古文解釈の方法

Last-modified: Tue, 27 Sep 2022 23:48:11 JST (68d)
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関谷浩著作

概要 Edit

  • 当初は、伊藤和夫師の『ビジュアル英文解釈』や秋山仁師の『発見的教授法による数学シリーズ?』などと同じ「駿台レクチャー叢書」の一冊だった。
    • 当時の図書目録の発売予定の仮タイトルは『ビジュアル古文解釈』だった。
    • 「駿台レクチャー叢書」は、「駿台レクチャーシリーズ」への改称を経て「駿台受験シリーズ」に統合された
  • 税別951円。全256頁。
  • 関谷浩師の板書がそのまま書かれている。

特徴 Edit

  • 古典文法を完璧にこなした後にじっくりこなすと、読解力が飛躍的に向上する。
  • 第一講の中で構造的に読解する一方法として接続助詞に注目する方法を述べたことは、その後の予備校講師に大きな影響を与えたとされている。(岡田(2015)*1)。
    • その影響で、接続助詞の「を・に・が・ど(ども)・ば・ものの(ものを・ものから・ものゆゑ)」の前後は主語が変わりやすく、接続助詞の「て・で・つつ・ながら」の前後では主語が変わりにくいなどと説明する予備校の講師が、現在では多くなっている。(岡田(2015)*2。)
    • 本書の記述が独り歩きし、拡大して「『て』の前後は主語が同じ」という説明を施す講師が多くなっていったことが推測される。(岡田(2015)*3。)
  • 関谷師のオリジナル講座古文解釈の追究」(夏期・冬期)はこの本との関連を意識しながら設計されている
  • 本書に準拠した問題集として『古文解釈の実践 初級問題集』『古文解釈の完成 中・上級問題集』および、その改訂版である『古文解釈の実践Ⅰ』『古文解釈の実践Ⅱ』がある。

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*1 岡田誠(2015)「国語教育における古典文の主語転換の指導法」, 『國學院大學教育開発推進機構紀要』 (6), p.54, 2015-03, 國學院大學.
*2 岡田誠(2015)「国語教育における古典文の主語転換の指導法」, 『國學院大學教育開発推進機構紀要』 (6), p.54, 2015-03, 國學院大學.
*3 岡田誠(2015)「国語教育における古典文の主語転換の指導法」, 『國學院大學教育開発推進機構紀要』 (6), p.56, 2015-03, 國學院大學.