共通テスト日本史

使用コース

国公立大各コース

テキスト

• テキストは分厚く重い(約380頁)。これはテキストの「はじめに」にある通り、論述・正誤問題を含めた大学入試の「日本史」の学習をこのテキストのみで完成できるよう叙述されているためであり、担当講師により内容は吟味されて扱われ、自主的に全容を学ばなければならないわけでもない。従って共通テストでは全く出ない(或いは、事情が込み入りすぎて共通テストの問題文スタイルでは自然に出しえない)内容がかなり含まれている。田部圭史郎師は「ここは間違いなく出ない、詳しすぎる」と考えられる箇所は授業内で指し示し取り消させていた。
• そのため複数の理系クラスでの唯一の通期日本史講座テキストであるにもかかわらず、このテキスト単体は「共通テスト対策」の基盤とするには著しく不適である。だが一般的な共通テスト対策では個別事項の暗記によりがちで事項同士の流れや因果関係がつかみにくいため、他に資料をそれほど買い揃えない人も多いであろう理系の生徒でも、字引のように必要な個所のみを読むことで不明だったつながりを抑えたり知識を補完したりできる点はありがたい。またこのページ数に相応しく図や画像による資料が沢山各章末に付けられており、他の参考書では見つけにくい部分まで詳細に理解できるようになっている。
• 当然のごとく近現代部分で顕著に左寄りである。安倍前首相に敵意があることも読み取れるが…

授業

主な担当講師

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