日本史近代Ⅱ
Last-modified: Fri, 10 Jun 2022 23:00:30 JST (692d)
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使用コース
全文系コース
監修講師(テキスト作成者)
構成
- 左ページには時代背景や歴史的事件に関する記述が、右ページには整理された地図・表・グラフ等が載っている。
特徴
- 大正・昭和戦前期までを扱う。
- 日本史科全体が左寄りなのもあり、近現代は特に大日本帝国に対して批判的な観点で記述されている。細かい箇所では攻めた表現もあるが、学習の支障になる程思想的に捻じ曲がっているわけではないので安心されたし。
- 気になる人は、それこそ大学に進学し史学の講義を受講するとより理解が深まるであろう。
- 日本史科全体が左寄りなのもあり、近現代は特に大日本帝国に対して批判的な観点で記述されている。細かい箇所では攻めた表現もあるが、学習の支障になる程思想的に捻じ曲がっているわけではないので安心されたし。
- 関東駿台日本史科だけあって左翼的記述が多い。
- 特に第二次大戦期の方になるとその傾向は顕著。
- 例えば、南京事件については「真実を隠そうとする者は好んで『南京事件』と言うが、実際には『南京大虐殺』は存在している」と書かれている。*1
- 南京事件に関する「中国民衆・投降兵・捕虜の虐殺は十数万人以上」などの記述。
- 竹島問題については「日本は日露戦争中に独島を編入し既成事実化した」と書かれている。
- 朝日新聞報道にある通り、SNSでの炎上と自民党員の圧力により編者にあたる日本史科には無断で駿台当局が一部削除した。
- https://www.asahi.com/amp/articles/ASP9D4T26P97UTIL048.html
- 後日有志の講師が要望書を提出して、撤回されている
- ネット上では賛否両論である。どちらにせよそこまで読み込んでいる駿台生はなかなかいないだろう(テキストを使わない講師も多いため)
- テキストに書き込むよう指示する講師(福井師など)も、プリントを配るなどしてテキストをまったく使わずに授業をする講師もいる。
- ただし、テキストは全範囲に関して難関私大レベルまで詳しく記載があるため、一読の価値はある。
- 受験レベルでよりわかりやすく難関私大レベルまでまとめられている本はいくらでもある。特に時間のない受験生は教科書レベルの内容に絞って何周も取り組んだほうが良いだろう。最もこのシリーズのテキストを一読していたら世紀が変わっていることだろう。
- ただし、テキストは全範囲に関して難関私大レベルまで詳しく記載があるため、一読の価値はある。
- 関東教材。
- 関西では日本史Ⅱ(近現代)を使用。
正直に言うと、関西教材の方が程よくまとまっている印象があるまた、左翼的記述も(塚原師が中心となって監修しているためか)あまり見られない。
授業
- 私大系コース・国公立系コースともに2コマ配当される。
主な担当講師
- 一概には言えないが、前近代の講師よりも実力のある講師が担当することが比較的多い。
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