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*概要 [#b8ff4910] -多くの講師が様々な用途で配布するペーパーのこと。 --大学や資格試験予備校ではレジュメと呼ばれることが多い。 -かつて、駿台では古老講師や教務がプリント配布には否定的だった。 --きちんと手と口を使って行うのが「授業」である。プリントは最小程度にとどめるように、と伊藤和夫主任講師が直々に声明を発せられた。 --プリント授業をしていたのは、当時まだ若手講師だった秋山仁師や須藤良師くらいだった。 --久山道彦師は''“初めてワープロでプリントを作った講師”''を自称しておられるが、その際は先輩講師達から「愛がこもっていない」と言われたそう。 *特徴 [#ufe30218] -プリントには大別して2種類あり、校舎で刷られた講師オリジナルのものと、駿台文庫(テキスト作成部署)で製作された薄手の管理番号付きのものがある。前者は校舎のプリンターで刷った紙だが、後者は高級な紙を使用している。 -ほとんどが授業前後に教務を通して配られる。もしくは教室前方の机などに置かれるのを各自で取るスタイル。 -近年は教務が人手不足らしく、ベテランの講師でも教務を通したプリント配布ができなくなった。講師室の横にあるコピー機で毎朝講師が自分で印刷している様子が見受けられる。 --山口紹師はプリント配布が不慣れなため毎回効率の良い配布法を模索しているが答えは見つかっていない。 --大島師の季節講習では授業の合間に教卓に持ってくるよう受講生にお願いする。返却しないクラスにはプリントの量を減らす。 ---現在はコロナ対応で廊下に置いておいて各自が持っていく方式になってることもある。 --白木宏明師はプリントを大量に配布するが、それを授業前に準備して教務に渡す、ということはせず、自分で休み時間の度に用意して持ってくる。そのため、休み時間に入ると師がプリントを用意し終わるまで授業が再開されないので、場合によっては休み時間が15分くらいに延びることもある。「教務に渡して最初に配ってもらえばいいのに…」と思う生徒も少なからずいる。 -余ったプリントは後ろに置いておくことが基本である。このことがわからず、4月には必ず各クラスで「先生、プリント多いんですが…」という生徒が出てくる。 --ただし、2013年度のお茶の水校LBでは後ろに置いてあったプリントに向かいの校舎から反射してきた太陽光があたり、ちょっとしたボヤ騒ぎが起きた。気を付けよう。 -近年は紙価が高騰しており、駿台を含む多くの予備校で上層部からプリントの削減が呼びかけられている。%%そんなことよりも他に削減できるものがあるのではないだろうか%% --2023年度から、河合塾では紙のプリント配布を全面的に禁止する予定との噂がSNSで流れている(詳細不明)。駿台もそうなるのだろうか? -どの講師がどの位プリントを使っているのかを、駿台上層部が管理しており、その講師に圧を掛けているらしい。そんなことよりも他に(以下略) --各校舎でも管理しており、全授業のプリントを1セットずつ以上保管してある。従って、欠席時もスムーズにプリントを貰うことができる。 -欠席した授業のプリントは基本的に講師に直接貰うよう指導されるが、人によってはクラス担任を介して頼むように言う講師もいる。とりあえずクラス担任に訊いてみるのが良いだろう。 --校舎によっては(3号館など)、どの講師がどこのクラスのどの授業で何のプリントを配ったのか記録されており、欠席した授業のプリントを教務受付でスムーズにもらえるようになっている(講師から直接貰わないといけないものもまれにある)。 -主に講義の補助として配られるが、板書やテキスト替わりのプリントメインの講師もいる。 --特に、化学科と日本史科と世界史科と物理科。 --中にはテキストを全く使わず大量のプリントを配付し、プリントをテキスト化した方がよいような場合もある。 --宇野師のプリントは大変よくまとまっており人気で、師の担当がないクラスの生徒も勝手に持っていくほど。もはや、%%駿台の素晴らしい%%地理のテキストはやめて、宇野プリをテキストにすべきである。 --久山道彦師や宮下典男師は復習に詰まることがないように配慮し、一回の授業で大量のプリントを配布する。 一方、森下師や雲K師、石川師のように、殆どプリントを配布なさらない講師も少なからずいる。 --久山道彦師の配布するプリントは過保護プリントと呼ばれる。 ---%%どちらかといえば宮下師の膨大な量のプリントの方が過保護だが…%% --雲ブラザーズでも弟のほうは毎回、プリントを配る。 --坂井師の和文英訳Sでは、通期の授業で扱えない問題に関してはプリントで対応するとおっしゃっていたが、その際次の回で一気に30枚以上配ると予告していた。 --物理科でも森下師や小倉師など微積をふんだんに使う講師は基本板書中心でほぼプリントは配らない傾向にある -原則、プリントをメルカリなどで販売するのは禁止(その旨を言う講師も多い)されているが、実際は出品する輩が多い。 --佐藤哲師「渡辺先生のプリントはメルカリで8000円だったのに、俺のは300円で…」 -ほぼ完成しているプリントでの授業(特にそのプリントを読み上げるだけのような授業)では眠気に襲われやすい。 -担当クラス外の学生まで貰いに来てしまい、プリントが不足し自腹でコピー代を出した須藤良師や、担当外の学生が貰ったことが担当の長老講師にバレて逆鱗に触れた西山清二師の逸話がある。 -数学科において、担当クラスで講師のそのクラスにおける担当セクション以外の解答を配るのはタブーである。 --まとめプリントで担当セクション以外の分野に踏み込んでしまうことはある。 -ちなみに関西だと、岡田了一郎師、竹岡広信師、山下幸久師などがプリント配布量の多さで有名。特に現役クラスでは、半端じゃないくらい多い。 --"粗悪品を大量に" というわけではない。三師の名前を見ればわかるだろうが、質は最高レベル。 -2020年度後期は授業のライブ配信が行われたため、駿台生マイページから授業前にプリントをダウンロードできた。 --このため、講師は授業の1週間前までにプリントを教務に提出しなければならず、苦労している。 --一方、期限を守らない講師も多く、教務は授業直前にプリントを提出する講師に苦労させられている。
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*概要 [#b8ff4910] -多くの講師が様々な用途で配布するペーパーのこと。 --大学や資格試験予備校ではレジュメと呼ばれることが多い。 -かつて、駿台では古老講師や教務がプリント配布には否定的だった。 --きちんと手と口を使って行うのが「授業」である。プリントは最小程度にとどめるように、と伊藤和夫主任講師が直々に声明を発せられた。 --プリント授業をしていたのは、当時まだ若手講師だった秋山仁師や須藤良師くらいだった。 --久山道彦師は''“初めてワープロでプリントを作った講師”''を自称しておられるが、その際は先輩講師達から「愛がこもっていない」と言われたそう。 *特徴 [#ufe30218] -プリントには大別して2種類あり、校舎で刷られた講師オリジナルのものと、駿台文庫(テキスト作成部署)で製作された薄手の管理番号付きのものがある。前者は校舎のプリンターで刷った紙だが、後者は高級な紙を使用している。 -ほとんどが授業前後に教務を通して配られる。もしくは教室前方の机などに置かれるのを各自で取るスタイル。 -近年は教務が人手不足らしく、ベテランの講師でも教務を通したプリント配布ができなくなった。講師室の横にあるコピー機で毎朝講師が自分で印刷している様子が見受けられる。 --山口紹師はプリント配布が不慣れなため毎回効率の良い配布法を模索しているが答えは見つかっていない。 --大島師の季節講習では授業の合間に教卓に持ってくるよう受講生にお願いする。返却しないクラスにはプリントの量を減らす。 ---現在はコロナ対応で廊下に置いておいて各自が持っていく方式になってることもある。 --白木宏明師はプリントを大量に配布するが、それを授業前に準備して教務に渡す、ということはせず、自分で休み時間の度に用意して持ってくる。そのため、休み時間に入ると師がプリントを用意し終わるまで授業が再開されないので、場合によっては休み時間が15分くらいに延びることもある。「教務に渡して最初に配ってもらえばいいのに…」と思う生徒も少なからずいる。 -余ったプリントは後ろに置いておくことが基本である。このことがわからず、4月には必ず各クラスで「先生、プリント多いんですが…」という生徒が出てくる。 --ただし、2013年度のお茶の水校LBでは後ろに置いてあったプリントに向かいの校舎から反射してきた太陽光があたり、ちょっとしたボヤ騒ぎが起きた。気を付けよう。 -近年は紙価が高騰しており、駿台を含む多くの予備校で上層部からプリントの削減が呼びかけられている。%%そんなことよりも他に削減できるものがあるのではないだろうか%% --2023年度から、河合塾では紙のプリント配布を全面的に禁止する予定との噂がSNSで流れている(詳細不明)。駿台もそうなるのだろうか? -どの講師がどの位プリントを使っているのかを、駿台上層部が管理しており、その講師に圧を掛けているらしい。そんなことよりも他に(以下略) --各校舎でも管理しており、全授業のプリントを1セットずつ以上保管してある。従って、欠席時もスムーズにプリントを貰うことができる。 -欠席した授業のプリントは基本的に講師に直接貰うよう指導されるが、人によってはクラス担任を介して頼むように言う講師もいる。とりあえずクラス担任に訊いてみるのが良いだろう。 --校舎によっては(3号館など)、どの講師がどこのクラスのどの授業で何のプリントを配ったのか記録されており、欠席した授業のプリントを教務受付でスムーズにもらえるようになっている(講師から直接貰わないといけないものもまれにある)。 -主に講義の補助として配られるが、板書やテキスト替わりのプリントメインの講師もいる。 --特に、化学科と日本史科と世界史科と物理科。 --中にはテキストを全く使わず大量のプリントを配付し、プリントをテキスト化した方がよいような場合もある。 --宇野師のプリントは大変よくまとまっており人気で、師の担当がないクラスの生徒も勝手に持っていくほど。もはや、%%駿台の素晴らしい%%地理のテキストはやめて、宇野プリをテキストにすべきである。 --久山道彦師や宮下典男師は復習に詰まることがないように配慮し、一回の授業で大量のプリントを配布する。 一方、森下師や雲K師、石川師のように、殆どプリントを配布なさらない講師も少なからずいる。 --久山道彦師の配布するプリントは過保護プリントと呼ばれる。 ---%%どちらかといえば宮下師の膨大な量のプリントの方が過保護だが…%% --雲ブラザーズでも弟のほうは毎回、プリントを配る。 --坂井師の和文英訳Sでは、通期の授業で扱えない問題に関してはプリントで対応するとおっしゃっていたが、その際次の回で一気に30枚以上配ると予告していた。 --物理科でも森下師や小倉師など微積をふんだんに使う講師は基本板書中心でほぼプリントは配らない傾向にある -原則、プリントをメルカリなどで販売するのは禁止(その旨を言う講師も多い)されているが、実際は出品する輩が多い。 --佐藤哲師「渡辺先生のプリントはメルカリで8000円だったのに、俺のは300円で…」 -ほぼ完成しているプリントでの授業(特にそのプリントを読み上げるだけのような授業)では眠気に襲われやすい。 -担当クラス外の学生まで貰いに来てしまい、プリントが不足し自腹でコピー代を出した須藤良師や、担当外の学生が貰ったことが担当の長老講師にバレて逆鱗に触れた西山清二師の逸話がある。 -数学科において、担当クラスで講師のそのクラスにおける担当セクション以外の解答を配るのはタブーである。 --まとめプリントで担当セクション以外の分野に踏み込んでしまうことはある。 -ちなみに関西だと、岡田了一郎師、竹岡広信師、山下幸久師などがプリント配布量の多さで有名。特に現役クラスでは、半端じゃないくらい多い。 --"粗悪品を大量に" というわけではない。三師の名前を見ればわかるだろうが、質は最高レベル。 -2020年度後期は授業のライブ配信が行われたため、駿台生マイページから授業前にプリントをダウンロードできた。 --このため、講師は授業の1週間前までにプリントを教務に提出しなければならず、苦労している。 --一方、期限を守らない講師も多く、教務は授業直前にプリントを提出する講師に苦労させられている。
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