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高橋正治
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高橋正治(たかはし しょうじ 1925-1995)は、元駿台予備学校古文科講師。国文学者。 *経歴 [#eaf2081a] -神奈川県逗子市生まれ。 -東京大学文学部国文科卒業。 -東京大学大学院修了。 -清泉女子大学文学部国文科(現・日本語日本文学科)教授。 -1995年12月26日、逝去。 -1996年、清泉女子大学名誉教授(3月29日授与)。 -元 山手英学院講師。 -元 駿台予備学校古文科講師(1970 - 1992年度)。 -元 駿台予備学校古文科主任教授(1977 - 1992?年度)。 --桑原岩雄師の後任。 *授業 [#v07a5294] -非常に古文が出来る人向けの授業であり、苦手な人には厳しい授業。 --とも限らなかった。苦手な人(国立理系志望)でも桑原師や関谷師よりもいいという人もいた。 --苦手な人は文法を重視した関谷浩師の授業に潜っていた。 --実際、1992年度の3号館の東大文系スーパー、一橋大セレクトの古文Ⅰは関谷浩師担当で、3号館の東大理系スーパーの古文Ⅰは高橋正治師、古文Ⅱαが関谷浩師担当だったため、関谷浩師の講義に潜る人もいた。 -内容はアカデミック。 --受験だけでなく、公家が武家をどう容認していったかという精神過程について語ることも。 -古文は文法と活用、単語の学習で終わりという考え。 --「古文は日本語なんだから上からス~っと理解できなきゃだめ」が口癖であった。 --現代語にある言葉はそのままに、ない用法や文法、単語を覚えればそれで良いということ。 *担当授業 [#rf85cb6c] **通期 [#h9b7a7f8] -古文選 --お茶の水校3号館・午前部文1α/午前部理1α -古文I --お茶の水校3号館・東大理系スーパー 1992年度 ---東大文系スーパーは関谷浩師。 ---東大理系スーパーの後任は白鳥永興師。 **講習 [#df50245f] -古文基礎 --師の「古文読解教則本」が指定副読本。 -東大古文対策 --長年、高橋正師が担当していた(1992年度まで)。 後任は関谷浩師(1993年度から?年度まで)。 当初は、お茶の水校、池袋校以外に横浜校も関谷浩師が担当していたが、途中で横浜校のみ秋本吉徳師担当になった。 **特設単科 [#s171759f] *人物 [#c3b30d4f] -国文学者(中古文学)。 --『大和物語』研究の大家。 -太平洋戦争末期に学徒動員された元海軍特攻兵。 --そのせいか駿台の古文教材は師の死生観を反映していた。 -当時の旧制高等学校の古文指導の批判もしていた。 --「自分が成長すれば、同じものの見え方が変わる。ものの善悪を論じるときは成長が止まっている。いろんな経験を積んで自分を成長させてみよ。」 -受験参考書、学術書など著書は多数ある。 -大学教授の傍ら、駿台にも山手英学院の同僚だった伊藤和夫師の紹介で出講するようになった。 -1977年に桑原岩雄師から古文科主任教授の職を引き継いだ。 -東大理系コースでは、長らく関谷浩師とコンビを組んでいた。 -東大文系コースでは、それに秋本吉徳師と合わせて最強トリオだった。 --高橋師は訳に、関谷師は文法に、秋本師は解法にこだわりがあった。 -秋本吉徳師の本学および大学の直系の上司。 --あの秋本師が%%服従%%付き従う数少ない御方だったそう。そのこともあってか、師の数少ない薦める参考書の一つが『古文読解教則本』である。 ---なんでも和歌が大嫌いであった秋本師が、これまで一切読んでこなかった源氏物語を読むように言われ、それに秋本師が%%驚くことに%%従っていたのだとか。 ---その割に当時高橋正治師が作成していた古文Ⅰのテキストを秋本吉徳師が批判していたことがある。 --死去の際はお通夜、御葬儀とお手伝いした。 -佐伯孝弘師(元・駿台講師、現・清泉女子大学学長)の恩師。 --佐伯師が、大学院を修了すると同時に、高橋師が清泉女子大学に専任講師として招聘した(平成30年度 清泉女子大学入学式 学長式辞より)。 -池袋の駿友予備学校(のち、駿優予備学校)にも開校当初は出講していた。 -ご自身の研究の集大成に傾注されること、後進に道を譲られることで、1992年度をもって予備校講師を引退した。 --3号館の東大理系スーパーの古文Ⅰは1993年度は白鳥師が担当した。 --1993年度の高卒のパンフレットには写真が掲載されているが駿台に出講はしていない。 *著作 [#c553a857] 多数あるため、駿台関連のもののみ記す。 **学習参考書 [#e6e18c8a] //-『≪タイトル≫』(≪出版社≫、≪発売日≫) -『駿台予備学校副読本 必修 古文読解教則本(駿台受験叢書)』(駿台文庫、1981年4月) -『古文読解教則本〈改訂版〉(駿台受験叢書)』(駿台文庫、1988年) --『古文読解教則本』(正文社、1963年)の改訂版。 --元々は駿台の校内生用副読本。 --「古文版700選」とも称されていた。 --校内生用副読本を外れた後も、師の夏期講習「古文基礎」の指定副読本だった。 //Amazonの発行年は当てにならないので訂正しました。 以下、絶版 -古典文学読解演習 〜古典とともに思索を〜(駿台文庫、1983年2月) -古文読解問題集(駿台文庫、1993年) -大学受験 必修 頻出古文単語200(駿台文庫、1989年) -大学入試 必ずワカる国語の学習法(共著。駿台文庫、1986年) --現代文科主任教授(当時)・藤田修一師との共著。 // **一般書 //-『≪タイトル≫』--(≪出版社≫ ≪発売日≫)
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高橋正治(たかはし しょうじ 1925-1995)は、元駿台予備学校古文科講師。国文学者。 *経歴 [#eaf2081a] -神奈川県逗子市生まれ。 -東京大学文学部国文科卒業。 -東京大学大学院修了。 -清泉女子大学文学部国文科(現・日本語日本文学科)教授。 -1995年12月26日、逝去。 -1996年、清泉女子大学名誉教授(3月29日授与)。 -元 山手英学院講師。 -元 駿台予備学校古文科講師(1970 - 1992年度)。 -元 駿台予備学校古文科主任教授(1977 - 1992?年度)。 --桑原岩雄師の後任。 *授業 [#v07a5294] -非常に古文が出来る人向けの授業であり、苦手な人には厳しい授業。 --とも限らなかった。苦手な人(国立理系志望)でも桑原師や関谷師よりもいいという人もいた。 --苦手な人は文法を重視した関谷浩師の授業に潜っていた。 --実際、1992年度の3号館の東大文系スーパー、一橋大セレクトの古文Ⅰは関谷浩師担当で、3号館の東大理系スーパーの古文Ⅰは高橋正治師、古文Ⅱαが関谷浩師担当だったため、関谷浩師の講義に潜る人もいた。 -内容はアカデミック。 --受験だけでなく、公家が武家をどう容認していったかという精神過程について語ることも。 -古文は文法と活用、単語の学習で終わりという考え。 --「古文は日本語なんだから上からス~っと理解できなきゃだめ」が口癖であった。 --現代語にある言葉はそのままに、ない用法や文法、単語を覚えればそれで良いということ。 *担当授業 [#rf85cb6c] **通期 [#h9b7a7f8] -古文選 --お茶の水校3号館・午前部文1α/午前部理1α -古文I --お茶の水校3号館・東大理系スーパー 1992年度 ---東大文系スーパーは関谷浩師。 ---東大理系スーパーの後任は白鳥永興師。 **講習 [#df50245f] -古文基礎 --師の「古文読解教則本」が指定副読本。 -東大古文対策 --長年、高橋正師が担当していた(1992年度まで)。 後任は関谷浩師(1993年度から?年度まで)。 当初は、お茶の水校、池袋校以外に横浜校も関谷浩師が担当していたが、途中で横浜校のみ秋本吉徳師担当になった。 **特設単科 [#s171759f] *人物 [#c3b30d4f] -国文学者(中古文学)。 --『大和物語』研究の大家。 -太平洋戦争末期に学徒動員された元海軍特攻兵。 --そのせいか駿台の古文教材は師の死生観を反映していた。 -当時の旧制高等学校の古文指導の批判もしていた。 --「自分が成長すれば、同じものの見え方が変わる。ものの善悪を論じるときは成長が止まっている。いろんな経験を積んで自分を成長させてみよ。」 -受験参考書、学術書など著書は多数ある。 -大学教授の傍ら、駿台にも山手英学院の同僚だった伊藤和夫師の紹介で出講するようになった。 -1977年に桑原岩雄師から古文科主任教授の職を引き継いだ。 -東大理系コースでは、長らく関谷浩師とコンビを組んでいた。 -東大文系コースでは、それに秋本吉徳師と合わせて最強トリオだった。 --高橋師は訳に、関谷師は文法に、秋本師は解法にこだわりがあった。 -秋本吉徳師の本学および大学の直系の上司。 --あの秋本師が%%服従%%付き従う数少ない御方だったそう。そのこともあってか、師の数少ない薦める参考書の一つが『古文読解教則本』である。 ---なんでも和歌が大嫌いであった秋本師が、これまで一切読んでこなかった源氏物語を読むように言われ、それに秋本師が%%驚くことに%%従っていたのだとか。 ---その割に当時高橋正治師が作成していた古文Ⅰのテキストを秋本吉徳師が批判していたことがある。 --死去の際はお通夜、御葬儀とお手伝いした。 -佐伯孝弘師(元・駿台講師、現・清泉女子大学学長)の恩師。 --佐伯師が、大学院を修了すると同時に、高橋師が清泉女子大学に専任講師として招聘した(平成30年度 清泉女子大学入学式 学長式辞より)。 -池袋の駿友予備学校(のち、駿優予備学校)にも開校当初は出講していた。 -ご自身の研究の集大成に傾注されること、後進に道を譲られることで、1992年度をもって予備校講師を引退した。 --3号館の東大理系スーパーの古文Ⅰは1993年度は白鳥師が担当した。 --1993年度の高卒のパンフレットには写真が掲載されているが駿台に出講はしていない。 *著作 [#c553a857] 多数あるため、駿台関連のもののみ記す。 **学習参考書 [#e6e18c8a] //-『≪タイトル≫』(≪出版社≫、≪発売日≫) -『駿台予備学校副読本 必修 古文読解教則本(駿台受験叢書)』(駿台文庫、1981年4月) -『古文読解教則本〈改訂版〉(駿台受験叢書)』(駿台文庫、1988年) --『古文読解教則本』(正文社、1963年)の改訂版。 --元々は駿台の校内生用副読本。 --「古文版700選」とも称されていた。 --校内生用副読本を外れた後も、師の夏期講習「古文基礎」の指定副読本だった。 //Amazonの発行年は当てにならないので訂正しました。 以下、絶版 -古典文学読解演習 〜古典とともに思索を〜(駿台文庫、1983年2月) -古文読解問題集(駿台文庫、1993年) -大学受験 必修 頻出古文単語200(駿台文庫、1989年) -大学入試 必ずワカる国語の学習法(共著。駿台文庫、1986年) --現代文科主任教授(当時)・藤田修一師との共著。 // **一般書 //-『≪タイトル≫』--(≪出版社≫ ≪発売日≫)
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