夏の英文法総整理
Last-modified: Sun, 01 May 2022 15:05:20 JST (688d)
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設置校舎
テキスト
- 巻末に付録として勝田師オリジナルの「動詞」と「節」を中心とした文法参考書が掲載されている。
- 巻末と言ってもテキスト全体の半分以上を占める。一気に覚えるのではなく繰り返し読む意識で使ってほしいとのこと。
- 本人曰く、これを知らないと英語そのものが揺らぐものを載せている。
授業
- レベル:2-7
- 毎日テストから開始し、その後テストの解説をしながら文法事項の整理となる。
- テストは基本問題ではなく、通常の学習では盲点となりうる英語の考え方を問うもの。夏の段階の受験生にとっては難易度が高めだが、あくまで授業の素材であるので、その場の出来不出来より授業による理解と復習が大切である。
- 私大のような問題があるが、決して私立向きだけということではなく、構文や読解・自由英作文に繋げるために文法問題・和文英訳を扱って必須の文法事項を整理するという、基礎固め系の講座。
- 授業の内容は、勝田師による前期の英文法Sの範囲のダイジェスト、といった感じ。
- 扱う範囲は、英文法SのPART1の範囲。PART2の範囲は冬の英文法総整理で扱う。
- 受験生なら誰しもある程度は勉強しているであろう英文法について、断片的な知識の詰め合わせの状態から英語の発想に基づいた体系に整理していく、というのがこの講座の主旨である。
- 高校英文法の枠に囚われず、ネイティブの考え方などにも触れながら、通常の文法書や参考書にはない本質的な部分を解説する。しかし決して中上級者のみ対象というわけではなく、暗記だけでは太刀打ちできない問題に必要な英語のセンスを身に付けるという点で、基本的な文法知識はあるが英語が苦手という人にとっても有用である。
- ただし勝田師は英作文などで細かい論理やニュアンスに受験に必要なレベル以上に厳しくこだわる部分もあるので、そこは参考程度に聞くとよい。
- 通期で勝田師に習っている場合、その範囲については重複する部分も多いが、通期の復習兼発展となりより充実したものとなる。事実、毎年市谷生の受講者が多い。
- 英文法SのPART1程度の問題量、テスト問題の解説もあり中々のボリュームである。
- 勝田師は例年この一種の講座だけで7講座用意しており、かなり気合いが入っている。
- 予習時点でテキストを背表紙を外して付録の英文法のまとめを切り取るよう書いてある。
- 完全に余談だが、2018年度の2号館の授業でセミが乱入するハプニングがあった。
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