解法の完成Ⅰ
Last-modified: Sun, 23 Jun 2024 02:19:23 JST (376d)
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テキスト 
- レベル:6〜9
- ほぼ講義する問題だけでテキストは薄いが、よく考えられて作られてる。
- 問題の出典も古い国立大学後期や医学部、私立大学等の問題ばかりで難関大学の有名問題はほぼ含まれていないので参考書で解いたことのある問題と被る心配もないだろう。
- 難易度は大学への数学の日日の演習の12月から2月に掲載される分野不明問題や分野融合問題程度である。
授業 
- 数学ⅠAⅡBを対象として難問に対する思考のアプローチを総整理し、融合問題、分野不明問題に対する演習を積むのが目的の講座。
- 理系の人間なら多くの人が言うが、本当に苦手なのは数Ⅲよりも数Aだったり数Bだったりする。故に、理系の人間でもテキストを眺めてみて良いならば受講を検討してよい。
- 珍しく「この問題は発想的に厳しいです。」「この問題が解けた人ね、相当力が付いてきています。」など、雲師が言う。
- 雲師のページにもあるように確率や整数、不等式、初等幾何分野などにおけるアプローチがとてもいいという点がよくわかる講座である。
- よく考えて、念入りに予習してくる(ほとんどの問題で答えが出るのは当然で、その上で完答、つまり正確な説明をしてくる)ことが求められるので、数学が好きな人にとっては力を伸ばしてくれる授業であり受講の価値は高い。
- 文系でもきちんとやれるように話してくれるものの、文系の生徒にとってはオーバーワークになりがちなので注意したい(東大文系、一橋なら十分力になると思うが)。
- 問題レベルを市販書で表すと「新数学演習」(大学への数学の発刊している受験数学用問題種で最も難しいもの)や「解法の突破口」にありそう。
- 師は難関・数学完成ⅠAⅡBも担当している。こちらも検討すると良い。
- 結構人気の講座で、締め切りこそしないものの150人ほどの受講者が出る。
- かなり珍しいことだが、毎コマ数分、12コマ目に至っては10分程度延長して、師は授業をして下さる。
- 夏期の解法の研究Ⅰの受講有無は関係ない。
- むしろ解法の研究Ⅰと比べ難易度が飛躍的に上がっているので注意。
- 夏期の講座は整数や数列、確率などまだ分野がわかるような問題が多かったがこちらは本当に分野不明問題や融合問題ばかりのため難易度が上がっているという感じである。
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