杉山義明

Last-modified: Thu, 18 May 2023 07:08:43 JST (344d)
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杉山義明(すぎやま よしあき)は駿台予備学校数学科講師。関西の講師。

経歴 Edit

  • 香川県出身。
  • 京都大学理学部卒業。

授業 Edit

  • 関西数学科の超人気講師。駿台関西数学科四天王(他は米村明芳、吉岡高志、三森司)の一角。
    • 「わからない人をわかるようにする」という意味ではまさに予備校講師の鑑である。
  • とにかく授業が半端なく上手い。
    • ちなみに黒板消しの使い方は全国駿台一の華麗さ。
    • あまりにもエレガントに黒板消しを使うので、関西の生徒は「黒板の魔術師」なる別名をつけた。うまい。
    • 森茂樹師と解説のスタイルが似ている。
    • 授業について行きやすく、おまけに授業の密度も随一で濃いため、数学が苦手な人からも絶大な人気を誇る。
    • 受けてみればわかるが、コレが冗談抜きに凄まじく分かりやすい。
    • 難しい問題をしていても、そんなに難しくないのかも、と思ってしまう事もあるほど。
  • 最初に問題を解く際の方針や定石・なぜその定石を用いるのかといった解説を行った後に、解答を板書する。
    • 板書の際もポイントを再度振り返りながら解答を書き上げていくのでとてもついて行きやすい。
    • 解答を書き上げた後も、別解があれば示してくれる。
    • 更に、「ここの数値がこうならこのような方針で解く」、「とある解法を選択するべきではない理由、及びその解法を選択するべき場面はいつか」というところまで掘り下げて解説する。
    • このような、一問から学び取れるエッセンスを余すとこなく教授していくスタイルこそ師の最大の特徴であり、支持されてきた所以である。
  • たまにエレガントな別解も示す。
    • その解法にも師の教育的配慮が隠されており、どんな定石からその発想が生まれたのか、という解説までする。
  • 発想法≒頭の働かし方を教えてくれるので、数学が苦手な人からの支持も絶大である。
  • 解説のわかりやすさは随一であるため、授業でわかった気になってしまう。
    • が、意外と抜け漏れがあるものである。復習をしっかりすれば、大幅な実力向上が見込める。
  • 板書ミスや計算ミスなどをするとすごくテンパる。可愛い
    • (点の数が12個、というのを求める際)「ほいでこの点を数え上げたら11個やな。え?あれ?違う…1、2、3、4……ああ、そうや。11個や。え?あれ?違う違う!これ含めて12個や!」
    • テンパると大抵生徒の笑いが取れる。師は意識していないだろうが。
  • 眼鏡(老眼鏡?)を頭の上に乗っけている。可愛い
  • 京大突破レクチャーやスーパー京大実戦の授業後には大絶賛の嵐である。
  • 映像講座などで受講を迷っている際には、是非受講を勧めたい。それ程素晴らしい授業である。
  • 基本的にどの分野の評判も大変良いが、とりわけ整数、三角関数、図形、微積の分野に関しては目を見張るものがある

担当授業 Edit

夏期講習 Edit

冬期講習 Edit

その他 Edit

人物 Edit

  • 東大・京大にダブル合格した強者。
    • 当時の受験制度(A日程・B日程、国公立大学連続方式)では東大・京大が併願できた。
  • 人気、評判は最高峰であるため、講習には関西中から生徒が集まり、一瞬で締め切りとなるケースが続出する。
    • 複数回遠征に出向く猛者も。
  • 駿台全国模試の作問も担当している。
    • 師の作る問題は非常に教育的な良問が多い。
    • 熟練者になると、解いてる段階で師の作った問題だとわかるとかなんとか。
  • 通期の出講校舎は京都校大阪校、京都南校のみである。
  • 愛車はGT-Rである。よくネタにされる
    • 軽トラも持っているらしい。こっちの方が杉山先生らしい、とこれまたよくネタにされる
  • 雲K師同様、センター数学をあまり気に入っておられない。
    • 「わざわざ回りくどい誘導をして解く」「思考過程が全く反映されない」といったことが気にくわないらしい。
    • 「作成部会の資料に、誰も想像もできない問題を作る、と書いてあった。道理でしょうもない問題ばかりだと思った。」
    • そのため、センター講習を受け持つ際には、必死でその気持ちを押し殺しておられるらしい。
    • 「こんなしょーもないことを教えるのが数学なのか」と一時期は相当葛藤されていたようである。
    • しかし、そんな事を感じさせないほど素晴らしい解説と授業を展開されるので、師のセンター対策講座は何であれ一瞬で締め切る。
    • 葛藤を感じつつもセンター研究はされていたようだが、その研究の成果は秀逸であり、それは授業でいかんなく発揮される。
    • 中経出版の黄色本(センター本)はあまりに生真面目だったためか初版で絶版になっている。
      • 改訂版以降は、元駿台名古屋校(~河合塾~東進)の志田晶師。
    • かといって、今回の新テストに対しては猛烈な批判を展開される。
    • しかし、実際に蓋を開けてみるとそこそこ評価されていたようである。(21/22冬期講習 満点への共通テスト数学ⅠAⅡBより)
  • 同姓同名の写真家がいるため、Amazonで検索するとイケメンの写真集がヒットするが、決して師の写真集ではない
    • サッカーブラジル代表、マンチェスター・ユナイテッドのカゼミーロにちょっと似ている。

著書 Edit

学習参考書 Edit

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