中村徹
Last-modified: Sun, 26 Nov 2023 00:45:53 JST (376d)
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中村徹(なかむらとおる)は元 駿台予備学校数学科講師。学習院大学非常勤講師。故人。
経歴
- 1948年、宮崎県生まれ。
- 1973年、京都大学理学部数学科卒業。
- 2001年、博士(理学)。
- 博士論文「Construction of path-space measures by infinitesimal random walks」
授業
- いかなる状況でも使える普遍的解法で上位者にも人気がある。
- 毒舌で簡単な問題をバカにするが、バカにした問題を解けないことがたまにある。バカなのだろうか。
- 予習をしてこない。
- 駿台に移籍したての頃は予習はしてきていた。
- そのためか時々、問題の解法や答えに関してお茶を濁すような解説をして帰ることもある。
人物
- 東工大青本執筆者。
解説は量が少なく少々わかりにくいこともある。 - 晩年は主に駿台立川校に出講し、高3スーパーα数学ⅠAⅡB、高卒XSテキスト§3を担当した。
- 囲碁が趣味らしい。
- 山本義隆の参考書(大学生向けのもの)で時折謝辞に名を連ねている。
- 答えばかりを求めようとする生徒や参考書を非常に嫌う。
- あざみ野校の高3スーパーα数学ⅠAⅡBのクラスで前期の終わりに東大京大東工一橋の問題をまとめたものを配布した際に、解答はないのか?と聞いた生徒からそれを取り上げるくらいに嫌っている。
- そういうこともあってかテキスト作成者の小林隆章師のことを「テキストを作っている人」というある種の名指しで「生徒に優しすぎる。」と批判したことがある。
- ただ師の授業を受けていると、コバタカ師がテキストに解答だけを付けた意味がなんとなくわかってくる。
- かつては、お茶の水3号館の東大理系スーパー、京大理系スーパー、京大文系スーパー、市谷校舎の医系スーパー、池袋校、横浜校、新宿校、八王子校にも出講していた。
- 基本、数学に関しての事にはかなり厳しいが、身内ネタ(孫の話など)になると急におじいちゃんになる。おそらく数学以外の事には優しいのだろう。
- 板書の際、利き手じゃない方をポケットの中に入れているのがなにげにかっこいい。
名言集
- 「先日最も恐れていたことが起こりました。娘がお父さんに会わせたい人がいるって。」
- 「最近の日本の教育はどうもいい加減です。」
- 「イライラするんで質問に来ないでください。」
- 「な〜んで、こんな簡単な問題が入ってるでしょうかね〜。(XS教材の批判の時よく言う)」
著作
- 『大学院入試問題から学ぶシリーズ 力学』(日本評論社)
- 『大学院入試問題から学ぶシリーズ 電磁気学』(日本評論社)
- 上記2つは江沢洋監修
- 『超準解析と物理学』(日本評論社)
- 『超準解析とファインマン経路積分』(河合文化教育研究所)
- 『基礎をつくる110題 数学Ⅰ・A』(駿台文庫)長岡恭史師と共著
- 『基礎をつくる130題 数学Ⅱ・B』(駿台文庫)長岡恭史師と共著
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