谷藤祐

Last-modified: Sun, 06 Jan 2019 22:36:22 JST (161d)
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谷 藤祐(たに とうゆう、1930or1931‐2006)は、元駿台予備学校講師。

経歴 Edit

授業 Edit

担当授業 Edit

 主にお茶の水校の早慶理系スーパー、難関国公立理系、市谷校舎の下位クラス新宿校に出講していた。

  • 物理S
    • お茶の水1号館・早慶理系スーパー A組・B組 1992年度(SⅡは吉灘好師担当)
  • 池袋の駿優予備学校にも出講していた(Y教材担当2コマ。X教材3コマは坂間勇師が担当)。
    • 後任は猿渡周一郎先生。
  • 2000年頃、引退した模様。

人物 Edit

  • 坂間勇師、山本義隆師らよりもさらに上の世代の元講師であり、既にこの世を去っている。
     しかし谷藤祐師執筆の「大学入試 必修物理問題演習」という書籍、その「本書の利用指針」の項に、師が物理を学ぶ学生に求める姿勢が綴られている。その文章をここに引用することで人物紹介の代わりとしたいと思う。少し長くなってしまうが、これを読むことにより谷藤祐という人物の厳しさ、ひいては人柄の一端をうかがうことができる…かもしれない。
  • 「読者はノートと鉛筆を用意しなければならない。単に目でページを追うだけでは読んだことにはならない。自分の手で計算し、本書の解説と比べ、初めてそのページを読み始めたことになる。繰り返し計算しなければならない。
     しかし、解説に述べられている計算を繰り返すだけで満足してはならない。解説とは違った考え方、解き方は無いのか、別の座標系をとればどうなるのか、等を許される時間内で可能な限りの様々な面から検討すべきである。昔から、”どんな愚問もあらゆる角度から検討すれば最大の利益をもたらす最良の問題になる”といわれている。本書を生かすか殺すかは、本書が読者の手に渡ってしまえば読者の責任である。」
  • 「解説は、性格上、冗長な説明や式を含んでいる。ある読者にとっては有益な説明も別の読者にとっては不必要かもしれない。
     そこで、本書の解説を参考にして各問ごとに、不必要な部分は省いて、自分用の解説を自分の力でノートに書くことをすすめておきたい。つまり、自分用のノートを自分の手で作り上げるのである。この作業に耐えたとき、難しそうに思えた物理も読者のものとなろう。」 
    (必修物理問題演習が普通の高校生の手には余ると思われるほどの難易度を誇ることを考えると、高校生はもとより大学生にとっても含蓄のある言葉であろう。)
  • 坂間勇と共同で原子核物理を研究していた。

経歴 Edit

  • 金沢生まれ。
  • 特別科学学級(戦争中に文部省と軍が行った英才教育の機関*1)で語学などを叩き込まれる。
    • 英独仏露を学び、語学に堪能であった
  • 戦後、物理を独学で学ぶ。
    • 独学とは言っても大学に入るまでの話であり、物理学は金沢大学で正式に学んだようである。CiNii Articlesに金沢大学所属のころの論文がある。指導教官は田地隆夫。田地は朝永振一郎の弟子にあたる。

著作 Edit

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*1 駿台教育フォーラム26号