物理α「最新入試!」/夏期講習
Last-modified: Sun, 16 Feb 2020 00:48:51 JST (1759d)
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【2019年度廃講】
こちらは夏期講習のページです。冬期講習は物理α「最新入試!」/冬期講習を参照してください。
設置校舎
概要
- 関西でも『物理総合研究』として開講されて
いるいた。
テキスト
レベル:6-9
- テキスト作成者は山本義隆師。
- 主にその年の入試問題の内、山本師が特に演習価値が高いと思った問題全12問を扱う。
- 範囲は物理Sで前期に扱った分野。冬期の物理α「最新入試!」で後期の範囲を扱い、全範囲をカバーする。
- 身近な現象をモデルにした問題や、一見よくある設定だが違った視点で考察させる問題など、実戦的な問題が多い。
- 出典は幅広く、中堅私大や公立大学の問題が入っていることもしばしばある。もちろん難関大学の問題も多く、名古屋大学の問題はほぼ必ず入っている。ただし、東大物理と被るためか東大の問題はほとんど入らないようである。
- 問題の難度は特講Ⅱよりはずっと低く、難関大学では標準的なレベルである。そのため、要項などは一切付いておらず、前書きには予習段階では自力で考えてくるよう書かれている。もちろん全ての問題が解けなくても復習で身に付けることができればよいが、量や重さを考えると、前期のSテキストで理論や原理がわかった人が演習を積むためにとるべき講座だろう。
- 自習問題として、前年度の講義問題と略解が載せてある。略解と言っても式や図は載っている。
- 山本師が忙しい中でゴールデンウィークを使って全国の膨大な入試問題のなかから選別して作っているためか、誤植が多い。
授業
- オススメはもちろん山本義隆師。
- 師の講義を質の高いテキストで受けられるのはこの講座だけである。
- お茶の水校でも担当するのは1コマのみであるため、例年締め切られる。
- 山本師の場合、テーマが変わるごとにその分野の基礎的な説明を板書でする。普段駿台で習っていれば当たり前の事なので板書を書き写す必要はないはずだと師はおっしゃるが、たいていの人は板書を書き写す。
- 問題を読んだ時に何をどう考えれば良いか、数値計算や近似の物理的な意義、など問題の解き方を中心に、自然科学としての物理への正統的な向き合い方を教授する。
- 講義の途中、宿題として、問題をさらに深めて物理的な見方を鍛える研究問題が出され、最終日に解説される。
- 夏期の段階ではかなり実戦的な講座であり、特講のように基礎から深める講座とは少し違う。そういった講義を山本師で受けたければ東大物理の方がよい。この講座は「新・物理入門」よりも「新・物理入門問題演習」のような雰囲気に近い。
- 各日10分~20分延長し、最終日は9時開始になることが多い。
- 2018年度は山本師が倒れられたため、開講直前に担当講師が変更されたが、山本師に比べると落差が激しく不評だったようだ。
150人以上の申し込みがあったが最終日には50人弱しか受講者がいなかった。
- (誰の授業でもそうだが)山本師でとるなら一層、板書のミスや黒板の文字の見づらさなどは授業終了後ではなく授業中に指摘しよう。最近の日本の学生は自己主張が弱いと嘆いていた。
- 2018年度は笠原師が、特講Ⅰを担当しない分この講座を担当する。
担当講師
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