入試物理総点検―基礎力を得点力へ―
Last-modified: Fri, 07 Dec 2018 22:48:27 JST (74d)
設置校舎 
市谷校舎を除く全校舎
担当講師 
- 笠原邦彦 (お茶の水校、大宮校、津田沼校)
- 高橋法彦 (お茶の水校)
- 坪倉祐一 (お茶の水校、立川校)
- 成島武成 (横浜校、吉祥寺校)
- 星研二 (柏校、自由が丘校)
- 近藤正士 (横浜校)
- 佐々木直哉 (あざみ野校)
- 細野香瑠奈 (藤沢校)
- 三宅唯 (千葉校)
- 小野仁彦 (柏校)
- 水谷丈洋 (大宮校)
- 高栁英護 (町田校)
テキスト 
- レベル:4-7
- テキスト作成者は笠原邦彦。
- 講義問題(1.~12.)
- 出典は理科大、横市大、上智など。笠原師が担当の場合、模範解答プリントが配布される。
- 実際の入試問題を収録するにあたって、出題意図を変えないように修正がされている。変更箇所についてはテキストに明示されている。
- 講義問題の略解
- 自習問題と解答(1.~28.)
- 解答・解説は必要最低限の事しか書いていないので、疑問点があれば担当講師に質問しに行ったほうがよい
- 物理β「SELECT」と比べ、奇問が少なく、良質な問題が揃っている。
授業 
- 2015年度より開講。当初は「物理完成‐基礎力を得点力へ‐」、2016年度は「入試物理総点検」という名称で開講されていた。
- 2015年度までの「入試物理総点検」は、現在「物理β「SELECT」」という名称で開講されている。
- ちなみに、笠原師は2014年度まで入試物理総点検(現在の物理β「SELECT」)を担当していたが、テキストの問題に思う所が多々あり(恐らく特に電磁気であろう)、どうせならということでこの講座を設けたとの事。
- 2015年度までの「入試物理総点検」は、現在「物理β「SELECT」」という名称で開講されている。
- 標準問題を確実に得点できる力をつけることを主眼においている。
- 主に標準レベルの出題をする大学(上理、筑波、千葉、農工、横国、首都大やMARCHなど)の志望者を対象としているが、得意不得意に合わせて他大学の志望者でも受講する価値がある。
- オススメは、テキスト作成者でもある笠原邦彦。
- 師が担当することでこの講座のテキストは真価を発揮する。駿台のカリキュラムで1学期、2学期にやったことをおさらいしながら、「入試って簡単な問題の組み合わせじゃん!」と気づくことを大きな目標とした授業を展開してくださる。
- また、問題文の不適切な表現を指摘、訂正したり、問題の背景や追加問題、発展事項なども適宜扱ったりする。
- 様々なレベルの生徒が受講していることを師も分かってらっしゃり、自分のレベルにあわせて授業の聞き方を変えてほしいとおっしゃる。
- 例えば、筑波の医学群医学類志望で標準問題の精度を上げたいのなら、予習中心で、かつ発展事項にも取り組めばよく、物理が苦手でこの講習で何とかしたいのなら、復習中心で、発展事項は後回しにしてよい、と仰る。
- 微積を使って基礎事項を確認したり公式を証明したりすることはほとんどなく、各分野についてのエッセンスを軽くまとめる程度。インプットよりアウトプットがメインの講座といえよう。
- 上位コース(高3スーパーαやスーパー東大コースなど)で普段から師の授業を受けている人にとっては、物足りない講義となる。上位コースの在籍者で、駿台全国模試の物理の偏差値が50を下回るくらい苦手でない限り、この講座よりは物理特講を取る方がよいだろう。
- 曰く、「1年間駿台で物理ちゃんと学習してきた人は、集大成として特講を受けてほしい」とのこと。
- 笠原師で取れなかった場合は、高橋法彦、成島武成、小野仁彦もオススメである。
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