船岡富有子 のバックアップの現在との差分(No.5)



船岡 富有子(ふなおか ふゆこ)は、駿台予備学校英語科講師。

船岡富有子(ふなおか ふゆこ)は、駿台予備学校英語科講師。3号館,市谷校舎,横浜校に出講。

経歴 Edit

  • 埼玉県立浦和第一女子高等学校
  • お茶の水女子大学英文科卒
  • 早稲田大学日本演劇学科修士課程修了(元禄歌舞伎専攻)
  • 代々木ゼミナールでの指導経験もある。

経歴 Edit

  • 埼玉県立浦和第一女子高等学校卒業。
  • お茶の水女子大学文教育学部外国文学科卒業。
  • 早稲田大学大学院文学研究科修士課程(演劇映像学専攻)修了。
    • 専攻は元禄歌舞伎。
  • 代々木ゼミナール講師。

授業 Edit

特徴 Edit

  • 多く受け持つのは長文読解の講座。構文の授業もうけもつ。
  • パラグラフリーディングの手法で文章を分析する。
    Topic Sentence・Supporting Sentence、Topic・Body・Conclusionなどの考え方を使い、ディスコースマーカー等の英文の論理的構造に着目しながらどちらかというと包括的に英文(の内容)を深くとらえる授業を行う。

    そのため、長文・要約問題の解説に定評がある。
  • ただ一部には、時々入れる構文や熟語の解説も大して役に立たない読んで訳すだけの授業をする、という批判の声もある。
  • ほれぼれするような発音の美しさは有名である。
  • 高度な授業を行うだけあって、構文記号も良く理解せずに安易に質問すると相手にされないことがあるので注意されたい。

人物 Edit

授業 Edit

  • パラグラフリーディングの手法を踏まえつつ、論理把握を主眼において授業は進む。駿台ではあまり多くない授業スタイルである。
    • Topic Sentence・Supporting Sentence、Topic・Body・Conclusionなどの考え方を使い、ディスコースマーカー等の英文の構造に着目しながら包括的に英文内容をとらえる。そのため、長文・要約問題の解説の評価が高い。
      • 他の駿台英語科講師とは毛色の異なる授業スタイルだが、医学部に多い超長文を処理するのには有効な方法。
    • 師の教えをしっかり吸収すれば、駿台英語の弱点とされる速読に強くなることができるだろう。
      • 師の授業で「ここ速読チャンス(サラッと読みとばしてよい箇所)ね」と聞かない時はない。
    • 譲歩→主張という流れを特に意識するよう促し、それを「J→モドリ」という独特の言い方で表現なさる。授業中たびたび登場する。
    • 研究論文や随筆などジャンル別の読解方法や、問題形式別のアプローチ方法も具体的に教えてくれる。
    • 長文の際は要約の作成を意識していることが多い。宿題と称して字数を設定し、丁寧に見てくれる。
  • 文法や構文などの詳細な解説はほぼされない。板書もメモ書き程度で説明は口頭で軽く流すだけのスタイルが中心である。
    • 駿台には構文を使う英語の授業を好む生徒が集まりやすいため、このスタイルの評判は分かれる。
    • 英語構文Sの授業では内容把握よりも文法的な解釈を行う。特に前期は一週で半ページ程度の進度で、後期はペースが上がり一週1ページ程度進み終講週付近はテキストを終えて別教材のコピーを用いて授業を行う。
    • 最近は文法については自作のプリントで基礎から読み方のコツまで丁寧に説明を行うようになった。
  • 時折、構文に絡めた内容も口にすることはあり、構文の授業も担当しているが、あまり評価は芳しくない。
    • 後述するエピソードが示すように構文の大事さも理解はされているようだが、素の読解力で英文を難なく読めるタイプの方なので、斎藤資晴師などの「駿台らしい」構文主義的な授業にはなっていない。
    • 以上のことから、語学のセンスがある程度元からある人向け。合わない人には合わないので、早い段階で授業を切る人もいる。
  • 授業時間精一杯に情報を詰め込む授業ではないので、終始ゆったりした空気が流れる。
    • 市谷校舎で同じく英語入試問題研究NMを担当し、構文を徹底的に重視する齋藤英之師とは真逆の授業スタイルである。
    • そのため、結構居眠りを誘う授業ではある。師の声が心地良いのもあって、寝ようと思えば簡単に寝られる。欠点のひとつ。
    • ペースと語り口調は斎藤資晴師のそれと似ている。
    • 内職とまではいかないが、テキストの文章から単語を抜き出したり独自の論理マップを作ったりなど授業内容に絡めた作業を同時並行でやっている生徒は多い(言い過ぎである)たまにいる。
    • ただ、授業中に通訳のみ見ていて解説を聞いていなかった生徒に厳しく注意するなどの面もあり、なんでも許されると思ってはならない。
      • そもそも、寝ていても許してくれる講師はほぼ居ない。絶対に寝ないように。
  • 文章の解説に例えを用いることが多い。
    • チョコレートなどの甘いものに関する例えが多い。
  • 板書少なめ。受講者層のレベルゆえに口頭説明が多く、しっかりメモを取らないとウトウトしてしまうので注意。
    • 鉛筆や色ペンでテキストやプリントに書き込む様適宜指示する。
  • 授業中は常にニコニコしているが、質問対応では必ずしもそうではないので、怒っているような印象を受けるという声もある。
    • 基本は質問対応でもニコニコしている。原因は不明だが、女子生徒が好んで質問に行く(あくまで筆者の)印象。
    • 授業中でもニコニコしているとは云いつつも、真顔になると怒っているような顔になる。この事は大原師やヒデ師が授業中にネタにすることがある。
  • 師の訳は意訳系である。
  • 時たま、下記の英単語帳の宣伝が入る。
    • 最近はない。

担当授業 Edit

人物 Edit

  • 代々木ゼミナール講師。
  • 齋藤英之師・佐山竹彦師とともに駿台における医系英語担当の一人。
  • スーパー東大コースも長年担当している。
  • 年齢は50代後半でありながらも、小柄な体型と童顔のためか、30代と云っても通用するであろうほど見た目が若い。可愛い。
    • 可愛いという声が一定数ある。20年ほど前の2ちゃんねるには囲いファンも多かった。
    • ふわっとしたパーマのかかった茶色いボブヘアがよく似合っている。可愛い。
    • パンフレットの写真はかなり若く、髪も長く、ほっそりしている。可愛い。
    • 1990年代のパンフレットの写真は、まる子のお母さんのようなパーマでちょっと怖そうである。
    • 背の低さは恐らく駿台一二を争うほどであろう。黒板の下の方に板書する時に目一杯しゃがんでいる。可愛い。
    • モデルのような独特な歩き方をしている。街で見かけると何となくオーラがある。可愛い。
    • 因みに、師が大学生の時は松田聖子の聖子ちゃんヘアというのが流行ったと仰っていたので、おそらく50代後半であると思われる。齋藤英之師と同い年とも噂もある。
    • 勝田師に船岡と呼ばれている。勝田師と同い年との噂もある。
  • ほれぼれするような発音の美しさが有名である。可愛い。
    • 特に英語を読んでいる時、声も美しい。可愛い。
    • 日本語の喋り方がなんとなく独特である。可愛い。
    • アクセントに関する英文読解の授業中にイギリス英語で高貴な女性風に話したところ、クラスの男子生徒を虜にしてしまったことがある。
  • 学生時代から英語が得意で、英語で苦労したことはあまりないそう。いわゆる才能で読めちゃう人である。そういうわけで、「自分は英語できるけど、教えるのは下手」と思っていたそう。
    • 駿台講師になるまで構文を意識したことがなかったそう。駿台講師の試験を受けることになり、初めて駿台ではどうやら構文なるものを使って英文を教えているらしいと知ったんだとか。そこで師は英文解釈教室を一週間で叩き込み、あたかもこれまで構文を使ってきましたというような顔で試験をパスしたらしい。
    • 講師となった以後も半信半疑で構文を使って授業していたが、ある夏の朝に英書を読んでいたら、世界が突然大きく変わってしまったらしい。目が回るように英文が目の前で再構築され、構文の重要性を認識したと言う。
    • それにしては英語構文Sの授業はあまり宜しいとは思えない。
    • 受験生は最終的には構文を取らずに文章を読むことができるようになることが目標だそう。(細かく構文を分析したがる人を病気とおっしゃったこともある)
      • 大島保彦師も「全て構文を取るというやり方からは“離陸”“しなければならない」とおっしゃっている。
      • 要はパッと見ただけで正確に構文が取れるようにしようという感じである。
      • 結局、常に構文を細かく分析する系の講師と主張は同じであるため、変に構える必要はない。
  • 磯崎新が好きで、九州まで作品見学に行ったこともあるという。
  • アクセントに関する英文読解の授業中にイギリス英語で高貴な女性風に話したところ、クラスの男子生徒を虜にしてしまったことがある。
  • テレビは数年に一回しかみない。時間の無駄だと仰っていた。
    • 医療ドラマは好きと言っていた。
  • 愛称は「ふなぴー」。果たして誰がそう呼んでいるのだろうか
  • 演劇が好きらしく、シェイクスピアのマクベスはかなり見たと仰っている。
  • 原稿の執筆が遅めらしく、毎年青本の原稿締め切りが近づく5月ごろになると、講師室で勝田師から「あら船岡さん、原稿はまだまだゆっくりでいいのよ」と言われるほど。もっとも、担当分野の違いもある(勝田師は和文英訳・英作文メイン、船岡師は読解メイン)。
  • 授業中にしばしば「これ私○○○だと思ったね」ということがある。口癖なのかもしれない。
  • 自身が受験生のとき、共通一次のリサーチを出す際、自己採点に下駄を履かせて出したそう。当然A判定が出て、それで勢い付き合格したそう。大島師「船岡、アイツ変わってるんだよなあ」
  • 某師によると、根はなかなかの変態らしい。
    • 医系授業の際には、平気で下ネタを口にする。
    • 市谷校舎のとあるクラスの授業では、女性の妊娠についての文章の説明をしている際に、例え話にピルとコンドームの話をし始め、そこから5分ほどやたらピルとコンドームに関するマニアックな話をひたすらしていた。
    • またある授業では「近親交配」と訳すところを終始「近親相姦」と訳していた。
    • 2016-17年度の順天堂大医系プレで、大原正幸師が「去年、船岡先生と一緒に医科歯科大の解答速報作ってたら船岡先生のiPhoneのSiriがエッチな事を呟きだして、顔を真っ赤にした船岡師が慌ててそれを止めた」と暴露した。可愛い。
    • 船岡師談によると(上記の釈明だろうか)、師がSiriを話題にした時に英語バージョンのSiriが反応し、大原師の日本語を空耳で卑猥な英単語だとSiriが勝手に勘違いしたため"Umm, you can call me dad (badかもしれない)"と突然言い出し、師は「何言っちゃってんの」と思ったとのこと。その後記念にスクショを撮っておいたそう。ちなみにその卑猥な単語は「教育に良くないので教えませんけどね」とのことで教えて頂けなかった。
    • ジェンダーが題材の医系問題解説の際、その問題に関連してかいきなりSEXと言い生徒は笑いを堪えていた。面白い。
    • 高3選抜医系英語の授業で、東京医科歯科大学の過去問を解説した時、キリスト教の話をする際にキリスト教では避妊してセックスすることが認められてない、避妊してセックスするなんてあり得ないと急に言い出した。もちろん、教養をつけてもらうためだが、唐突すぎたため困惑する生徒もいた。なお、その後もコンドームの話をしていた。

著書 Edit

  • 研究社バーチャル予備校 太庸吉薬袋善郎らと共著) 『君の運命を変える 入試英語速読王伝説』(研究社出版、1997年)ISBN 4327764205
  • 勝田耕史大原正幸最首悟) 『お医者さんになろう 医学部への英語』 (駿台文庫、2002年)
  • 女子高出身であり、高校でフェミニズムの講演があった際に、所謂不細工な人ばかりがフェミニズムを語っているのを見てフェミが嫌いになった模様。
    • 大学ではその経験があってか、婦人論を学ばねばいけなかった時、その授業を切っていた。友達からノートを借りてテストを突破していたという。
  • 高3選抜医系英語の授業で、師が持って授業をしている iPad の Siriが急に反応し「問題が起きました。やり直してください」と言った。そしたら師が「え、何?え?誰?私のか(笑)。なんだいきなり。私何もやってませんよ」と驚きながらiPadに話しかけていた。クラスの生徒も少し笑っていた。
  • 師自身が単語帳での暗記をしてこなかったせいか、分厚い単語帳を酷く嫌っている。
    • 分厚い単語帳(おそらく鉄壁)を使っている生徒は落ちると授業で何度もおっしゃる。
    • 「分厚い単語帳使っても受かっている人がいますよ。とか言ってくる子がいるけど、いやいやその単語帳を使わなければもっと良いところに受かったんだよ。」

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