安田亨

Last-modified: Thu, 27 Apr 2017 15:48:33 JST (1d)

安田亨(やすだ とおる、1953年-)は、駿台予備学校数学科講師。 市谷校舎,東海地区に出講。 大数ゼミ講師。大阪桐蔭高等学校顧問・講師。『大学への数学』(東京出版)執筆者。『全国大学入試問題正解 数学』(旺文社)解説委員。

経歴 Edit

  • 愛知県生まれ。
  • 高校時代に『大学への数学』を見つけ、それから数学の勉強に明け暮れる。
  • 愛知県立明和高等学校卒業。
  • 東京大学工学部機械工学科卒業。
  • 代々木ゼミナール講師。(1979-1994)
  • 元 東進ハイスクール講師。
  • 駿台予備学校講師。(1994-)

授業 Edit

  • チャイムの鳴る数分前に教室に来て、テキストの解説プリントを毎授業で配る。プリントには定義や関連問題として過去問なども載せていることがある。
  • 板書はきれいではないので、注意。
  • 黒板に板書する時に「これ落書きだから写さなくていいよ」という。その落書きも書いてすぐ消す。ちゃんと書いておいた方がいいこともある。
  • テキストの解説プリントを見ながら、板書して説明するが、計算ミスが多かったり、板書の途中で考え込むこともある。恐らく予習は線密にしてこないタイプの講師かもしれない。
  • また、口下手さのせいで、説明が分かりにくいと思われる所も少なくない。
    • 近年は上記2つが主な理由で、師の作ったテキストの解答解説のプリントだけ後でもらって授業は切る人が多い。
  • 森茂樹師と同様に、マイクについた紐を使って黒板に円を描く。
  • 数学XS§2の(217)の解説で「これ、一応解答は作って載せておきましたけど、京大の偉い人が『これ自明でしょ』って言ってたし、君らも困ったら自明って書いていいと思いますよ。京大の偉い人が言ってたし。」と発言した。
  • 授業中には大学教授から聞いた入試に関連する話(採点基準や模範解答についてなど)や国際的な数学の基準から見た数学の話(時に高校での教え方に疑問を呈したりもする)などをしてくださる。
  • 特に入試に関する話は「答えさえ出せば良い問題」と「記述をきちんと書くべき問題」についての実戦的なコメントが多く、試験場で「受かるため」の問題への向き合い方を教えてくれるのでためになる。師曰く「入試はあくまで相対評価なので、受験生の出来が悪ければ雑な解答でも丸になるんです。」とのこと。
  • 質問対応はやや冷たい。
  • 実力も実績も十分な講師であるが、上記の通り授業自体は意外と普通。(師の前評判に過度な期待をする人や、上級者にとっては物足りなく感じることも) 確かな実力があるのに勿体無いと思う講師である。

担当授業 Edit

通期

人物 Edit

  • 自虐ネタをよく言う。代ゼミから駿台に移籍してからはパッとしないと自ら言っている(当初、大阪校に出講していたが関西地区の数学科講師陣から冷遇されていたそう)。とは言え、かなりの実力の持ち主であることは間違いない。
  • 現在では大阪校では教えていないが、大数ゼミの夏期・冬期講習では大阪に出講している。
  • 趣味はバイク、ミュージカルの観賞。2006年12月には、朝日新聞夕刊の「ニッポン人脈記」で紹介された。
  • 受験業界(あるいは大数が好きな人)の間で有名な人物だが、駿台で教えていることはあまり知られていない。
  • 東大の入試では、理類数学(1日目)は6題のうち完答は2題しかできなかったそう。2日目の試験(理科2科目・英語)がしっかりできたので、合格できたと語っている。
  • 大学生の時、大数編集部でアルバイトをしていた。
  • 娘と息子が一人ずついる。息子は代ゼミでアルバイトをしていたらしい。バツ3である。
  • かつての大数編集長山本矩一郎氏を師と崇める。
  • 今まで全国大学入試問題正解の顧問を務めてきたが、2014年度は入試問題の解答集を自分の会社で出版した。
  • 関西地区数学科では重鎮である三森司師とは犬猿の仲だそう(上記のように冷遇された経緯も影響しているよう)。教壇で育毛剤を購入した話をし、使えそうならば、三森師にも紹介しようかと生徒に向かって言っていた。
  • 2013年度の大数ゼミの初回の授業で第一声に「どうも、口下手な安田です」と言ったとおり、喋りに詰まってしまうことがよくある。
  • 大学教授の知り合いが多く、地方の大学の入試問題の作成をしていたこともあるらしい。
  • 自然な発想から生まれる解法よりも、高級な知識を利用した解法を紹介することが多い。
  • 各大学の過去の類題の出題履歴、入試数学の流行に詳しい。
  • 雑談で他国の数学教科書の話や、大学教授の話をする。
  • 「すうじあむ」というサイトに本人名義で書き込んでいらっしゃる。相当の長文で熱心に持論を展開していることもあるが,特有のユーモアが原因で揉めることも(なお,最近はあまり書き込みがない)。
  • 全国大学入試問題正解に毎年執筆している他、自身の学生時代の体験や、雑談、イラストの詰まった独特な雰囲気の参考書を多く出版している。別解の紹介も手厚い。
  • 自身の書籍はTeXで編集することが多い。
  • 大数ゼミの講義で「数学講師は答え丸写しして読み上げてる人ばかり」と発言した。(その後駿台は別で、森師や雲師は実力十分だとフォローを入れた)
  • 師は次のような定理を発見した。俗に安田の定理と呼ばれている。この定理は東京出版の『一対一対応の演習』や、他の著者の数学参考書にも取り入れられている。
    代入計算時、計算量が減るので便利である。
    g(x)/h(x)がx=aで極値を取るとき、g(a)/h(a)=g´'(a)/h´'(a)が成り立つ。(ただし、h'(a)≠0)

著書 Edit

  • 安田亨が選ぶセンスをみがく良問54 数学Ⅰ・A』(旺文社)
  • 『入試数学伝説の良問100―良い問題で良い解法を学ぶ』(ブルーバックス)
  • 『東大数学で1点でも多く取る方法 理系編』(東京出版)
  • 『東大数学で1点でも多く取る方法 文系編』(東京出版)
    • 上記2冊は非常に安田色の強い参考書であり、自身の若いころの話が多く書かれている。
  • 『ハッと目覚める確率』(東京出版)
  • 『2週間で完成 整数問題』(東京書籍)