福井紳一お茶の水校、大宮校を担当。授業ではSECTION2を扱う。1日目は30分程度、2日目は50分程度延長する。通期や講習でよく配られる手書きのプリントが束で配布され、必要に応じて荘園制や国司制度、惣領制などのシステムの解説も行う。また、テキストで扱いが少ない文化史を体系的にまとめられたものも配られる。最初にプリントで正誤問題の取り組み方を確認し、全時代の概観や時代観を解説したのちに問題の解説を行う。師曰く、テキストは時代が行ったり来たりを繰り返すので、常に扱っている問題の時代が歴史全体の中のどこにあたり、その時代観は何かを意識すると短期間でも効果が倍増するそう。解説は国公立や私大にも対応できるように関連事項まで歴史の流れに沿って解説する。時間が限られてるので、普段のような政治に対する見解などはほとんど話さず、超高速で解説する。
福井紳一
大木伸夫お茶の水校、立川校を担当。二日間ともSECTION1を扱う。改めて日本史の正しい勉強法を要求しながら、正文誤文共に一つ一つ吟味し狙われやすい点を総確認していく。テキストに書き込むか、SECTION1をコピーしておくと良い。
大木伸夫
須藤公博Section2の前半を授業で扱う。Section1,Section3は復習用。3では掲載されている題の正答率をふまえ、正答率が低い問題の傾向やテーマを説明される。師はこの講座を演習講座と銘打っており、余程のことがない限り説教は行わないと仰るが、「厳しく」進めて行くことを明言している。センター直前のFA講座であるとともにお茶の水校をはじめとする大規模校舎で授業を行うので、師が受け持つ他の講習に比べて一般生が多く受講する。そのため、師の提示するルールを知らずに注意される生徒も少なからずいる。「このテキストは僕が2/3くらい書いてます」と仰っていた。実際、テキストのはしがきには須藤師がモットーとして掲げている「闘いはここから、闘いは今から」という文が付されている。(但し駿台日本史科名義。)最初の1時間を使ってAPPENDIXの読み合わせを行い、センター試験の出題傾向の特徴や、入試に向けての学習に求められているものの確認を行った上で問題演習に入る。授業の進度は速く、テキストのページもよく飛ぶ。そのため、ページ数の記入などでリンクを貼ることは必須。通史を満遍なく扱うのではなく、上記のセンター試験の特徴を踏まえて掲載されている問題について解説していく。解説冊子がついているため、設問ごとの解説はそちらに委ねられる。最終講では、センター試験日本史B全36問の出題問題テーマの完全予想のプリントが配布される。完全予想の他にも、師が出題される可能性が高いと踏んだ人物(例えば、2018年度入試の場合は生没年の下1桁が「8」年の人物、など)の略歴が記されており、センター後の2次・私大の入試まで重宝する。
須藤公博
池知正昭テキスト編集に参加している。
池知正昭
元データの書式(インラインプラグイン)を継承する
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