倉谷直臣
Last-modified: Sat, 05 Dec 2020 00:56:07 JST (53d)
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倉谷直臣(くらたに ただおみ 1938-)は、元駿台予備学校英語科講師。翻訳家。
経歴 
- 大阪大学文学部英文科卒業。
- 大阪大学大学院中退。
- 元大阪外国語大学教授
授業 
- テキストの解答を希望者に板書させたものを添削しながら進めるスタイル。
- 文法や表現の体系立てたまとめなどは行わず、生徒の答案を修正しつつ簡潔に解説を付け足していった。
- 生徒の答案をベースに授業が進むため、その答案のクォリティに師の訳例が左右され、模範解答を改めて板書することもなかった。
- 添削の割には、別解をあまり示さず解答例が狭い。
- 気がのらないと充分な説明なしにバツをつけて終わりにする。
- 板書の字が小さすぎて前の方の席でなければ読めない。
- 解説は、早口で言うのでメモできず、自分で添削するのも難しい。
- 雑談が多く、授業のスタイルは大学の講義そのものであった。
- 質問は厳禁で一切、受け付けない。
担当授業 
主に英作文を担当していた。
通期 
- EXERCISES IN ENGLISH COMPOSITION A-I
- EXERCISES IN ENGLISH COMPOSITION B-I
- 和文英訳演習
人物 
- 翻訳家。
- 1980年代初頭を中心に予備校講師として受験業界に関わっていた。
- 自身のことを「ジェームス板倉」と名乗っていたこともあった。
- 関西から毎週金曜日週1日お茶の水校(3号館)に出講していた。
- 予備校講師としての師の授業の評価は芳しくなかった。
- 例年、年度始めには人気があるが、徐々に増田良繁師の講義に流れるの恒例だった。
- その授業スタイルから、『CHOICE EXERCISES』などの担当の方が向いていると思われたが、当時のお茶の水3号館のCHIOICEは奥井潔師の独擅場であった。
- 著書は割と良著であった。
著作 
学習参考書 
- 『英文を正しく読む50講ー解釈から訳出へ』(研究社)
- 『ハイベーシック英作文』(研究社)
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