解法の研究Ⅰ

Last-modified: Wed, 07 Sep 2022 05:15:25 JST (591d)
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雲幸一郎オリジナル講座

設置校舎 Edit

テキスト Edit

  • レベル:6-8
  • 問題数は20問で非常にレベルの高い良問が揃っている。ただし、簡単な問題は簡単なので、解ける問題も十分に存在するが、一度同じ種の論理的発想の問題を解いたことがなければそこに至るまでは非常に難しいようなものも含まれるので、歯が立たなくても落胆することは無い。逆にほとんど解ければ自信を持って良い。
  • 整数、数列、確率、図形といったIAⅡBの主要分野から五題ずつ収録されており、演習価値の高い問題がそろっている。難易度も夏期にやる分にはちょうどいいと思われる。
  • 一橋などの整数問題から、都立大(首都大)、千葉大などの問題も含まれている。改訂され一部の問題は変えられることがある。
  • 受験数学特有の答えがある問題に対しての対応力が身に付くような問題が多い印象。解説自体は答えがあるのが分からないような問題にも有効。ただし、対応力を付けるには、そこに至るまでの論理的発想をある程度身につけておく必要があるだろう。

授業 Edit

  • 目安としてはだいたい3分遅く来て5分遅く終わる印象。だいたい50分まるまる使っていることになる。かなり珍しい。
  • 師も授業で度々言うが、予習を最重要視し、予習段階でできるだけ考えを巡らせて欲しいとのこと。基本事項を習得した後の段階で、知識にとらわれず自分の力で問題を解く楽しさを感じてほしいとのこと。
  • 通期と違い予習をしてくる為、板書ミスが多い。(ほとんどはその後に訂正が入るので心配はいらない。)
  • 師曰く、一日5問で進める予定。
  • 難易度としては前期テキストよりは当然レベルは上だが、後期テキストほどのレベルの問題はそこまでない。前期と後期の橋渡し的存在として適している。解法の研究Ⅱよりは取り組みやすい難易度である。
  • 夏期は当然まずは前期テキストの復習を第一に行うべきだが、やったことある問題しかやらないのは危険であろう。そういった点においても、前期テキストの定着や理解度に大きな不安がない者(あるいは夏前半での復習計画をしっかり立てられている者)や、難関・数学ⅠAⅡBは前期の復習で事足りると考えている者、数学に苦手意識まではないが強い自信もない、という者などにはとても適していると思われる。(設置タームも毎年比較的後の方であるFタームあたりなのでちょうどいい)
  • 入試数学の盲点Aなどは比較的分野が偏っていたり、東大向けの色彩が強いように感じる人もいるかもしれないが、他方この講座は分野の面でも大きな偏りはないため、受講する講座に迷っている医学部志望などにもおすすめできる。
  • 特に確率分野においては、師がこの分野に特に秀でているといわれる理由がわかるだろう。
  • 夏期は講座が多様なこともあって、師の講座の中では比較的取りやすいほうである。
  • 2017年度の4日目の授業では、マイクを忘れてしまい講師室に戻ったという事件が発生した。

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