高橋正治

Last-modified: Mon, 05 Nov 2018 04:58:40 JST (16d)

高橋正治(たかはし しょうじ 1925-1995)は、元駿台予備学校古文科講師。国文学者。

経歴 Edit

  • 東京大学文学部国文科卒業。
  • 東京大学大学院修了。
  • 元清泉女子大学文学部国文科(現・日本語日本文学科)教授。
    同名誉教授(平成8年3月29日授与)。
  • 駿台予備学校古文科主任教授。

授業 Edit

  • 非常に古文が出来る人向けの授業であり、苦手な人には厳しい授業。
  • 内容はアカデミック。
    • 受験だけでなく、公家が武家をどう容認していったかという精神過程について語ることも。
  • 古文は文法と活用、単語の学習で終わりという考え。
  • 「古文は日本語なんだから上からス~っと理解できなきゃだめ」が口癖であった。
    • 現代語にある言葉はそのままに、ない用法や文法、単語を覚えればそれで良いということ。

担当授業 Edit

通期 Edit

東大理系コースでは、長らく関谷浩師とコンビを組んでいた。
東大文系コースでは、それに秋本吉徳師と合わせて最強トリオだった。

講習 Edit

  • 古文基礎
    • 師の「古文読解教則本」が指定副読本。
  • 東大古文対策

特設単科 Edit

人物 Edit

  • 国文学者(中古文学)。
    • 『大和物語』研究の大家。
  • 太平洋戦争末期に学徒動員された元海軍特攻兵。
  • 当時の旧制高等学校の古文指導の批判もしていた。
    • 「自分が成長すれば、同じものの見え方が変わる。ものの善悪を論じるときは成長が止まっている。いろんな経験を積んで自分を成長させてみよ。」
  • 受験参考書、学術書など著書は多数ある。
  • 秋本吉徳師の本学および大学の直系の上司。
    • あの秋本師が服従付き従う数少ない御方だったそう。そのこともあってか、師の唯一薦める参考書が「古文読解教則本」である。
    • 死去の際は葬儀にも参列したそうだ。
  • 元・駿台講師で、現・清泉女子大学学長・佐伯孝弘師の恩師。
    • 佐伯師が、大学院を修了すると同時に、高橋師が清泉女子大学に専任講師として招聘した(平成30年度 清泉女子大学入学式 学長式辞より)。
  • 池袋の駿友予備学校(のち、駿優予備学校)にも開校当初は出講していた。

著作 Edit

 多数あるため、駿台関連のもののみ記す。

学習参考書 Edit

  • 古文読解教則本(駿台文庫、1981年、1988年(改訂版))
    • 「古文読解教則本」(正文社、1963年)の改訂版。
    • 元々は駿台の校内生用教材。
    • 「古文版700選」とも称されていた。
    • 校内生用教材を外れた後も、師の夏期講習「古文基礎」の指定副読本だった。

以下、絶版

  • 古典文学読解演習 〜古典とともに思索を〜(駿台文庫、1984年)
  • 古文読解問題集(駿台文庫、1993年)
  • 大学受験 必修 頻出古文単語200(駿台文庫、1989年)
  • 大学入試 必ずワカる国語の学習法(共著。駿台文庫、1986年)
    • 現代文科主任教授(当時)・藤田修一師との共著。

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