渡辺浩

渡辺浩(わたなべ ひろし)は、元駿台予備学校数学科講師。数学者。明治大学理工学部教授。

経歴

• 東京都立大学大学院理学研究科博士課程修了。
• 理学博士(東京都立大学)。
  • 数学一般（含確率論・統計数学）
• 元 駿台予備学校数学科講師。
• 明治大学理工学部数学科専任教授。
• 明治大学大学院理工学研究科（数学専攻）教授。
  • 「数理解析研究」

授業

• 度々無言の間が出来る。そのためかなり静かで地味な授業となる。
  • 説明を考えていたと思われる。
  • この間が好きという人もいた。
• さる高貴なお方に似ていらっしゃる。話し方も似ていた。
• 示されるのは簡潔でさっぱりとした解答。
• 板書は横長に書かず、黒板を分割して書くので、東大に向いていた。

担当授業

通期

• 数学XT§5　3号館　東大理系スーパー　1992年度
• 数学B#§1　3号館　午前部理1　1986年度

人物

• 本名は旧字体の渡邊。
• 数学者（基礎解析学）。理学博士（数学一般（含確率論・統計数学））。

• 研究テーマ
  • 偏微分方程式への経路積分の応用
  • フラクタル上の拡散現象の解析
  • 場の量子論の数学的研究（繰り込み群解析）
    • 佐賀大学や名古屋大学大学院多元数理科学研究科でも集中講義を行なった。
  • 量子異常の数学的解析

• 駿台時代は、1980年代中頃に3N＋Yとともに3号館の東大理系コースにも出講し、秋山仁師、長岡亮介師、金沢元基師と並ぶ若手のホープ（当時）だった。
• 長岡亮介師とは明治大学理工学部で再び同僚となった。

著作

専門書

• 『新しい微積分』上・下（講談社、2017年2月）
  • 長岡亮介師、他との共著。

論文・寄稿

• 渡辺浩（2008）「フォン・ノイマン：量子力学の数学的基礎」, 『数学セミナー』2008年9月号（通巻564号）, pp.-, 2008-08-12, 日本評論社.

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