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通期教材
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**特徴 [#u426fb0f] -高卒の通期教材は、レベル別に''S''(スーパー)、''H''(ハイレベル)、''C''(チャレンジ)に分かれており、コースによって使用する教材が異なる。 --科目によっては、さらに細かくレベル分けされていたり(英語構文、数学)、違うアルファベットが使われていたり(物理)している。 --このwikiでは、S教材は「英語構文''S''」や「数学X''S''」のように教材名にSとつくもの及びそれに準ずるもの([[数学XB]]、[[物理Hs]]など)を指す。 -通期教材のほとんどは2種類用意されており、1年ごとに交替させて使われている。 --二浪の生徒を考慮しているとのこと。%%三浪以上は想定されていないのだろうか%% --教材のテーマや指導事項などは共通していると思われるが、収録されている問題の大部分が異なっている。 --部分的には改訂されていく。学習指導要領の変更等があった場合には内容が見直され大幅に変わることもある。 -テキストの制作は駿台文庫が行なっている。東京・お茶の水と京都にテキストを監修する部署をおいている。 --京都で制作されたテキストには表紙に四角囲みでK(🄺)と記されている。京都のKである。 --時折、K印が講師陣の東西対立の象徴のように語られることがあるが、テキスト制作の責任部署が異なり、それを区別するためにつけられたものに過ぎない。 ---実際、K印が付いている教材であってもテキスト監修は関東の講師が行っていることもあるし、竹岡広信師のオンデマンドのテキストは関東の部署で発行されている。 --余談だが、関東と関西で作成教材の紙質やフォントなどが異なっている。 -駿台の教材は、特に通期教材の場合、必要最低限しか書かれていないことが多い。 --授業と合わせて初めて真価を発揮する。 --教「材」は、講師が講義で学習内容を伝えるために用いる「材料」「素材」にすぎない。そのため、担当講師の「授業力」が問われるとともに、生徒も一生懸命吸収しようとする姿勢が欠かせない。 --要項や概説は簡素だが、問題の選定は大変よく考えられている。一問一問にポイントが多数含まれており、これらを一つ一つ解きほぐすような授業が行われる。 --数学のS教材のページにも言及があるが、駿台の教材とて完璧ではない。駿台の教材だけ熟して合格した人もいるが、駿台以外の教材に手を出しても何ら問題ない。一方、むやみに他教材に手を出して駿台のテキストが疎かになるのも問題である。過剰の盲信、過剰の否定いずれも好ましくない。 ---浪人している生徒の中には現役時多くの参考書に手を出して失敗している場合も多いので、通期テキストの復習をしっかりする(答えを覚えてしまうレベルまで)という方針のほうが成功することが多い。要は教科ごとに軸となるものを決めることが大事である。その点で質の高い通期テキストは軸とするのに最適である。 ---テキストがシンプルで詳細な説明は授業に任せられている故、全ての内容の背景の理論や原理について語り尽くすのに通期の授業だけでは時間が足りないことは否めない。通期で扱いきれない周辺事項まで網羅するには講習や参考書が必要になるだろう。実際、講習の中には通期の発展的補強を目的のひとつとするものも多い。 -かつては、要項や基本事項の解説等は全くなく、問題のみで現在よりももっとペラペラだった。 --長老講師達はむしろその薄いテキストに矜持があった。 --現在は石川正明師の影響で分厚いテキストもある。 -英語、数学、生物、小論文など、駿台文庫の指定副教材がある教科もあった。 --%%駿台生は半強制で購入させられるので、駿台文庫はボロ儲けだった。%% --そもそも駿台文庫は駿台補助教材→駿台高等予備校副読本であった。 --指定教材ではないものの、長岡亮介師の『大学への数学 上級問題集』(研文書院)、坂間勇師の『特ゼミ 坂間の物理』(旺文社)、三國均師の『化学標準問題精講』(旺文社)等、テキストと同じ問題が多数載っており、実質、副教材化していた学習参考書もあった。 -河合塾とは違い編集会議が少なく、また代々木ゼミナールのように教科編集部が独立しているわけでもないので、通期教材にも関わらず意外と担当講師の個性が強く出ているテキストもある。 --他講師編集のテキストを批判する講師も%%多く%%いるため、その講師の信者の学生も感化されテキストに批判的になりがちである。 ---%%コバトシ派vs勝田派、塚原派vs福井派など。%% -監修(編集担当)講師が替わると、それまでのテキストを%%勝手に%%全面改訂して別物にしてしまい、%%よくも悪くも古臭い%%駿台の伝統が途切れてしまっている場合もある。 -現在、化学、生物、地理の教材は関西主導、日本史は東西別々である。
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>ページに統一性を持たせるため、''高卒通期・現役クラスの教材の記事を新しく作る際は、以下のひな型をコピー&ペーストし、当てはまる情報を埋めてください。'' -通期教材の記事→''[[ひな形/通期教材]]'' -現役フロンティアクラスの記事→''[[ひな形/現役通期]]'' *高卒クラス [#z5212703] -[[通期教材/英語]] -[[通期教材/数学]] -[[通期教材/国語]] -[[通期教材/理科]] -[[通期教材/地歴公民]] -[[通期教材/旧教材]] *現役クラス [#c8a33b83] 現役フロンティア生は以下のクラス一覧を参照。 -現役フロンティア高3全クラス -現役フロンティア高2全クラス -現役フロンティア高1全クラス *[[通期教材]] [#about] -[[通期教材]]とは、駿台のカリキュラムで一年間を通じて使われる教材である。 **概要 [#x0b4d336] -高卒の通期教材は『基幹教材』『共通テスト対策教材』『大学別教材』『テスト演習型教材』の4つに大別される。 --『基幹教材』は大学入試の範囲の内容を網羅的に学ぶための教材である。 ---基幹教材は駿台での学習の主軸となる教材である。十分な予習のもとで授業に臨み、繰り返し復習すること。入試範囲を網羅するという性質上、確実にマスターすることが望まれる。 ---勘違いが多いが、駿台に敬虔的になって「基幹教材さえやれば受かる」ではない。得意/苦手な分野は人それぞれであり、その余裕度/深刻度も人それぞれである。基幹教材で満足/克服できなかった部分は他で補う必要がある。 --『共通テスト対策教材』は共通テストの傾向と対策を学ぶための教材である。 ---単元別に基礎基本を確認した後、共通テスト(センター試験)の問題を題材として用いて、実際に応用するトレーニングを行う。 --『大学別教材』は志望大学の傾向と対策を学ぶための教材である。 ---大学別教材の前期教材の多くは、早めに入試問題に触れて傾向と対策を掴んでおくことや、入試で必須となる考え方を学ぶことに目標を置いている。そのため、予習で解けなくても、復習で追いつくことができれば最低限大丈夫である。 ---大学別教材の後期教材の多くは、試験本番を想定した実戦トレーニングをすることや、添削により得点力を向上させることに目標を置いている。そのため、予習の段階でなるべく答案を作成し、授業で自分の答案と講師の答案を比較して学びを得るのが望ましい。 --『テスト演習型教材』はテスト演習を行うための教材である。 ---テスト演習型教材は、授業の当日にテスト問題として配布される。授業の前半でテスト演習を行い、後半でその解説を聞く。 ---授業中に解ききれるように頑張るのも大切だが、それ以上に復習が大切である。 -表紙にはカラフルな革のようなレザック用紙が使われており、高級感があり、また丈夫である。(他塾と比べてもだいぶカラフルであり、特に緑色はお〜いお茶ほどの主張強めな色をしている。) --おそらくテンカラーエンボス皮しぼであると思われる。 --丈夫であるが、角がすぐに擦れていく。 **特徴 [#u426fb0f] -高卒の通期教材は、レベル別に''S''(スーパー)、''H''(ハイレベル)、''C''(チャレンジ)に分かれており、コースによって使用する教材が異なる。 --科目によっては、さらに細かくレベル分けされていたり(英語構文、数学)、違うアルファベットが使われていたり(物理)している。 --このwikiでは、S教材は「英語構文''S''」や「数学X''S''」のように教材名にSとつくもの及びそれに準ずるもの([[数学XB]]、[[物理Hs]]など)を指す。 -通期教材のほとんどは2種類用意されており、1年ごとに交替させて使われている。 --二浪の生徒を考慮しているとのこと。%%三浪以上は想定されていないのだろうか%% --教材のテーマや指導事項などは共通していると思われるが、収録されている問題の大部分が異なっている。 --部分的には改訂されていく。学習指導要領の変更等があった場合には内容が見直され大幅に変わることもある。 -テキストの制作は駿台文庫が行なっている。東京・お茶の水と京都にテキストを監修する部署をおいている。 --京都で制作されたテキストには表紙に四角囲みでK(🄺)と記されている。京都のKである。 --時折、K印が講師陣の東西対立の象徴のように語られることがあるが、テキスト制作の責任部署が異なり、それを区別するためにつけられたものに過ぎない。 ---実際、K印が付いている教材であってもテキスト監修は関東の講師が行っていることもあるし、竹岡広信師のオンデマンドのテキストは関東の部署で発行されている。 --余談だが、関東と関西で作成教材の紙質やフォントなどが異なっている。 -駿台の教材は、特に通期教材の場合、必要最低限しか書かれていないことが多い。 --授業と合わせて初めて真価を発揮する。 --教「材」は、講師が講義で学習内容を伝えるために用いる「材料」「素材」にすぎない。そのため、担当講師の「授業力」が問われるとともに、生徒も一生懸命吸収しようとする姿勢が欠かせない。 --要項や概説は簡素だが、問題の選定は大変よく考えられている。一問一問にポイントが多数含まれており、これらを一つ一つ解きほぐすような授業が行われる。 --数学のS教材のページにも言及があるが、駿台の教材とて完璧ではない。駿台の教材だけ熟して合格した人もいるが、駿台以外の教材に手を出しても何ら問題ない。一方、むやみに他教材に手を出して駿台のテキストが疎かになるのも問題である。過剰の盲信、過剰の否定いずれも好ましくない。 ---浪人している生徒の中には現役時多くの参考書に手を出して失敗している場合も多いので、通期テキストの復習をしっかりする(答えを覚えてしまうレベルまで)という方針のほうが成功することが多い。要は教科ごとに軸となるものを決めることが大事である。その点で質の高い通期テキストは軸とするのに最適である。 ---テキストがシンプルで詳細な説明は授業に任せられている故、全ての内容の背景の理論や原理について語り尽くすのに通期の授業だけでは時間が足りないことは否めない。通期で扱いきれない周辺事項まで網羅するには講習や参考書が必要になるだろう。実際、講習の中には通期の発展的補強を目的のひとつとするものも多い。 -かつては、要項や基本事項の解説等は全くなく、問題のみで現在よりももっとペラペラだった。 --長老講師達はむしろその薄いテキストに矜持があった。 --現在は石川正明師の影響で分厚いテキストもある。 -英語、数学、生物、小論文など、駿台文庫の指定副教材がある教科もあった。 --%%駿台生は半強制で購入させられるので、駿台文庫はボロ儲けだった。%% --そもそも駿台文庫は駿台補助教材→駿台高等予備校副読本であった。 --指定教材ではないものの、長岡亮介師の『大学への数学 上級問題集』(研文書院)、坂間勇師の『特ゼミ 坂間の物理』(旺文社)、三國均師の『化学標準問題精講』(旺文社)等、テキストと同じ問題が多数載っており、実質、副教材化していた学習参考書もあった。 -河合塾とは違い編集会議が少なく、また代々木ゼミナールのように教科編集部が独立しているわけでもないので、通期教材にも関わらず意外と担当講師の個性が強く出ているテキストもある。 --他講師編集のテキストを批判する講師も%%多く%%いるため、その講師の信者の学生も感化されテキストに批判的になりがちである。 ---%%コバトシ派vs勝田派、塚原派vs福井派など。%% -監修(編集担当)講師が替わると、それまでのテキストを%%勝手に%%全面改訂して別物にしてしまい、%%よくも悪くも古臭い%%駿台の伝統が途切れてしまっている場合もある。 -現在、化学、生物、地理の教材は関西主導、日本史は東西別々である。
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