の方法は、まず日本語と解説を読み、選択肢と問題の作りに繊細に注意しながら日本語として問題を解き、自分の答えを作る、その後、最初の作業を意識して英文をよんでいくことで、解答する際の姿勢を肌でつかんでいくというもの。
- 過去問の具体的なやり方については訳や解答を丸暗記すること以外には特に説明がないとの声も
- たとえ形式が変化しても芯の部分はかわらないのだから過去問研究は大切だと説く。
- 過去問をきちんと分析しても形式が大きく変化したら意味がないと感じる人もいるが、肝心なのは問題の作りであり、骨組みは変化しないと言う。
- 問題製作者の立場になれば以前の問題を参考にして問題作成するのは極めて明らかなことであり、したがって形式が変わってもその骨格部分はにてくるはずだと師はとく。
- 実際に過去問に触れればわかるが、何度過去問を見ても特徴を掴むことができるので、複数回同じ問題を研究することはよいことである
- 過去問は第一志望校なら5年、それ以外の大学も3年は研究すべきだと言う。
- センター試験の英語においては、「常識的にありえない」、「特定の業界の人々から苦情が出る」ような選択肢は絶対に解答にはならないので、本文を読まずに解答が出せることが多々ある と言う。
- 「子供にテレビを見させると教師の代わりになる。」などの選択肢が上に該当すると言う。
- 文法に関しては「一切考えずに丸暗記する」ことを再三言う。理屈に基づいた説明はあまりしない。
- 文法、語法の部分を文法問題集で暗記することをすすめる。
- 英単語はセンター試験レベル迄の単語(システム英単語であれば1200(Part2)の範囲)を単語帳で暗記することをすすめる。
- そのため単語帳はレベル別になっているものを勧めている。
- 文法問題集のイディオムとシステム英単語であればpart3の部分も必要ならば覚えてもよいと師はいう。
- 生活リズムや姿勢をしっかり整えることを強調することが多い。
- 授業では歩くことを勧めている。毎日運動をすることによって体を作り入試当日のプレッシャーに負けないようにするためである。
- 御本人も姿勢が良い?歩き方でいつも歩いている。
- テキストをやり込むことを奨めない。模試についても否定的な事が多い。
- テキストや模試に関しては問題の作りが異なるので、過去問との共通点を見つけながら解かないことには意味がないと述べている。
- 多くの講師とは違い、テキストをやり込むことは奨めない。模試と同じ扱いだそう。
- 板書はほとんどしない。
- 和訳問題はひたすら直訳することを勧める。日本語として多少おかしくても、構造が分かっていれば良いらしい。
- 「構造が分かっている不自然な日本語の答案でも、旧帝の模試だと構造が分かっているかどうかだけを見て採点しているから」とのこと。
- 「上位校の入試採点講評を見ると自然な日本語になっているかも採点基準に入れる大学が多く、あまり間に受けてはいけない。また、入試の採点システムは模試と根本的に異なる上、入試の採点者は模試のように素人アルバイトではない、数十年英語を生業にしてきた大学教員である」との声も。
- 師がもってきた問題をつかって授業中問題演習させるのだが、その際の時間がとても短い。
- 時間が短いのは入試本番を意識させるためであるらしい。
- 後期になるとセンターの過去問研究もしてくれるが、この時センター第2問を1問10秒で解かせたりする。理不尽だと思う人もいるかもしれないが師からすれば「1冊の文法書を丸暗記すればすぐに出来る」だそうだ。
- 多く知識を詰め込むことに否定的立場である。師曰く大学受験は中学の英語の知識で全て解けるらしい。
- 無駄な知識は本番で戸惑うもとであり、細かい知識は本番では思い出せないと断言する。それゆえ、英語は上手く手を抜いて勉強しろと仰る。寝ころんでも出来る勉強が理想らしい。
- あまり知られていない語法やイディオムが出てくると「私が受験生の頃はこんなの知らなかったので覚えなくていいです」と言う。もはや口癖。
- 常に簡単な知識で解けるということを言い続ける
- 板書がすくないが、それを通してこれだけで解けるということを伝えたいようだ。
- 師の授業を支持する声として以下のようなものがある。
- 説明がとても長く毎週毎週言うので時間がもったいないと思うが、受けてた身からすると師の言ってることは間違ってはいない。
- 上位の生徒が無意識に考えてるような不文律の出来事を噛み砕いて教えるので、中下位の生徒ほど師の授業が実際の試験において役に立つ可能性が高い。
要は中下位の生徒にしか役に立たない。少なくともある程度のレベルの大学を目指すコースに認定されるレベルならば受けても役に立たない可能性が極めて高い。- 授業で生徒からリクエストされた過去問をやってくれる。
—が、自分の都合の悪い過去問は扱わないことがある。あるクラスで、とある大学の内容一致が設問と文章が順番になっていないから先生の解き方をレクチャーしてほしい、と後期の4週目くらいにリクエストしたところ、来週やります、と言いながら、ほかの生徒のリクエストした大学の過去問やテキストなど、こっちの方が重要度が高い、と後回しにされ、最終講には、後で個別で来い、という始末。師の解法に一般性がないことがよく分かるエピソードだ。 - 生徒の集中力が欠け、視野が狭い理由をスマホが原因とし、スマホの使用禁止を熱弁する。
- 本人は一期一会を大切にする授業を行っているとのこと。だからなのか、具体的な英語の問題に関する説明は一度きりしかしないとのこと。
- 英語入試問題研究では師はあまり予習をしてこない。それは生徒とともにその場で問題を解いてどうやってそれを見つけることが出来たかをその場で教えるためである。
- 通期「英文法」の授業より師の授業は「英語入試問題研究」のほうが師の方法をより理解できる。
- 師の思想を学ぶのは春期講習が一番いいかもしれない。(夏以降はその余裕が一切なく、また一年の始まりから勉強を進めていくための起爆剤として効果的だからである)
- 相手からの一方的な問題に応えるのが実際の試験であることを強調する。
- 勉強法の話は聞かずにその後の問題演習の為だけに来ている者もいる。
- 師が英文読解と英語入試問題研究両方の担当講師となった場合、まともな読解法を駿台では学べないことになる。
担当授業
通期
直前Ⅰ期 直前Ⅱ期
人物
- 話し方がゆっくりである。
- 口癖「よく気づいた!」「その通り!」「過去問の研究してますか?」「単語帳出して」
- よく指を鳴らす。たまに笑う人が出てくる。
- カリスマ性がある。
- 師に感化される者も少なからずいる。相談者が多い理由でもある。
- そのカリスマ性からか過去特設単科を持っていたことも。
- 高校時代は弱小ながらも野球部に属していた。
- 師は師自身が浪人が決まった2月の時の偏差値が38であり、そこから過去問と文法問題集と単語帳だけを見続けて9月の駿台全国模試で偏差値75を出したそうだ。そのままの勢いで師は見事、慶應義塾大学法学部に合格することができたそうだ。
- このようなミラクルは誰でも起こせると師は言う。
- スマホをディスる
- 余談だが師はスマホを持たず、電車通勤時にほぼ全ての人がスマホの画面を凝視している光景を異常だと思ってるらしい。
- とか言っておきながら最近スマホを仕方なく(←ココ重要)持つようになった。
- よく通る声をしている。
- 師曰く、後に有名になる人ほど簡単な名前の人が多いらしい(鈴木一朗を例に挙げる)。
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