数学コメンタール

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数学コメンタール』は、駿台文庫から刊行されていた大学受験用の数学参考書(公式集)。

『大学入試 数学コメンタール I・IIB〈改訂版〉(駿台受験叢書)』
著者:中田義元根岸世雄野澤悍山本茂年
出版社:駿台文庫
初版第1刷発行:1979/2

『大学入試 新数学コメンタール駿台受験叢書)』
著者:中田義元根岸世雄野澤悍山本茂年
出版社:駿台文庫
価格:1,200円(税込)
ISBN:4-88076-098-6
初版第1刷発行:1984/4/21

数学コメンタール数学I・II・III・A・B・C〉(駿台受験シリーズ)』
著者:山本茂年小川徹夫阿部雄二荒木重蔵
出版社:駿台文庫
価格:1,165円+税
ISBN:4-7961-1236-7
初版第1刷発行:1996/4/26

概要 Edit

  • 大学受験に必要な数学の定理・公式をまとめたハンドブック。
  • 中級〜上級レベル。
  • 駿台予備学校指定副教材だった。
  • 難易度を落とした姉妹書に『基礎徹底 高校数学ハンドブック』(駿台文庫)がある。

特徴 Edit

  • 数学科のレジェンド3N+Yが共同執筆した唯一の本。
  • 発刊当時は数学I・IIBの「現代化カリキュラム」であったが、1982年度から数学I,基礎解析,代数・幾何の当時の新カリキュラム(広義のゆとりカリキュラム)に改定されたことに伴って新版を刊行。その後、1994年に改定された数学I・II・III・A・B・Cの「新学力観カリキュラム」に沿ってさらに改訂された。
  • 当時、黒大数と呼ばれた『大学への数学』(研文書院)と本書は最難関大を目指す受験生の必携アイテムだった。
  • 1984年刊行の新版まではウィトルウィウス的人体図をモチーフにした青と緑の表紙だったが、1994年の新課程版で紫と青の配色に変わり、さらにレーベルが「駿台受験叢書」から「駿台受験シリーズ」に変わることに伴って刊行後に大きく装丁が変更された

構成 Edit

§1 数と式
§2 方程式と不等式
§3 簡単な関数
§4 集合と論理
§5 指数と対数
§6 三角関数とその関連事項
§7 平面図形と空間図形
§8 平面と空間のベクトル
§9 平面と空間の座標
§10 2次曲線
§11 行列と1次変換
§12 数列とその和
§13 基礎解析の微分・積分
§14 最大・最小と値域
§15 順列・組合せと確率
§16 理系の微分・積分
(1987年版)

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