高橋和浩 のバックアップの現在との差分(No.7)
高橋和浩は元駿台予備学校物理科講師。
高橋和浩(たかはし かずひろ)は元駿台予備学校物理科専任講師。
経歴
- 電気通信大学卒業
- 東京工業大学大学院修了
人物
- 眼鏡をかけていて、服装はとても派手だった。
- ゾウやキリンのプリントなど珍しい柄のシャツ、派手な原色のシャツなどを好んで着ていた。
- 年齢にしては若く見えるほうだった。
- 森下師とは同年代くらいにしか見えなかった。
- 電気通信大学卒業。
- 東京工業大学大学院修了。
- ただし、上記の経歴の真偽は定かではない。
授業
- 授業開始は挨拶をせず、いきなり授業の内容の話から始まる。
- (例):(マイクをつける)→「電磁誘導の問題はねー・・・」
- 一問解き終わると「は~い、どうでしょう・・・」とよく言っている。
- 年々、語尾が不鮮明になるかんじの喋り方になり、「〜☆ZE」という口癖(本人は「〜(です)ね」と言っているが、滑舌が悪いためそうは聞こえない)が特徴。
- いたって真面目に初学者にもわかりやすいように色チョーク、図などを多用し、丁寧に授業を進める。
- まずは基本事項の確認、そして解法の道筋・注意点をまとめた『POINT』を示した後問題を解いていくのがパターンである。
- 板書はカラフルでとても綺麗で、講義ノートが参考書代わりになるとよく言われる。
- 文章はあまり用いず図による解説がほとんどなので、受講する際には口頭説明や自分で副文をフォローしないと、あとからノートを見返して困るかもしれない。
- 質問対応はとても丁寧
- 質問に行っても親切に対応していた。ただ、前述の通り、滑舌が悪いため何を言っているのか分からないときがある。
- 微積は必要最小限しか使わない。
- なお、微積分に関してはしっかりとフォローが入る
- 駿台講師にしては珍しく解き方重視の授業をするため、物理学的な解説はほぼ皆無であった。
- 一部の解法はかなり独特だった。
- その一例に、波のグラフを3次元で考えるという一般人には理解し難いエスパー級の説明もすることが挙げられる。
担当授業
通期
- 駿台在職中は、物理科では1・2を争う人気講師だった。
- 森下師が徐々に人気講師になりつつある時期、小倉師がまだ駿台への出講が少なかった時期、笠原師がコマ数を増やす前の時期、そして退職するまで、1990年代の終わりから退職するどの時期も一貫して、1・2を争う人気講師だった。
- 物理SⅠ
- 講座数やコマ数はとても多かった。講習では締切講座も少なからずあった。
- 物理SⅡ
- 懇切丁寧で基礎からわかりやすい授業を展開した。
- 板書はカラフルでとても綺麗だった。ノートが参考書代わりになるとよく言われた。
- いたって真面目に初学者にもわかりやすいように色チョーク、図などを多用し、丁寧に授業を進めていた。
- 文章はあまり用いず図による解説がほとんどなので、受講する際には口頭説明や自分で副文をフォローしないとあとからノートを見返して困るかもしれないという声もあった。
- 高3スーパー物理
- 上記のように微積分も使って解説するが、山本・森下・小倉師のそれとはすこし毛色が違うものだった。
- 常に最も生徒から人気があるといってもよかった高橋師だが、講師生活も晩年になり、山本・森下・小倉・笠原師ら同じような教え方を共有するグループが主流になるにつれて、最もコマ数が多いのにどことなく傍流にちかい状態になっているようにも見えたとの声も。
- 一部の解法はかなり独特だった。
- その一例に、波のグラフを3次元で考えるという一般人には理解し難いエスパー級の説明もすることが挙げられる。
- 「学問の本質を追及する意識高いアカデミック志向の」生徒からは、(学歴と授業の質に必ずしも厳格な相関関係はないのだが)師の学歴もあって、解き方を重視し、かつ時に特殊なやり方を教える師に否定的な声もきかれた。
- 高3物理
- 指導方針の違いから、森下師は師に対してかなり否定的であったようだ。
- 高橋師退職後の今も、森下師が授業中に師を批判することがある。
特設単科講座
- 師編集のテキストは良く出来ていると評判だった
- 講座によっては解法体系をきれいにまとめた参考書的な機能も備えたテキストを作成していた。
駿台サテネット21
講習
- 「春を迎える」サバイバル物理
- CORE講座だけでなく、多くのオリジナル講座を持っていた。
- 電磁気徹底攻略
- 入試物理へのアプローチ
- 東大物理
- 京大物理
人物
- 2013年度で退職した。
- ゾウやキリン、鯉のぼりのプリントなど珍しい柄のシャツ好んで着ていた。
- 眼鏡をかけていたが、2013年度は基本的に眼鏡をかけていなかった。
- 授業中はとても表情豊かであった。
- 特別教材の『原子物理』や指定副教材の『徹底理解 物理』を編集するなど、物理科内でも別格の地位にあった。
- 師編集のテキストは良く出来ていると評判
- 講座によっては解法体系をきれいにまとめた参考書的な機能も備えたテキストを作成。
- 森下師は師に対してかなり否定的であったようだ。
- 森下師は試験で点をとることよりも大学以降の物理と矛盾がないよう根本から教えることが生徒のためだという考えで、解き方重視で学生の人気をとろうとする高橋和師とは指導方針が相容れなかったのだろう。
- あまりの出講数の多さに、他の講師から妬まれていたのも事実である。
- 高橋和師退職後の現在も、師が使っていたと思われるテクニック的な解き方に言及して、森下師が授業中に師を痛烈に批判することがある。
- なお、授業はもちろん教材作成などについても実力があったために、学生の人気を集めていたことは森下師も認めている。
- 師の退職後、講習会では物理のオリジナル講座はいっさい開講されていない。森下師曰く「そういうのはしない決まりにした、というか追い払った」のだそう。
- 両師は2000年代頃に大宮校の高卒クラスで『物理S』をペアで担当していた。
- 坂間師が横浜校で高卒クラスの担当を外れてから、横浜校のスーパーコースのS教材担当は森下師と高橋(和)師だった
著作
- 『即読物理ズバリ!高橋の電磁気―合格点への最短距離 (大学受験Do Series) 』 (高橋和浩 著 旺文社、2001年8月1日)
- 『入試に出る物理苦手問題60題の解き方 (大学入試理科解き方シリーズ) 』(高橋和浩 著 旺文社、2004年9月1日)
- 『高橋和浩の物理電磁気必出問題の解法―合格点への最短距離 (大学受験Do Series) 』(高橋和浩 著 旺文社、2006年6月1日)
- 『らくらくわかる物理I問題集 』(高橋和浩 著 駿台文庫、2006年12月1日)
- 滑舌があまりよくないが、話し上手で授業は聞きやすい。
- 語尾が不鮮明になるかんじの喋り方で、「〜☆ZE」という口癖(本人は「〜(です)ね」と言っているが、滑舌が悪いためそうは聞こえない)が特徴。
- 『徹底理解 物理』(高橋和浩 著 駿台物理科 監修 駿台文庫)
- 駿台予備学校必携副教材だった。
- 質問対応はとても丁寧
- 質問に行っても親切に対応してくれる。何を言っているのか分からないときがある。
- 一問解き終わると「は~い、どうでしょう・・・」とよく言っていた。