数学XS のバックアップの現在との差分(No.37)


監修講師 Edit


小林隆章を中心に、森茂樹雲幸一郎長崎憲一鹿野俊之の総勢5人により作成

使用コース Edit

監修講師(テキスト作成者) Edit

構成 Edit

前期

  • §1ベクトル、三角関数と図形
  • §2平面図形と式、数列、数学Ⅱの微積分
  • §3論理、多項式、指数・対数
  • §4整数、場合の数、確率
  • §1ベクトル 三角関数と図形
  • §2平面図形と式 数列 数学Ⅱの微積分
  • §3論理と集合 整式の除法、方程式の理論 最大・最小 不等式、絶対不等式と最大・最小 指数・対数
  • §4整数 場合の数 確率
  • 講義問題解答

後期

  • §1ベクトル、三角関数と図形
  • §1ベクトル、図形を中心テーマとする問題
    • 補充問題
  • §2平面図形と式、数列、数学Ⅱの微積分
  • §2平面図形と式、軌跡領域、数列、数学Ⅱの微積分を中心テーマとする問題
    • 補充問題
  • §3論理、多項式、指数・対数
  • §3方程式、不等式、最大最小、論理論証、指数・対数を中心テーマとする問題
    • 補充問題
  • §4整数、場合の数、確率
  • §4整数、場合の数、確率を中心テーマとする問題
    • 補充問題
  • 補充問題解答
  • 講義問題解答
  • 補充問題の解答
  • 講義問題の解答
  • 参考 データの分析

特徴 Edit

  • スーパー系のテキストは前期後期・理系文系とも合議により作成されている。
    • 各セクションをそれぞれの講師が担当してベースを作り、それを元に推敲したうえでテキストが作られている。ZSも同様の作成方法である。
    • §1は鹿野俊之師、§2は雲幸一郎師、§3・4は小林隆章師が作成。
  • テキストの核は代々受け継がれているものである。
  • 標準問題を多く採用しているそうで、雲幸一郎師は「今のテキストはね、昔の駿台と比べたら本当に簡単になりました。」などとおっしゃっていた。
    • しかし、実際は東大入試の古い難問なども含まれており、問題ごとの難度差が激しい(しかし、それは実際の入試もそうなので、問題の難度を見極める練習になると思われる)。
  • 問題の出典は多くが難関大の過去問。問題文を適宜改変したり改題したりしている。石川博也清宮義幸師などの一部の講師は出典を教えることもある。
  • 前期テキストは左ページに予習のための自習問題、右ページに講義問題と基本事項という構成になっている。後期テキストには予習のための自習問題と基本事項は掲載されていないが、各セクション末に補充問題が掲載されている。
  • 問題の出典は多くが難関大の過去問である(特に後期)。
  • 関西でも使用されているテキストである。詳しくは「こちら」を参照。

前期 Edit

  • 教科書章末問題レベルの問題が多い。ただ、§2はやや難しい問題も含まれている。
  • 前期テキストは左ページに予習のための自習問題、右ページに講義問題と基本事項という構成になっている。
  • 前期のテキストはかなり良くできていて、繰り返し復習すれば確実に実力がつく。小林師も前期テキストは問題と解答を覚えてしまうぐらい何度も復習すべきとおっしゃっていた。
  • テキスト作成者の小林師は「前期教材の問題は入試問題として考えると簡単すぎるレベル。この教材を使って単に問題の解き方を覚えるのではなく、その問題のテーマとなっている数学的な事柄を基礎から正確に身につけることが大事。」といった旨を述べている。そのため特に前期教材は1問に対して基礎基本を深く掘り下げてくれる講師に習うとその真価を発揮する。(ZSの方でも同じことであるが後期はまだしも前期のテキストでは別解などを網羅する講師が担当した場合はテキストの価値は落ちてしまう。)
    • 某師曰く「教えるべきことをキチンと教えると、本来時間の枠内に終わるはずがない」とのこと。
  • テキスト作成者の小林師は「前期教材の問題は入試問題として考えると簡単すぎるレベル。この教材を使って単に問題の解き方を覚えるのではなく、その問題のテーマとなっている数学的な事柄を基礎から正確に身につけることが大事。」といった旨を述べている。

後期 Edit

  • 市販の問題集のレベルでいうと上級問題精講と同等あるいはそれ以上。
  • 予習のための自習問題と基本事項は掲載されていないが、各セクション末に補充問題が掲載されている。
  • 巻末には「データの分析」基本事項と前年度共通テスト該当部分の問題と解答が掲載されている。
  • 小林師は「後期テキストは前期に比べ難しくなっているので、すぐに問題が解けなくても自信を無くす必要はない。典型的な解法を身に付けるものではなく、実践演習であり、考えて予習中心に取り組むように。」と仰っていた。
  • 小林隆章師がチーフであるからか、夏期講習実施の入試数学の盲点A入試数学の盲点B数学エクスプレスの参考題と似た問題がみられる。
  • 小林隆章師がチーフであるからか、夏期講習入試数学の盲点の参考題と似た問題がみられる。
  • 目標レベルは東大・京大などの最難関大と書いてあるが、実際のところはかなり東大の傾向に合わせて作ってある(というか東大の過去問が異常に多い)。特に後期になるとその傾向は顕著になる。
    • 実際、出典は東大(文科の過去問も含む)を中心として東大京大阪大など各旧帝大や東工大・一橋・早慶を中心に構成される。90年代後半から00年代前半のものが最も多いが、70年代の東大文科のものなど古い問題も幾分含まれる。
  • 多くの講師が前期のテキストを支持し、後期のテキストはただの過去問の羅列と評している。
    • 実際、出典は東大(文科の過去問含む)を中心として東大京大東北大阪大など各旧帝大や東工大・一橋・早慶を中心に構成される。90年代後半から00年代前半のものが最も多いが、70年代の東大文科のものなど古い問題も幾分含まれる。
    • 後期のテキストもすごくいいのだが、難しめの問題集は巷にありふれているということか。
    • 中には後期テキストには悪問・奇問が数題含まれていると言う講師もいる。
      • 実際、§によっては汎用性が著しく低いと感じられる(少なくともこれよりも良い問題はあるはずだと思われるような)問題も含まれる。
    • §2・3がかなりヘビー。かつ数学的にも基礎となる分野を扱うからか、良いと言われる講師が担当する事が多い。
    • また、§4は場合の数・確率のか比重が大きく整数の扱いが軽い。また、前者の方を先に扱うため、整数に当てられる時間が更に少なくなるという事も多い。
    • 後期のテキストは、担当師によっては時間が余る場合もあり、補充問題を持ってくることもある。
  • 小林師は授業中にこのようなことを言って教室を沸かせた。「このテキスト出来が悪いですね〜。(参照問題に不備があるのを見て)誰が作ったんですかねこれ。んー、僕なんですけど。来年からはもっとしっかりしますね。」
  • 関西でも使用されているテキストである。詳しくは「駿台大阪校wiki:数学XS」を参照。