講習情報/夏期講習 のバックアップの現在との差分(No.137)


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《→受講講座等の相談掲示板
夏期講習・締切講座一覧

夏期講習よくある質問】←昨年までの相談掲示板のまとめです。
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夏期講習よくある質問】←過年度の相談掲示板のまとめです。
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夏期講習講座詳細 Edit

講座レベル対応表 Edit

講座レベル志望校現役コース
応用(7〜9)東大・京大・一橋・東工・
医学部・旧帝・早慶など
選抜・難関
標準(4〜6)千葉・筑波・横浜国立・
早慶上理・GMARCHなど
標準
基礎(1〜3)主要国公立大・主要私立大基礎

(講習パンフレットより引用)
  • オリジナル講座では担当講師が独自に決めているため、あてにならない事もしばしばある。当wikiを見るなり受講者に聞くなりしよう。

講座の種類 Edit

CORE講座 Edit

  • あらゆるレベル・分野が設置されており、講習期間における学習の中核になるよう位置づけられている講座。
  • テキストは、主に駿台の中核を担う講師が単独もしくは共同で執筆している。
    • テキスト監修講師以外も担当するので、概してテキストは癖のないよう編集される。
    • ただし、日本史の一部の講座は講師が単独で担当者も単独なのでオリジナル講座と変わらないものもある
    • 駿台の長年の受験指導の蓄積の上に作成されたテキストは練られ、質も高い。夏期講習のテキストをきっかけに成績が飛躍した例も多いくらいである。
  • ただし、日本史の一部の講座は講師が単独で担当者も単独なのでオリジナル講座と変わらないものもある。
  • 駿台の長年の受験指導の蓄積の上に作成されたテキストは練られ、質も高い。夏期講習のテキストをきっかけに成績が飛躍した例も多い。

オリジナル講座 Edit

  • ベテラン・人気講師が1人でテキスト作成し講義する講座。担当講師のエッセンスが凝縮したものになる。
  • 人気講師、ベテラン講師が一人でテキスト作成し講義する講座。担当講師のエッセンスが凝縮されたものになる。
    • 実質オリジナル講座だが、一部ローカル校舎など他校舎では他講師が担当する講座もある。
  • オリジナル講座よりCORE講座の方が無難というのが共通認識だが、一方で人気の講座も多く、その是非は人によるだろう。
  • 受講する学生を選び、悪く言えば当たり外れがある、慎重なリサーチの上で受講するべき。
  • 小林俊昭師の「integrative英語」や小林隆章師の「入試数学の盲点」などは、重要であるが通期では時間の都合上扱えない内容を扱う講座であり、人気も高い。
  • 受講する学生を選び、悪く言えば当たり外れがある。慎重なリサーチの上で受講するべき。
  • 小林俊昭師の「integrative英語」や小林隆章師の「入試数学の盲点」などは、重要であるが通期では時間の都合上扱えない内容を扱う講座であり、人気も受講効果も高い。

大学別講座 Edit

  • 名前の通り、各大学の傾向を分析し、過去問や予想問題、他大学の類似問題を演習し、各大学に合わせた対策をする講座。夏期講習では過去問を扱う講座が多い。
  • 名前の通り、各大学の傾向を分析し、過去問やオリジナル問題(偶数年と奇数年で同じ)、他大学の類似問題を演習し、各大学に合わせた対策をする講座。夏期講習では過去問を扱う講座が多い。
  • 多くの講座でテスト演習があるため実戦的である。
  • ただし、校内生は通期と同じような内容になることが多い。夏期に大学別講座を取らない計画を立てる人も多い。霜栄師も大学別講座は外部生向けであり、なるべく質の高いCORE講座を受講して欲しいとおっしゃっていた。
    • その為余裕のある人以外校内生は無理してこの時期に受講する必要はない。コースによっては通期のカリキュラムに大学別対策が組み込まれている。
  • 東大日本史など、夏・冬通して全分野を扱い、冬期は夏の受講を前提としているものもあるので注意。
    • 志望大学の大学別講座がどのようなものか、このwikiなどで夏期・冬期・直前を通して把握しておくと良い。
    • 「夏のうちに大学別講座は必ず受講して、目標に届くには秋以降どうすれば良いかイメージしておこう!」という意見もある。現役生の場合は早めに方針を立てておくのも一つの戦略ではあるだろう。
  • 医系は大学別講座が設置されていないため特に注意が必要である。
  • 志望校のレベルだけでなく、その大学の出題傾向をしっかり分析した上で慎重に講座を選ぶことが望ましい。
    • レベルは多少不相応でも出題傾向と合っていれば受講効果はある。

映像講座 Edit

  • 録画された授業を個別のブースで視聴する講座のこと。
  • 録画された授業を個別のブースまたは自宅で視聴する講座のこと。
    • 録画映像による授業なので巻き戻しが可能。コマ間の10分間休憩も飛ばして受講可能。一時停止も可能で置いていかれる心配もない。
    • 稀に受講時間を大幅超過すると追い出されるので10分休憩などで帳尻を合わせ、次コマの10分前までに終われば心配ない。
  • 映像講座として開講されている講座は、映像オリジナルのもの、ライブと共通のものとで大きく2種類に分けられる。
  • ライブと共通の講座は、時間制約などからライブに比べ授業内容が劣化しがち。
    • 中にはライブを録画したものもあり、当然内容的な質は変わらないが、画質があまりよろしくないのでライブのほうが良い。
  • 映像のみの講座はその多くがテキストがとても充実していて、はじめから解答解説がついているものが多い。
  • 講座によっては収録から数年単位の時間を経ているものもある。
    • こちらはスタジオ(2号館)で収録しているのか画質はよい。

医系対策講座 Edit

  • 医系は大学別講座が設置されていないため特に注意が必要である。
  • 志望校のレベルだけでなく、その大学の出題傾向をしっかり分析した上で慎重に講座を選ぶことが望ましい。
    • レベルは合っていてもその大学の頻出分野でなければ受講価値は下がる。逆にレベルは多少不相応でも出題傾向と合っていれば受講効果はある。

夏期講習の心構え Edit

  • レベルは多少不相応でも出題傾向と合っていれば受講効果はある。
  • 駿台の全科目において理論、いわば理屈を大事にする方針である。逆に言えば入試問題を解く上ではやり過ぎな点が目立つ。勿論それが生徒の興味をそそるバランスのとれた授業スタイルとなる場合、いわばちょっとした小ネタの範疇におさまればいいのだが明らかにそれが主体になってしまうものはある。特に微積などの数学を多用する物理の講座全般、反応機構を重視している夏期の化学特講III、など。しかし、あえて(高校、大学入試の領域のブラックボックスを明らかにした)この方針は解く事に直接役に立つテクニックにはならないがかなり正確に学問を理解する事はできる。講師間でも教え方に関しては意見が分かれる事もあり、受講した生徒も受験対策という目的に沿って考えると反感を抱く者もいるだろう。対して入試に余裕のある受験生(特に高卒生)には良い講座にはなりやすい。講座内容、テキスト、担当講師の授業スタイルとその方針、などはよく確認してほしい。また、テキスト目当てなら講座受講はあまりオススメしない。その場合は駿台出版の参考書の購入を推す。その担当講師が著作した物を噛み砕いた説明、またそのダイジェストとなっている有名講座(入試数学の盲点A→総合的研究 論理学で学ぶ数学――思考ツールとしてのロジック、物理講座全般→新・物理入門新・物理入門演習、化学特講全般→原点からの化学シリーズ
    、他科目→駿台出版or担当講師著作物)は少なくない。

夏期講習の心構え Edit

  • 講座内容・テキスト・担当講師の授業スタイルとその方針、などはあらかじめよく確認しておこう。
    • 駿台は全科目で理論・理屈を大事にする授業方針を取っている。逆に言えば、実際に入試問題を解く上ではやり過ぎな点が目立つ。もちろん、それが生徒の興味をそそるちょっとした小ネタの範疇に収まるのならいいのだが、明らかにそれが主体になってしまっている講座もある。
    • しかしこの方針は、あえて高校・大学入試の領域のブラックボックスを明らかにしているため、問題を解く事に直接役に立つテクニックにはならないがかなり正確に学問を理解する事はできる。受験対策をしたくて受講している生徒は「こんな内容はいらない」と感じられるだろうが、学力に余裕のある受験生(特に高卒生)には良い講座にはなりやすい。
    • また、テキスト目当てなら講座の受講はあまりオススメしない。参考書を出している講師の場合、基本的にそちらに書かれている内容と変わらない。担当講師の著作を噛み砕いた内容となっている有名講座は少なくない。
    • 受けたい講座を全て受けるのは現実的でない。弱い分野・伸ばしたい分野・先手を打っておきたい分野など、自分が重点を置きたい分野を中心に講座を選択したい。
  • 夏期講習では(特に大学別などで言えることだが)受験テクニックはあまり教えない。その理由としては、しっかりとした基礎力(テクニックを扱えるだけの土台)ができていないからである。夏の間にしっかりとした地力をつけることが夏期講習の目標である。(2013年語法と読解内での大島師)
  • 講座を選ぶときに最も大事なのは、講座のテーマと、講座のレベルである。講師・テキストなどの諸々の評判はその次である。また、予習・復習に要する時間をしっかり見積もっておくこと。
    • 例年、講師やテキストにつられて実力よりもはるかに難しい講座を受けた結果、予習で問題に手も足も出ず、復習に時間ばかりかかったあげく、ほとんど得る物がなく講習を終える生徒が多い。レベルに合った講座を受けてしっかり復習した方が最終的な到達レベルが高まることを肝に銘じて欲しい。
      • 講習で得るべきものは、基本的には問題そのものの解き方だけでなく、その問題の背景・基礎や、他の問題を解くのにも使える知恵・知識である。難しすぎる講座を取ると予習でダウンしてしまい、こうした学びを得られなくなってしまう。
      • 一部「超優秀な生徒もたじろぐような難問を出し、予習でじっくり考えさせることがメインで、授業ではその解き方を学ぶ」という講座もある。しかし、そのような講座が合っているというハイレベルな生徒はごく稀。
      • 入試数学の盲点化学特講物理特講などは、人気講師の担当する良講座であることが知られている。しかし同時に、受講希望者が漠然と考えている以上にレベルが高い。
        これらの講座は、あくまで「その分野を既にまんべんなく固めた者がさらに力を伸ばす」ための講座であるため、前期のテキストの内容すらおぼつかない人が受講しても全く意味はない。素直に自分のレベルに合った講座を選択するべきである。

        特に現役生の場合、これらの講座が合う人(通期でその科目の最上位クラスに在籍し、かつ授業にきちんとついていけている生徒)はほとんどいないと考えてよい。
    • 「もうできる問題の解説を聞いてもムダだろ?」と考える人もいるかもしれないが、その問題の背景や別解を学んだり、気づかなかった抜け漏れを発見するなど、自習だけでは得にくいメリットがある。
      • 同じ解説を繰り返し聞くことは無駄ではない。テキストの要項や講義問題はあくまで素材である。簡単すぎるのも考えものだが、難しすぎて歯が立たないのはそれ以上に問題。
      • ただしレベルの高くないことは前期教材の復習で十分対応できることも事実である。講習の前半で前期教材の復習を完璧に行い、後半でレベルの高い講座を取るという考え方もアリ。
      • 特に大学別講座などで言えることだが、駿台夏期講習では受験テクニックはあまり教えない。しっかりとした基礎力(テクニックを扱えるだけの土台)ができていないからである。夏の間にしっかりとした地力をつけることが夏期講習の目標である(2013年度の語法と読解(夏に架ける橋)内での大島師の発言)。
    • 目安としては、未習の内容を基礎から扱う講座は例外として、テキストをざっと見て浪人生なら半分くらい、現役生は3〜5割は解けそうor見たことがある、というレベルの講座を選ぶのがよい。
      • 受験範囲を既に一通り終わらせている浪人生にとっては、夏期講習の目的は「抜け漏れの発見」であることに注意。未知の事柄の多い現役生とは多少事情が異なる。
        この「抜け漏れの発見」を高いレベルで行うか、苦手な分野に絞って思い切って基礎に立ち返って行うかは、本人の実力による。前期の授業について行けているかどうかは一つの判断基準になる。
    • たとえ実力的に余力があっても、志望校の出題する問題よりもはるかに難しいレベルの問題を扱う講座を受講する意味はない。弱点補強に注力すべきである。自分で判断できない場合は、講師などに相談してみるといい。
    • 大学別講座は、それが揺らぎなく志望している大学であるなら、今の実力が多少足りなくても受講する価値はある。その大学の出題レベルや傾向など今後の学習の指針を得ることができる。一方で、志望校でない大学別講座をテキストや講師目当てで受講するのは全く意味がない。
    • 自分より「デキる」生徒の、「難しい講座でも復習中心で行けばなんとかなる」みたいなアドバイスに注意。それは、「あなた」の実力を踏まえてのアドバイスではない。
      • テキストの分量が多いため、やむを得ずテキストの一部を復習中心でやるというのは一つの考え方であるが、受講前から全てを復習中心でやろうと思うなら、その時点でその講座はあなたのレベルに合っていない。
  • 普段駿台に通っている生徒は、まずは通期授業における学習内容の習得が大事である。某講師曰く、通期教材はかなり難しく作ってあるから、通期教材をしっかりこなせばあとは過去問だけでいい。どうしても苦手なもの以外は夏期講習は校内生はとる必要がないとのこと。当然だが、夏期講習だからといって通期とは異なる特別な事柄を学べるわけではない。中には、通期では扱えない内容を扱う講座もあるが、ほとんどの講座は通期の繰り返しである。その意味では、夏期講習は普段駿台の講義を受けていない校外生向けであるとも言える。
    • 夏期講習の事が気になるのはよく理解できるが、目の前の通期の学習をこつこつやることがまずは大事である。
    • 通期授業あっての夏期講習であり、通期教材を疎かにして、夏期講習を受けるのは本末転倒である。大抵の講師がいう事である。
    • 講習を取り始めるのは、ちゃんと前期の復習が終わるぐらいからにしないと、前期の復習しないという最悪の状態で夏が終わる可能性もでてくるという声もある。
  • 何講座とったらいいかという質問に決まった正解はない。各自の状況や目的による。ただし、上限を7,8個までとする声は多い。
    • 3コマ×4日間の講習を1として計算する。HG講座は2、短期集中講座は0.5。
    • 講座数は7,8個が限界と考えられる(それでも多い)が、本当に必要だと自分が思うならこれ以上でも問題ない。逆に自分で頑張りたいと思うならこれ以下でもいい。駿台の通期テキストはそれを一年間頑張れば受験に通用できるようにできているのだから、過剰に講座を取らず、先ずはしっかりと予習、復習、自習を前期のうちに行い、模試を手掛かりに自己分析をすることがもっとも大切である。
      • 講座の平均受講数には文理の別も影響する。文系(特に日本史世界史選択)の場合、現役高卒共に通期では一切扱わない範囲が出てくる。(パンフレットに必修講座と書かれいている講座が該当する。ただし、必修でもとらない人も多い。本当にその内容が必要なのかをしっかり吟味し、自習できるならむやみにとらないこと)講座への取り組み方も、多量の予習を要求する事の多い理科と比べ、社会は復習に重点を置いており、講義のみの講座では基本的に予習不要である事も考えると、''文系東大志望の場合は自然な選択をしても9,10講座ほどに成り得る。
      • また講習の形式も一つの要因と言えるだろう。医系実戦テスト早大文系実戦テストなどは人によって扱いが変わってくるだろうし、京大古文のような全日程テスト演習の講習は予習が不要なのでその分負担も少ない。0.5で換算しても問題はないだろう。逆に言えば8月後半にこのタイプの講習を置くと面倒なことになるということである。
      • “8”というボーダーラインは講師も常々口にしている。特に秋本吉徳師はこれ以上取っている生徒は一度相談しに来いと言うほど。(もっとも秋本師は講習はどこまでも少ない方が良いと語る方なので、この点も結局は個人次第である)
    • 全タームの期間講習を入れて東北大の医学科に合格した者もいれば、どう考えても不必要で自分の趣味で講座を取り苦手な分野の講座を入れなかったものでも東大理Ⅱに受かった者も過去に存在する。人によりけりである。
    • 自習できるなら、講座0でも良い。
      • もちろん、あくまでも「自習できるなら」が条件。全く講座を取らず「あいつ12講座も取ったんだって。馬鹿じゃね?www」などとフロホで馬鹿騒ぎする人もいるが、これでは勉強しておらず本末転倒である。「自分は自習すると言っても意思が弱く遊んでしまう」と思うのなら、講習を取った方がいいこともある。
    • 物理化学の特講シリーズは講座自体重いので消化不良を起こしやすく、前期の復習に手が回らなくなるので取り過ぎは危険。物理化学は1個ずつが限界かもしれない。
    • 教務は多めに講座をとるよういってくるので聞き流そう。
    • 既にある程度理解している人の場合、授業で復習が終わる、といったことができるので多く取ったとしても問題はない。
      • しかし、そういった人は既に勉強のスタイルが確立して自習できる人が大半なのでこのパターンは珍しい。
  • 講座選択の上では、自分の苦手分野、得意分野を正確に把握することが大切である。しっかり講習でやるべきことを考えてから講座選択しよう。
    • 一例として、以下のように考えたりする人もいる。
      • 苦手な分野がなければ、総合的に伸ばす講座が良いが、この場合は無理して取ることはないかもしれない。
      • 苦手分野でも例えば英語の文法など自習でまかなえる所を取るのはよく考えてからでよいかもしれない。
      • 得意でも英語の作文は自習で伸ばすのはキツイ所もあるので講習で補うのも良いかもしれない。
    • 友人の話、駿台浪人経験者の知っている先輩やこのお茶飲みwikiの講座紹介、閲覧用のテキストを見るのも、受講の参考になるだろう。
  • 普段駿台に通っている生徒は、まずは通期授業における学習内容の習得が大事である。いくつ取ったらいいかという質問に答える必要はない。各自の状況や目的による。
    • 一般的には「講習の予・復習を考えると、ある程度絞って取るべき」と言われる。
      しかし、それ以外にも「前期の復習に徹するため全くとらない」という選択肢や、だらけそうな自覚のある人なら「各期間に1つずつとってペースメーカーにし、強制的に勉強するように自分を仕向ける」などの選択肢もある。

      できる人は滅多にいないだろうが、極論を言えば、自習さえできるなら0個でもいい。自分に必要な講座をよく考えて取るのが大切である。
    • 講習の個数は、3コマ×4日間の講習を1として計算する。HG講座は1.5、短期集中講座は0.5。
    • 講座の平均受講数は文理の別や志望校のラインも影響するので、一概には言えない。
      • 文系(特に日本史世界史選択)の場合、現役高卒共に通期では一切扱われず、穴が空いてしまう範囲が存在する。さらに、多量の予習を要求する事の多い理科と比べ、社会科は復習に重点を置いており、講義のみの講座では基本的に予習不要である。こうしたことを考えると、東大文系や一橋の志望者の場合は自然な選択をしても7、8講座ほどになりうる。
    • 講習の形式も講座を選択する際の一つの目安と言えるだろう。医系実戦テスト早大文系実戦テストなどは人によって扱いが変わってくるだろうし、京大古文のような全日程テスト演習の講習は予習が不要なのでその分負担も少ない。0.5で換算しても問題はないだろう。逆に言えば8月後半にこのタイプの講習を置くと面倒なことになるということである。
    • 基礎がある程度固まっている人(具体的には駿台模試の偏差値60以上の生徒)は、第一志望の大学よりも、第二志望以下の大学別講座を取ることも一つの選択である。これは夏のうちに予め併願校の傾向を把握しておくことで、秋以降に第一志望の対策に専念するためである。(久山師談)
    • 上記の志望校別・文理別の事情も鑑みた上で、適切なコマ数を受講しよう。
  • そのうえで、自分の学力に合わせて講座選択しよう。志望校合格のことを考え、合理的な選択を行いたい。選択にあたり、極端に保守的になる必要はないが、謙虚ではありたい。
    • 限られた時間を有効利用し、最大限の成果を得るためにも、慎重に講座を選択すべき。選択にあたっては、講座のレベルはテキストの質や担当講師よりも優先順位が高いことを肝に銘じたい。
      • 志望校(決まっていれば)の出題レベルと自分の実力のみあいでどの程度のレベルの講座を受講すべきかをまずは考えたい。講師やテキストはその後。ここで本末転倒な選択(すなわち、人気講師のハイレベル講座を無理して取る)を行い玉砕する受講生が非常に多い。
      • なによりもまず、前期の教材のレベルが自分に合っていたかを冷静に判断し、実力に対して難しいと感じたら、思い切って基礎的な講座を選択しよう。
      • パンフの(レベルが高めであるにもかかわらず)「意欲があればレベルは問わない」みたいなセールストークはスルー推奨。そんなはずはない。
    • 志望校に合格するための講習である。志望校が決まっているなら、その大学の出題する問題のレベルをはるかに上回る難易度の問題を扱う講座を選択するのはまったく無意味である。
    • 未習領域や極端な苦手領域を扱うものを除いて、テキストを閲覧してみて、半分くらいは自力で解けそうに思われる講座を受講するのが良い。予習の段階でテキストの問題にまったく歯が立たない講座を受講しても、問題意識ゼロの状態で講義を聞くこととなり学習のサイクルが回せず、予習復習に時間ばかりかかった挙げ句、身につくものは非常に限られる。最終的な学力の到達点は、自分に合った講座を取る方が、無理して難易度の高い講座を取るよりも高い
      • 人気講座として誉れ高い「入試数学の盲点」や「物理特講/化学特講」などは、確かに良講座であるが、客観的に見てもその科目の基礎がまんべんなく出来上がっている標準以上の学力の生徒がさらに実力を伸ばすための講座である。よって、どれだけ講師やテキストが魅力的であったとしても、当該科目の模試の成績がふるわなかったり、前期のテキストの定着度が思わしくない生徒や、そもそも苦手意識をもっている生徒が、夏の大逆転狙いで受講してもまったく意味はない。特攻だけに討ち死にするのがせいぜいである。そのような場合、見栄を張らず素直に基本的な講座を取るべき。
      • どうしてもテキストが閲覧できない場合、講座のレベル設定が全体として高い駿台においては、講座紹介の対象とするレベルの範囲の上半分に自分が入っているくらいの講座を受講を受講するのが良いと思われる。
    • 一方で、未習領域及び不得意領域を初級レベルの講座で潰す場合、テキストが難しそうであっても予習復習に要する時間を十分に確保した上で取り組むと良い。
      • その際、敢えて講習を取るか、自習or個別指導にするかは十分考えるべき。
    • 志望校別の対策講座に関しては今の実力を無視して受講しても構わないと思うという考え方もある。内容が実力相応もしくはそれ以上であれば、志望校の傾向にそくした実力の涵養が期待できるし、実力が至らない場合でも、志望校の出題レベルを知り、今後の対策の指針を得ることができるという意味で有意義である。
      • 特に実力不足の者の場合、志望校別講座を受講するためには、その大学が現時点で確固たる「志望校」であることが重要で、「今は実力不足だけど、そこそこ成績が上がったら東大受けてもいいかも♪」程度の心構えならば受講する意味はない。
    • 上記講座選択の目安となる成績は、本来であれば夏休み直前を基準にすべきという見方もある。夏期講習の申し込み開始は異常に早いので、人気講座は早めにおさえ、それ以外は学期の終わり頃にぼちぼち申し込めば良い。
    • もしテキストが届き予習をしてみて、自分の実力と合っていないならば、クラス担任などに相談し講座に変更しよう。
    • 講習会のパンフレットの案内文の中には、受講者数増のための単なるセールストークが散見される、ということは現実問題として知っておきたい。上述の「意欲があれば〜」等が該当する。一方で、「前期のテキストがままならない生徒が受講してもついて来れません」みたいな率直な注記は割愛されるようである。冷静に、しっかりテキストを閲覧して決めたい。
  • 技量のある講師であれば講座内容に限らず多くの情報を提供してくれる。講師の特徴をある程度知っておくとよい。(授業の延長の有無とその度合い、進行スピード、解説はどこまで噛み砕くか、分野全体をどこまで掘り下げるか、講師の大学の専攻は何か、何の分野の解説に優れているか、など)講義内容に関わらず、その講師のオリジナル授業のようになり得る事もある。これはcore講座でもある事である。
  • 駿台らしい高校ではあまり掘り下げないアカデミックな発展事項を集中して聞きたいのであれば、数学では「入試数学の盲点A」「入試数学の盲点B」など。英語は「語法と読解」「integrative英語」など。国語は「現代文revolution」など。物理は微積を含め大学の数学を多用するものが殆どであり、大学別講座含め多くの講座が良質である。更に求めるのであれば「物理特講I、II」を森下師で取るとよい。師の授業は基本事項にはあまり触れないが高校分野の領域を超えることが多く最もハイレベルな授業を展開する。化学は「化学特講III」を講師を選んで受講するよい。駿台の有機化学は暗記の軽減の目的で有機電子論を用いた説明をする講師がいる。物理に微積などの数学を多用するのとは別にあまり入試問題を解く上でも、理解を深めるという目的の上でもあまり役には立たないが好奇心を満たすものにはなる。日本史日本史特講Ⅱなど。
    (他の科目においても記述を加えて欲しい。)
  • また、なんでもかんでも講習で賄おうとするのはよくないという声も多い。「授業受けた方がいい」「参考書で自習出来る」など、自分自身で的確に判断して決めるのがよいだろう。
    • 講習が取れなくとも,あくまで講習は勉強のサポートであるので、独力で頑張れば良い。自学で出来るならそれに越したことはない。
    • とくに理系科目に関しては、講習で骨のある少数の問題を予習-授業-復習のサイクルで身につけてゆく方が良い場合もあれば、解説の詳しい問題集などで標準的な問題をたくさん解いていった方が良い場合もある。分野ごとに得意不得意のある現役生などは、全てを講習で賄おうとせず、上手に組み合わせると良い。
    • 講座パンフレットをみると特に、自習で賄えるような講座まで取りたくなってしまうことがあるので注意。
    • 参考書を出している講師の場合、当然のことだが、基本的に内容はそちらに書かれていることである。
  • 予習復習をしっかりして有意義な講習にしよう。特に問題演習中心の講座は、レベルの高い講座になればなるほど、予習でどれだけ考えたかが大事である。
    • 演習中心の講座を受講して短期間で成果を上げる理想的なサイクルとして以下のようなものが参考になる。
      • 予習で自分の今の実力を総動員して(できるところまででよいので)答案を紙の上に書き出す。
      • 問題意識を持って授業を聞く。新しく学んだことと、分かってるつもりだったことをキチンと区別しておく。
      • 復習では、予習の答案を講師の提示する解法と比較検討しつつ、赤ペンで添削し、予習の際に分かったつもりになっていたことを発見・修正する。可能なら予習の答案を自力で最後まで書き上げてみる。ここをこうすれば解けるんだという手応えを得られるのが理想。(誤解の発見と修正。習ったはずなのにいつまでも同じ間違いをする人はここができていない。誤った理解は脳に対して意識的に修正コマンドを送らないと、ずっと勘違いしたまま。新しいことに対しても「わかったつもり」を再生産し続けることになる。)
        問題意識を持って授業を聞く。新しく学んだことと、分かってるつもりだったことをキチンと区別しておく。

        復習では、予習の答案を講師の提示する解法と比較検討しつつ、赤ペンで添削し、予習の際に分かったつもりになっていたことを発見・修正する。可能なら予習の答案を自力で最後まで書き上げてみる。ここをこうすれば解けるんだという手応えを得られるのが理想。(誤解の発見と修正。習ったはずなのにいつまでも同じ間違いをする人はここができていない。誤った理解は脳に対して意識的に修正コマンドを送らないと、ずっと勘違いしたまま。新しいことに対しても「わかったつもり」を再生産し続けることになる。)
      • 授業で提示された事柄を関連する項目も含めて正確に理解(記憶)したり、あらためて、授業で扱った問題や類題を解き直してみる。この段階では、自分の解き方にあまり拘らず、講師の提示した解法をしっかりモノにすることを心がける。(新しく学んだことの理解・定着。)
    • もちろん復習も大事である。特に天下無敵のvocabulary化学必須知識の徹底整理のような知識整理系の授業は計画的に復習しよう
    • もちろん復習も大事である。特に天下無敵のVocabulary、化学必須知識の徹底整理のような知識整理系の授業は計画的に復習しよう
    • その他、以下のようなことも参考にしよう。
      • 取った講座は予習から本気で臨み、夏の間にマスターするぐらいでないとダメ。9月にまわしても、当然、忙しい日々で気付いたら出来なかったということが往々にしてある。
      • 予習、復習はきちんと計画立てること。プランニングシートを有効活用するのが重要だ。
  • 受けたこと無い講師を受講する場合、お茶飲みwikiを見るか他校舎や他クラスの友達に聴くのが一番良いだろう。
    • まず、職員に聴いてもお茶を濁されるだけなので注意。*1
    • いい講師かどうかの判定に、「お茶の水校横浜校の高3現役フロンティア上位コースに出講しているかどうか」が判定基準として使えたりする。もちろん例外もあるので、一応今あなたの目の前にある四角い端末で口コミを調べておくのも有効。
    • そもそも理想は受ける講座の全てを受けたことのある講師で固めることだという人もいる。教わり方が統一される、通期の授業においても疑問点を聞きやすいなどのメリットがある。
    • 注意したいのは、授業の質問は自分の受けた講師にした方が良いということ。特にオリジナル講座は他の講師ではしっかり解説して貰える保証が無い。また講師も人なので気分良くないのも当然である。よって後になって質問しようと思っていても通期でホーム校舎に出校していないと面倒なことになる。
      • 特にこの点での配慮は英語に注意したい。数学理科は結局同じ答えが出るので、市販の問題集を質問しに行くのと本質的には変わらない。しかし英語は同じ構文主義でも教える内容はかなり異なり、「教材が同じでも講師が違えば得るものは全く違う」(駒橋師談)とまで言われることも。
  • 3号館を除き、最前列は頭の悪い人向けに空席になっている。ただし、3号館での超人気講座は当日対応できないので、事前に相談すべき。
  • プランニングシートではA〜E期間は前期の復習や弱点補強に費やせなどと書いてあるが、CORE講座や人気のオリジナル講座の多くが7月中旬〜8月上旬に集中しているため、教務の言う通りには絶対に進まない。ましてやJ,L期間に良質な講習は余りなく、校舎も閑散とするほどである。
    • 特にこの点での配慮は英語に注意したい。数学理科は結局同じ答えが出るので、市販の問題集を質問しに行くのと本質的には変わらない。
  • 3号館を除き、最前列は目の悪い人向けに空席になっている。ただし、3号館での超人気講座は当日対応できないので、事前に相談すべき。
  • プランニングシートではA〜E期間は前期の復習や弱点補強に費やせなどと書いてあるが、CORE講座や人気のオリジナル講座の多くが7月中旬〜8月上旬に集中している。
    • これは単純に講師が8月中旬頃から休暇を取るせいらしい。この時期の教員向けセミナーを最後の仕事にする人が多いんだとか。
    • 「何故七月に講習が集中するかと言うと、我々講師が沖縄に行くためです。八月の沖縄は駿台講師だらけですよ」(内野師談)
  • 夏の暑い時期なので、水分補給を欠かさず、取り組みたい。長丁場になるので、勉強のし過ぎにはくれぐれも注意したい。
  • 夏を制する者が受験を制するなどどよく言われる。実際、夏に実力差が大きく開くのは確かではあるが、要は日々の積み重ねである。いきなりオーバーペースにならないようにしたい。本wikiを見る暇があるなら勉強しよう。
    • 夏の暑い時期なので、水分補給を欠かさず、取り組みたい。長丁場になるので、勉強のし過ぎにはくれぐれも注意したい。
    • 追い込みや負荷をかけることは必要だが、それで体調を崩してしまうのは本末転倒である。また、やりすぎは精神的にもかなりくる。
    • 休息と勉強のバランスは大切に。

超人気講座を取るために Edit

  • 超人気講座・締め切り講座でも、必ずキャンセル・空きが出るため、根気強く窓口に通えば、取れることも多い。また、複数校舎で開講されているのであれば他校舎に遠征すると取れることも多い。
  • 超人気講座・締め切り講座でも、必ずキャンセル・空きが出るため、根気強く申し込みサイトで空席状況を確認すれば取れることも多い。また、複数校舎で開講されているのであれば他校舎に遠征すると取れることも多い。
    • 校内生でも、運で決まる番号が悪いと取れない程の人気講座は確かにある。しかし、必ず空きが出るため、根気強く窓口に通えば、その時に、運良く空いていれば取れる。
      • 特に会費納入日やテキスト発送後、講座の始まる5日前*2には空きが出ることが多いので狙い目である。
    • たとえばコバトシ師や大島師であれば、お茶の水以外の校舎だと空きが合って受講できる場合もあるので、遠征するというのも一つの手である。
  • ちなみに、基本的なシステムについてすこしふれておくと、受講定員より受講希望者が多いと、抽選によって受講人数を絞る。高卒生は事前に番号が振り分けられてその順に抽選となる。現役はお茶の水校など一部の校舎を除いて番号の振り分けはない。そのため比較的現役のほうが通りやすい。
  • ちなみに、基本的なシステムについてすこしふれておくと、受講定員より受講希望者が多いと、抽選によって受講人数を絞る。高卒生は事前に番号が振り分けられてその順に抽選となる。現役はお茶の水校横浜校など一部の校舎を除いて番号の振り分けはない。そのため比較的現役のほうが通りやすい。
  • しかしながら、超人気講座が必ずしも自分に合うとは限らない。人気講師の中にはレベルが高く内容が濃い授業を展開する為に、学力下位層の生徒にとっては特にアンチ化しやすい。駿台の講師は(一部講師を除き)、解説に長けているので、自分に合ったレベルで講座を取ろう。実力を身につける目的で講座を取るということを忘れてはいけない。
  • ちなみに2022年度では、毎年締め切りを出してきた多くの超人気講座が締め切りを出さなかった。一部の講座は映像受講が可能になったことや、浪人生数の減少などが原因と考えられる。




*1 内規で特定の講師を勧めることは出来ないらしい
*2 キャンセルできる最終日