システム英単語

Last-modified: Thu, 16 Mar 2023 03:03:03 JST (407d)
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概要 Edit

特徴 Edit

  • 基本的に「ミニマルフレーズ」という「動詞+目的語(前置詞目的語)」または「名詞句」のフレーズで暗記させるスタイル。
  • 別売でCDも販売している。リスニング対策に有用なので金銭的に余裕があるなら是非購入すると良い。
  • レベル別に4セクション、また別に最終章が多義語となっている。5章構成。
    • 殆どの入試問題はレベル1〜3と最終章を覚えれば充分対応可能と言われる。
    • 最終章が最重要セクションだったりする。
  • 巻頭の使用方法があまり具体的でないので注意。
    • 「ミニマルフレーズを和訳できるように暗記」

      「単語和訳の赤字になっているところを暗記」

      「CDの音声に合わせて音読」(できれば)
      (↓
      「ミニマルフレーズの和訳から英語のミニマルフレーズが出てくるまで暗記」(これは和訳暗記が終わったあとで良い))
      を各レベルごとに1日10ページ以上、3周以上行うと良い。
      このときにあまり1単語に時間をかけず、寧ろ周回することを意識して行うと暗記しやすい。
  • 以前(改訂新版)におけるカバーは控えめに言って非常に見栄えが悪かったが、それを外すと逆に小洒落た洋書みたいになる。変貌具合はビフォーアフター並。
    • ちなみに表紙に書かれていた謎のキャラクターは刀祢師デザインであり、「タンゴムシ」という名前である。
    • なおPremium、メディカルはカバーもかなりオシャレである。
    • 後に販売されたポケット版、5訂版はカバーもおしゃれなものになった。
  • 佐藤昭師は授業前にシステム英単語のミニテストを行う。
  • 英単語帳の定番のひとつとも言える参考書だが、駿台英語科講師の間での評判は分かれる。
    • 関西では表三郎師や竹岡広信師からボロクソに批判されている。関東では、久山道彦師が「おもちゃ」と述べている。
    • 単語の網羅度で見れば鉄壁とあまり変わらないため、「覚えやすいように単語熟語が配列されている鉄壁の完全下位互換となってしまっている」との見解もある。
    • 肯定派からは、「載っている情報が多すぎる鉄壁よりも万人向き」「ミニマルフレーズが頭韻を踏んでいるので音読で覚えやすい」などが長所として挙げられている。
    • 一般論として、英単語帳は人によって相性が激しく変わる教材である。「講師の勧めた単語帳が自分には全く合わなかった」ということはよくあるし、もちろんその逆もよくあることである。周りの意見を参考にするのは大事なことだが、自分自身で色々な単語帳を比較してみて、自分が最もしっくり来たものを選ぶとよい。

シリーズ Edit

 なお、システムシリーズではないが、霜康司、刀祢雅彦両師が編纂に携わる『大学入試 アップグレード UPGRADE 英文法・語法問題』(霜康司、刀祢雅彦、麻生裕美子 編著 数研出版)もある。

Basic Edit

  • システム英単語の姉妹編。システム英単語からAdvanced StageとFinal Stageを外し、代わりにIntroduction(中学英語・高校英語の基礎のまとめ)とStarting Stageを入れた、初心者向けの本である。
  • 高校1年生、2年生が取り組むのには非常にいい。鉄壁への橋渡し役にもよい
  • 高校3年生、高卒生はよほどのことがない限りこの本を使う必要はない。

Premium Edit

  • システム英単語の上級編。CD付属。語源から英単語を理解することに重点をおいた単語帳である。
  • 本の性質上、別の一般的な単語帳を完璧に終わらせてから取り組むのがいい。

Medical Edit

  • 医療系の単語が多くのっている。
  • 絶版

TOEIC Edit

中学用 Edit

システム英熟語 Edit

  • 実は本書の方がシステムシリーズの元祖である。
  • こちらのカバーも英単語のカバーと同じく、オシャレにアップデートがなされた。
  • 1500とあるが、同じものを重複して数えている
    • 実際は1440語である。が、本の構成や解説の質の面で解体英熟語に圧倒的に劣る

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*1 英単語、英単語Basic、英熟語、Premiumのみ