E判定
Last-modified: Sat, 08 Apr 2023 02:11:40 JST (377d)
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概論
- 勉強が不十分な人の前に現れるもの。
- 誰もがこれを見て青ざめるというわけでも無く、目標の設定や現状の認識が甘い人、対策を立てられない人などは開き直る。
- 5・6月頃は「大したことは無い」と威張っているが、11月以降やセンター試験直後になると泣き出す者が多い。
- 予備校によって定義が異なる。駿台では「昨年度の同時期に同学力レベルだった人の内20%未満が合格している」という意味。
- 基礎事項が固まってから学力は伸び始めるという性質から、E判定を取る期間は長くなってしまいがちである。しかし、正しい方向を向いて十分量の努力を積み重ねる限りは諦めるべきでない。
E判定から逆転合格する方法
- 結論、ある。もちろんそれなりの努力が必要。
⓪準備
- そもそも勉強しないと成績は伸びない。
- 大学入試から逆算して、学習計画を立てることが重要。
- 成績優秀者でも、学習計画を立てず不本意な結果になる人がまあまあいる。
- 現在の学力や得意科目、苦手科目などから、やるべきことを整理すると良いだろう。
- ①いつまで②何を③どこまで勉強するのかを、科目ごとに考えてみると良い。
- その勉強成果を確かめるための模擬試験(以下、模試)である。
- 大目標(3ヶ月ごと)、中目標(1ヶ月ごと)、小目標(1週間ごと)を立て、やるべきことを具体的にイメージして計画を立てると良い。
- 自分なりに計画を立てたが不安だ、そもそも何をすれば良いか分からない、などの問題が生じたら、TAさんや進路アドバイザーに相談すると良い。適切なアドバイスがいただける。
①各科目の基礎固め(⇄原因や弱点の分析)
- E判定が出る最大の要因の一つに基礎的な問題が解けていないことが挙げられる。
- 基本問題が解ければ駿台全国模試の難易度でも偏差値55以上は手堅く、60以上狙える。
- 一見難しい問題に思えるかもしれないが、基礎的な知識の組み合わせで解けるものがほとんど。
- 前期が終わる(夏期講習開始前)までに、自分の弱点を分析して、勉強しよう。
②勉強する科目の優先順位を決める(取捨選択)
- やるべきことに優先順位を決め、勉強時間を有効活用しよう。
- 特に受験生は志望校が絞られているから、入試科目や配点を考慮して勉強量や時間を調整すること。
③早めに志望校の過去問を解く
- 敵(志望する大学入試)を知らずに、呆然と勉強するのは非常にもったいない。
- もちろん、大学ごとに出題される問題のレベルや傾向は異なるので早めに取り組むこと。上記の渡辺師の発言が効いている。
- オススメは、入試の1年前(2月)、夏休み(冠模試の前)にそれぞれ1回、9月以降にガンガン解く。
入試1年前[2月]
- 現役生は理科や数学(理系)や社会(文系)が未習がゆえ、取り組みづらいかもしれない。閲覧するだけでも効果的なので、クヨクヨせずに取り組んで欲しい。
- 東進が、2月・3月に同日模試や本番模試を開催する。弱点を知ることができると共に、立ち位置(順位)も分かるのでオススメ。
お察し採点でも、受験料は無料なので受験する価値は大いにある
夏休み・冠模試前[7月]
- 時間を測って、1回分解くと良い。
- 上記の模試を活用したのであれば、その問題の解き直しが良いだろう。
- 過去問を解き、自分自身が足りない能力を再確認して、夏休みに基礎固めをして欲しい。
- (例)和訳問題が手も足も出ないのであれば、文法や単語、構文に重点を置いて学習する。
- 冠模試前(できれば余裕を持って早く)解いて、事前に時間配分を決めるのもオススメ。
9月以降
- 夏休みに基礎固めをしたら、実践演習をすると良い。
- もちろん個人差はある。9月や10月までしっかり基礎を固めて、11月以降過去問に取り組んでも問題ない。
- 私立大学入試は、過去問と同じような問題が出題されることが多い。(特に社会)
- 国公立大学は、大学入学共通テスト対策をしつつ二次試験対策をしよう。
- 休日を使って苦手科目の共通テスト過去問演習をしていくとよい。が、1番は、二次私大入試レベルに太刀打ちできる地力を身につけることである。むしろ二次対策を積極的に行った方がよい。
(駿台生としての心構え、授業の予習復習・自習などから引用)
- 休日を使って苦手科目の共通テスト過去問演習をしていくとよい。が、1番は、二次私大入試レベルに太刀打ちできる地力を身につけることである。むしろ二次対策を積極的に行った方がよい。
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