基本英文700選

Last-modified: Sun, 31 Mar 2019 17:43:38 JST (80d)
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概要 Edit

特徴 Edit

  • 本書は、現在においても、毀誉褒貶相半ばしている。
    • 古風あるいは不自然な英文が多く現在では使用する価値がないという評価と、例え古風でも今なお使用価値は大いににあるという評価の対立する評価が並存している。
  • 否定的な側面からみれば、どちらにしろ古風であるのは衆目の一致するところであり、売り手である駿台文庫側ですら、本書の改正版の序文に「独特の硬質な文体」という言葉で、本書の英語が現在一般に使われる英語の表現とは異質であることを、ほのめかしているのだから、歴史的な役割を終えたのでは、ということもできる。
    • 現在駿台で教鞭をとる秋澤秀司師も英語が古風すぎて実戦的でないと指摘している。
      関西の駿台で教鞭をとり英作文の著書もある竹岡師、英語科の古参講師で長く駿台で英文法と英作文中心に教鞭をとってきた飯田康夫師、代ゼミの講師で英作文分野の学習参考書ではベストセラーも出している小倉弘氏(要出典)と、この本に否定的な見方をする講師は多いと言わざるをえない。
  • 肯定的な側面からみれば、適時改正をほどこされてるとはいえ、初版が出版されたのは1968年であり、内容の古さは筆者の責任ではなく、たとえ部分的に問題があってもそれでもなお時代をこえて評価される部分がおおいにあることを肯定的にとらえる必要がある、ともいえるかもしれない。
    • 1980年代、「『基本英文700選』を暗記すれば、わからない英文はなくなる」*2といった本であることを考慮すると良い。今から30年以上前である。
  • 駿台生であった田中康夫氏も本書を推薦している。
  • 和田秀樹氏も初期には本書を推薦していた。
  • 山口紹師によると、晩年の伊藤師は本書のことを「棺桶に持っていきたい」と語ったとのこと。弱点は本人にも認識されていたらしい。
  • この本について、ある高名な英作文参考書に付属した例文集の剽窃であると言われていた(剽窃された側の著者がコラムで暗に批判していた)。

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*1 『The New Art of English Composition』(泰文堂)
*2 朝日新聞、2013年11月13日