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上野一孝
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*経歴 [#ibd651cb] -東京大学文学部国文科卒業。 -佛教大学大学院修士課程修了。 -1958年、兵庫県姫路市に生まれ。 -1975年、森澄雄に師事して、「杉」に投句を開始。 -1976年、第一詩集『葬』を「あくと」発行所より上梓。 -1984年、駿台古文科講師として採用される。 -1993年、「杉」編集長に任ぜられる。また、「杉」同人に推される。 -1997年、第一句集『萬里』を花神社より上梓。また、同句集により杉賞を受賞。 -2005年、「杉」編集長を退任。
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上野一孝(うえの いっこう/かずたか)は、元[[駿台予備学校]]古文科講師。日本文芸家協会会員。元俳人。 *経歴 [#ibd651cb] -東京大学文学部国文科卒業。 -佛教大学大学院修士課程修了。 -1958年、兵庫県姫路市に生まれ。 -1975年、森澄雄に師事して、「杉」に投句を開始。 -1976年、第一詩集『葬』を「あくと」発行所より上梓。 -1984年、駿台古文科講師として採用される。 -1993年、「杉」編集長に任ぜられる。また、「杉」同人に推される。 -1997年、第一句集『萬里』を花神社より上梓。また、同句集により杉賞を受賞。 -2005年、「杉」編集長を退任。 *授業 [#ye791870] -かつての駿台古文科の中心的講師で、[[東大古文>東大古文/夏期講習]]や一橋大国語を担当していた。 --[[東大入試実戦模試]]の国語(古文)の問題作成担当をしていることをはじめ、駿台の「[[東大古文>東大古文/夏期講習]]」は彼が主に作成・担当していた。 -師の最大の特徴は丁寧な添削指導にあった。 --師の講習中の講座の多くは解答を集め後日返却するサービスがあらかじめついていた。返却も早いので直前期になるほど師の需要が高まった。 --講習の[[東大古文>東大古文/夏期講習]]におけるテスト演習は、上野師に限って翌日に返却された(他の講師の場合は数週間後の返却で、授業担当講師の添削ではない)。上野師によると、このことは触れてはいけないらしい。 --「古文記述トレーニング」では、師に直々に添削していただける機会も。特に古文・記述トレーニング-ラストステージは、添削によって論述の確認をしたい者が東大プレ古文演習を差し置いて受講することも多かった ---しかし通期の授業は寝る人や切る人が多く、自分で過去問といて解答読んだ方が…との声もあった。 -文法は必要最小限重要なものをやるといったところだが、説明は非常に丁寧。 --授業が進むと助動詞の判別など文法事項は既知として授業スピードが上がってくる。 ---かつては一番進度が遅かったが、今は一番速い(本人談)。 ---師が[[古文Ⅱα>古文Ⅱα(記述/マーク)]]を担当する場合、後期中旬頃までに補問も全て終わらせ、さらに東大演習コースのテスト演習問題(5回分)を補充した。 -重要単語が登場した際には「ピンポーン」と言う --師曰く「皆さんの先輩方、毎年受験直前にはあたかもパブロフの犬のようになってしまいます」。 --後期は回数が減る。 -また、和歌の解説はその世界観が分かるように解説してくれて、定評がある。 --長年、元旦の大宮校で、「古文スペシャル-和歌読解の戦略と戦術-」を担当していた。 -板書の字が小さく、師もこの旨を宣言してから授業に入った。 --字は癖字であまり読みやすくはないが、板書についての質問は受け付ける等のフォローもしてくれるので問題はないだろう。 -自身の体験談をギャグを絡めて雑談風にしゃべっておいて最後に単語や文法の説明にむすびつける。最初はカオスだが最後でぱっとまとまりを見せるマジシャン的な説明は印象に残りやすい。 --雑談なのか説明なのか分からなくなることがあるので注意。 --文法の話になるとときどき真顔でボケを言って印象付ける。勿論、それは役に立つ内容である。 -授業中真顔でギャグを言うことが多くその内容は非常にシュール。 --ウケを狙ってちょこちょこ小ネタ出すがウケるウケないに差がある。 --ウケる場合は多くの生徒の笑いを誘う。ウケない時は「ちょっとみんなには難しかったか?」と言って濁して着地する。 -マドンナ古文について批判的な話をすることが度々ある。 --「ま〜、どんな古文?」 -基本的に同じ教材の場合雑談を含めクラス関係無く授業内容は全く同じだそう。「毎回隣のクラスと同じ所で受けて同じ所で滑ってます。」 -映像授業では生徒の反応がないためか、同じところをひたすらループするということがある。通常授業では生徒がいるのでそのようなことはない。これもパーキンソン病の持病によるものだろうか。 *担当授業[#dd2f8ae1] #fold{{{ ''通期'' 出講なし }}} #fold{{{ ''春期講習'' 出講なし オンデマンド -古文がよくわかるシリーズー単語・熟語 -古文がよくわかるシリーズー基礎から始める和歌の攻略 }}} #fold{{{ ''夏期講習'' 出講なし オンデマンド -古文がよくわかるシリーズー単語・熟語 -古文がよくわかるシリーズー基礎から始める和歌の攻略 }}} #fold{{{ ''冬期講習'' 出講なし }}} #fold{{{ ''直前講習'' 直前Ⅰ期 出講なし 直前Ⅱ期 出講なし }}} #fold{{{ ''過去の担当講座'' -通期 --[[古文Ⅰβ>古文Ⅰβ(基幹教材)]](2号館-SF,SH,SI) --[[古文Ⅱα>古文Ⅱα(記述/マーク)]](3号館-LA,LB、大宮校-LA) --[[古文Ⅱβ>古文Ⅱβ(共通テスト/マーク)]](1号館-LG、大宮校-SA,LI,LJ) --古文T/東大古文テスト演習(3号館-LX,LY) -季節講習 --スーパー古文(お茶の水校) --古文特講(お茶の水校、大宮校) --古文記述トレーニング-6つのステージ-【オリジナル講座】(お茶の水校、大宮校) --古文・記述トレーニング-ラストステージ【オリジナル講座】(お茶の水校) --古文スペシャル-和歌読解の戦略と戦術-【オリジナル講座】(お茶の水校、大宮校) --[[東大古文>東大古文/夏期講習]](お茶の水校) --東大プレ古文演習(お茶の水校、大宮校) --一橋大国語(お茶の水校、立川校、横浜校、津田沼校) --一橋大プレ国語演習(お茶の水校、立川校、横浜校、津田沼校) -オンデマンド --必修古文-基礎から応用へ- --古文の王道 --古典の王道 }}} *人物 [#f87120a1] -古文科のベテラン講師の一人。 --通期の[[古文Ⅰα>古文Ⅰα(基幹教材)]]・[[古文Ⅱα>古文Ⅱα(記述/マーク)]]や講習の[[東大古文>東大古文/夏期講習]]、一橋大国語の古典分野のテキスト作成や授業を担当し、[[東大古文>東大古文/夏期講習]]の解答速報や青本の執筆も担当する実力派講師で、古文科の中心人物であった。 -出講名は「うえの IKKO」だったが、本名は「うえの かずたか」。オカマではない。 -兵庫県姫路市生まれの関西人。 --プロ野球は関西地区出身であることからか阪神ファン。 ---何人かの師たち(詳しくは言えないらしい)と駿虎会(阪神ファンサークル)を形成しているらしく、本人はタイガースのファンでそのことを密かにアピールしている。また、講師陣の中に隠れ阪神ファンがいるらしく、普段は巨人ファンを装いながら阪神ファン、という講師もいるらしい。 --現在は池袋在住。 -京都駿台予備校で浪人した。 --雑談ではこの時のことが多く語られた。 --この類のネタはだいたい面白かった。 -メガネをかけていて、さらに髭をはやしていている。 -日本文芸家協会会員の俳人でもある。 --現在でも清泉女子大学非常勤講師として俳句に関する講義・演習を担当している。 -[[小林隆章]]師、[[大島保彦]]師とは駿台の同期。 --一緒にスキーにいったりしたこともあったらしい。 -大学の入試問題だけでなく解答用紙の形式の研究までもしていた。受講生に向かって「一橋大学の受験モニター募集中」と冗談交じりで宣伝したほど。 --一橋大学は解答用紙を非公表としているため、実際の受験生からの解答用紙の情報を募集しているが、受験生はやはり合格が目標であるため、そこまでは目がいかないことから正確な情報が得られないことが大半である。そこで、解答用紙の形式の情報を知るために受験に行ってほしい人を募集しているとのことである(勿論、謝礼は有るそう)。師自ら受験することも計画しているそうだが、前提となる[[センター試験]]を通るために3科を勉強しなければならないため二の足を踏んでいるそう。 -師の夢はteaching eraser(質問対応できる黒板消しのおじさん) -東京大学解答速報の解説授業を担当。 -近年は病気の影響で手が不自由だった。 --師も、余裕があれば詳細なプリントを作成して板書の代わりにするなどして対策していた。どこまでも生徒想いである。 --足も不自由だったのか、校舎に向かう際は杖をついて出講していた(教壇では杖はついていなかった)。 *駿台遍歴 [#j5c1c4e5] -大宮校が開校した年に講師となり、開校時から2018年度まで大宮校に出講していた。 -新宿校があったころは新宿校の東大文系スーパー、東大理系スーパー、早慶文系スーパーで古文Ⅰ教材を担当していた。 -池袋校の高3のハイレベル古文(スーパー古文は関谷浩師が担当)をかつては担当していた。 -2021年度、引退。([[オンデマンド・サテネット講座>オンデマンドサテネット講座]]のみ残っている) --2021年度ではまだ在籍されている。退職ではなく休職扱い。 -2022年度引退。
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