森下寛之

Last-modified: Fri, 15 Mar 2024 23:33:30 JST (35d)
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森下寛之(もりした ひろゆき)は、駿台予備学校物理科主任講師。池袋校校長2号館,3号館,池袋校,自由が丘校,横浜校,広島校に出講。

経歴 Edit

  • 1962年、福岡県生まれ。 
  • 広島学院中学校・高等学校卒業。
  • 市谷校舎午前部理3で2浪。
  • 1995年、東京大学大学院理学系研究科修士課程(物理学専攻)修了。
    • 修士論文「超流動3He-B相における音波の非線形現象に関する微視的理論」(1995-03-29)*1
  • 東京大学大学院理学系研究科博士課程(物理学専攻)単位取得満期退学。
    • 大学院での専門分野は物性理論、研究テーマはヘリウム3の超流動。

授業 Edit

  • 授業内容は、最難関コースにふさわしい超ハイレベルなものである。それゆえ東大理系や東工大の合格者からの評価が高い。
    • 基礎基本も出来ていない人には厳しすぎる。基礎から懇切丁寧に教えてくれる講師ではない。
    • 授業には大学受験のみにおいては不要な知識も含まれるが、難関大学入学後のことも見据えて学んでおく価値は非常に高い。
      • 3号館SAでも授業で理解が追いつかない人も多かった内容もある。ノートをきちんと取れば復習で少しでも理解することができる。理解できなくても焦らないことが大切。
  • 受験物理の背景にある科学史などにも触れながら、時に高校範囲を超える数学も交え、ハイレベルでかつ興味深い授業を展開。なお高校範囲外の数学についてはきちんとしたフォローがはいる。
    • 微積分は物理を考える上で必須ではあるがあくまで道具であるという考えであり、物理現象をしっかり観て捉えることに主眼を置き、基本法則から忠実に授業を展開する。
    • 有名な実験を背景とした問題を解説するときは、物理学が単純な数式の羅列ではなく、人間の総合的な知の営みであるという信念に基づき、広範な科学史の知識によるストーリーを話すこともあり、授業の醍醐味の一つとなっている。
    • 難系や赤本を批判している。
    • 2019年度の冬期物理特講では人気講師の存在そのものに否定的な発言をした。
    • 電磁気に入ると、ファラデイを研究者として尊敬している旨の発言を時折なさる。
      • 板書で"ファラデイ"と書くのがチャームポイント。
    • 「つまり」「要するに」といったまとめ方を嫌っている。概念を"文系的に"言葉で説明できることも大事だが、地道に自力で計算してみて初めて分かるのが物理だから、とのこと。
  • 問題解説では分からないふりを演じながら、ひたすら独り言のように喋りながら解いていく。師が「あれぇ、どういうこと?」などと言ったところは、本当に分からなくなっているわけではなく、生徒に分かってほしいところを説明する合図である。
    • もっとも、計算などではよく間違えていることもある。
  • プリントは基本的に配らずにすべて板書中心に講義・解説をしていくのが師のポリシー (エコな授業だろ?とも仰っていた)。
    • 小倉師の陰に隠れているが森下師も板書量はかなり多い方である。
      • 森茂樹師と同じようなリズムと速さと板書量である(字は森師よりは見やすい)
    • 板書はポイントがまとまったものではないが、通年で授業を受ければ一貫した流れである。
      • 板書は色チョークを用途別(変位や速度は黄色、力はピンク、座標軸は緑、など)に使い、見やすい。
    • ごく稀に補足の問題や描きにくいグラフをプリントにする程度(が大抵のテキスト及び解説は師が執筆しているのでグラフは記載済みのことがほとんど)。
    • しかし2014年度夏期物理特講では、初回タームで台風の影響 が生じたら大変だと教務に懇願されて延長するどころか授業短縮になってしまったため異例の 追加解説のプリントを配布した。
  • 本人曰く、プリントはねぇー今はやる気がないから作らないよぉーとおっしゃっていた。
    (某雲Kプリントは自腹にするべきです、とかわけわかんないこと言ってるんだよねぇ〜とも)
  • よく延長する事で有名。なお講習の際は最初の授業で延長についての説明がなされる。
    • 質問しに行こうと講師室に行ってもいない時があるのは大抵の場合他の授業中である。
    • 物理特講(波動)」(現在は廃講)で、その講習の後に他の授業が無い為に、「自分でテキスト作っておいてなんだけど、こんなの16時間じゃ終わる訳ないじゃないねぇ」と言い、毎日1時間ずつ延長する事になり、4日間夜10時近くまでやっていた(今は寮の人間に門限についてお願いされて少し延長時間が短い)。
  • 半笑いの表情のまま、授業開始1、2分前にフラフラと教室に入ってくる事が多い。
    • その後、チャイムがなるまでは雑談のようなことをしたり(この時大抵マイクをONにする)教室全体を眺めたりする。
    • また、授業開始前まで寝ている人がいると、授業直前にマイクを回したりして風の音等で起こすこともある。(雲K同様可愛らしい)
  • ちょっと考えればわかることや、調べればわかるような質問はしないほうがよい。つきはなした対応をとられるので。あまりにも簡単だと怒鳴られることもあるそう
    • 一方、授業をまじめに聞いてしっかりと疑問点を伝えれば、高校範囲に囚われず、かつ明快な別の考え方を提示してもらえる。
    • 考え方や公式の結果にだけ注目して「要はこういうことですよね?」といった聞き方は厳禁。師の理念に反する。
  • 真面目に授業を受けていない学生に対して厳しい。
    • 時には授業を中断して猛烈に怒り出すので注意が必要。昔は今よりさらに厳しかったらしい。
      • 私語や居眠り等をしている者がいなくとも、突然「お前ら全然なっとらん!」と激昂して教室を飛び出すことがある。10分休憩後には戻ってきていつも通り授業をするのでツンデレである。
      • 最前列で授業を聞かずにテキストを解いていた生徒に対して、勉強の仕方は人それぞれだが、目の前でそのような行為をするのは失礼であり、力にもならないと注意していた。その後は予習の綿密さを褒めており、理不尽な叱責はしないと思われる。
        なお、鉄緑会のテキストを授業中に内職した生徒がおり、半端じゃなく怒られていた。成績が良くても師の態度は変わらないので調子に乗らないように。
      • ある夏季の物理特講で、2日連続で遅刻した生徒の顔を覚えており、3日目も遅刻をしたため厳しく叱っていた。
  • 物質の構成粒子間の相互作用に基づいた独特の図解を頻繁に行う。
  • 授業中しばしば物理入門に言及する。問題を解くのに直接必要ない内容について、詳細が知りたければ新・物理入門を参照するよう言うこともあるので、通年で師の授業を受ける場合は持っておいた方が良いかもしれない。
  • 生徒の再現答案には目を通しているようである。そこから採点の傾向を割り出し、どのように生徒にアドバイスすべきか教務にも忠告している。
    • 師編集の東大物理のテキストには再現答案の合格者・不合格者別平均点およびそれらを勘案した講評が記されている。

担当授業 Edit

通期

オンデマンド

人物 Edit

  • 生徒からは「モリシー」と呼ばれている。
  • いったんは一般の企業に就職したそうだが、その会社にこういう人になりたいと思える人がいなかったためすぐに退職し、その後、駿台へ。
    今でいうところのNTTの研究員だった(本人談)。
  • 関東物理科の取りまとめ役として多くのテキストを編集・執筆しているほか、各種模試の編集も行っている。
    • 山本義隆師が第一線を退いた後の物理科を支えている人物であり、関東物理科を牽引している。また、師の執筆する東大入試詳解の解説では大学レベルの数学を駆使した問題研究がなされている。
  • 師は現在駿台物理科のトップであり、師と合わない人は例え講師であってもかなりかなり厳しく冷たい対応を取るので生徒も講師の方も師に刃向かうのは控えた方が良いと思われる。
  • 現浪問わず受け持つのはほぼ最難関コースのみ。
  • 以前は市谷校舎にも出講していたが、突如なんらかの事情により、2016年度以降は母校である市谷校舎には出講しないと宣言している。
    • その理由としては、師が授業いる中で生徒が鉄緑の参考書や難系を広げていたことが原因だとされている。実際、市谷校舎には鉄緑信者が今尚存在している。
    • 師は、鉄緑信者がどうも嫌いらしく、3号館横浜校では鉄緑に関して言及することがよくある。
  • 事実2016年度から小倉師が師の代わりに出講することになった。
  • 通期の物理S高3スーパーα物理、講習の物理特講 –入試物理classic–、東大物理などのテキスト・テストを監修している。
    • 師の作成・編集する演習テストは東大入試を超えるレベルのセットもあり、テキストもあわせて必要十分な質、量の演習を確保してくれる。関西には簡単すぎると言われているそう。
    • とくに夏の物理特講 –入試物理classic–のテキストは非常に良質であるといわれている。
    • なおテキストはTeXで作成・編集している。そのため駿台のテキストの中でもデザインのクオリティが高いといわれている。
    • 少なくとも2012年度までは東大実戦模試には携わっていなかった 。
      • 2013年度の出題がミスではないかと物議を醸したため、師が手をいれるようになったとの話もある。
    • 例えば、2017年度第1回の第2問は師が作成した問である。図も明らかに師作成の通期教材のものと酷似している。
    • 「(とある事項について)あーこれ解説に書いておけばよかったかなー…。でも時間なかったし。お金貰えるなら書いたかもしれないけど…いや冗談だよ。」
  • 師作成のテキストや模試解説は、(後述の確執もあり)一部を除く関西物理科講師陣に目の敵にされている。
  • 東大の青本を2009年より担当している。
    • 2008年以前に担当しておられた故坂間勇師のようなくだけた文体を踏襲している。
    • 基本的にに東大の問題をベタ褒めするが、2014年の問題だけは暗に批判しておられた。そのことについて2015年の講評で「失礼なことを書いてしまった」と記しており、東大の出題者を相当尊重していらっしゃるようだ。
    • 好き嫌いが分かれる講師である。
    • 師に寛容という言葉は似合わない。名前は寛之であるが性質が近いのは某論破王の方であろうか。
  • 毒舌や皮肉、人の悪口,嫌味が多い上、やる気のなさそうな素振りをみせることも多いが、実際は面倒見が非常に良い事で知られる。正しいことは正しい、間違っていることは間違っているとはっきり言う。東進で苑田師に習っていた生徒は、森下師が時々苑田はさぁー等というので不快に思う生徒もいるよう。
    • 物理の教授法や生徒のフォローに強いこだわりがあるからか、授業中に教務課や指導方針が真逆な関西物理科などに辛辣なコメントを吐くことも多い。
      • 関西物理科が「通常授業のテキストをもっと易しくするべきだ」と言ったことに対して、「これくらいの問題をやって、ようやく(テキストの問題より易しい)基本問題が解けるようになる」と言ったものの理解されず、山本師が同様の旨を言ったところ、皆、反論しなかった。
        森下師は「山本師が言うと黙るのだ」と言った後、関西物理科に対し独特のイントネーションで「死んでしまえ」と言った。
        この独特のイントネーションから発せられる「死んでしまえ」は使用される頻度が高い。
        イントネーションは「死んで(→)しまえ(↑)」
  • また、他の塾や予備校の指導についてもかなりよく思っていない。特に鉄〇会への嫌悪は根深いので、師の前でそういった教材を開くべきでない。
    どの講師の講義にも言えることだが、提供されている教材を蔑ろにして別の教材を使うのは大変失礼な行為であり、とりわけ森下師の場合は冗談で済まされない。
    内職などはもってのほかであり、どうしても駿台以外の教材に取り組みたいならば、講義を欠席して他の場所でやるべきある。
    • 師曰く鉄◯会は研究者の卵を潰してるとのこと。ノーベル賞受賞者は鉄◯会から絶対出ないと予言されていた。
    • ただ受験に関しては鉄◯会に負けていることは認めざるを得ないか。
    • 浪人生に対して、〇緑会のテキストについて「お前らあんなテキストで量だけこなしてそれでダメだったからここにいるんだろうが!」と仰っている。師の指導方針に合わないのだろう。
    • 東大教授のなかにも「鉄〇会出身はダメだ」と嘆いている方がおられるとおっしゃる。
  • 他の駿台講師に対してもおかしいと指摘することが多く、山本義隆師以外はボロクソに言う。
  • 関西物理科古大工晴彦師とはお互いにdisり合うほど仲が悪い。古大工晴彦師の授業では、「東京の森下くん」として度々雑談に登場しては批判されている。勿論、双方が根拠をもって批判しているのであり、どちらが正しいと言うことはないだろうが…。
  • 授業中の受験生への皮肉や嫌味も多いが、延長・補講のサービスも多く、質問に行くと調子が悪い時などには励ましてくれる。特に東大・京大・東工大・医学部の合格者には卒業後も師を尊敬している卒業生も少なくない。
    • 師はクラスの雰囲気を感覚で掴み、アドバイスをしてくださる。「君たち、暗いなあ、疲れてるよ。休み時間寝るくらいなら、授業中寝ろぉ。」という発言をしていたが、これは師が休み時間寝ていたら、授業中に頭動くわけないという考えを持っている
    • 某現役クラスでは、授業後、4年間師の授業を担当したCLを生徒の前で褒め称え、拍手を促すなど、やはり気配り溢れる側面が窺える。
      • 師の授業を受けていない日に廊下などですれ違っても顔を見てくる。
        ひいては駿台の外(お茶の水近辺)で駿台生と思われる学生に対して、何か言いたげな顔で凝視することもある。
  • 最近授業中に発言したことがすぐネットにのせられると嘆いていた(ここのサイトの事)。
  • 愛称はもりしー。
  • 180cm以上の長身で、無地のポロシャツ(夏)か、同じく無地やチェックの襟シャツ(夏以外)にジーンズ、といった服装が多い。
  • 2017年5月頃からシャツインをしている。
    • 糖質制限ダイエットで激やせしたためのよう。
      • なお、ダイエット後しばしば勝田師から痩せすぎよと文句をつけられているよう。勝田師の好みは少し太めなのだろう
  • 声のトーンや口調が独特である。
    • 喉の奥から搾り出すような高い枯れた声や、 「~わいな」「~だわな」「~(なん)よ」などや語尾をやや曖昧にしながらも伸ばしたような喋り方が特徴的。完全に広島弁である。
    • ただし滑らかな魅力のある喋り方であるとも言える
    • 生徒や他講師など誰かの真似をするときは声を低くすることも。
    • 映像講座ではですます調になっている。かわいい。
      • 映像講座であっても「IBL公式なんてこんなもん使っとるから物理がわからんくなるんやろうが!」と突然キレ出すこともある。その際黒板にチョークを叩きつけていた。
  • 師自身も駿台市谷校舎)で二浪している。
    • 年齢的に市谷校舎開設当初と思われる。
    • 2年目の所属も市谷校舎だったがほとんど本部校舎3号館)でモグって授業を受けていた。
      • そのため3号館のパンフレットには師がそこで"授業を受けていた"経験が書かれている。
    • 現役時は湯川博士や朝永博士に憧れて京都大学を志望。しかし高3の秋、東京外大志望だった当時の初めての彼女から「森下くんが京都に行くと、お別れになっちゃうね」と言われ東大に志望を変更する。結局彼女ともども落ちてしまい、浪人。
    • 浪人後の話をしていると、彼女の実家が開業医だったことからポツッと「森下くんがお医者さんになってくれたら嬉しいなあ」と言われ、医学部を目指すべく市谷へ。その年は共通一次もそこそこの成績で、当時数学理科、小論文と得意科目ばかりだった千葉大の医学部を受験。落ちるわけがないと思っていたものの不合格。医者向きでない性格を見抜かれ面接で切られたというのが専らの見解
    • 一方の彼女は大学に合格。再び市谷校舎で浪人生活に入るものの、浪人生と女子大生では上手くいかず、5月に別れた。(以上、駿台教育フォーラム第31号『-百周年記念号-座談会わたしの駿台』より)
    • 師はこの経験があるからこそ今駿台の教壇に立っていらっしゃるのであり、「絶対なんてないよぉ」と問題の解説時におっしゃるのである。それをただの口癖だと思って、受け止めてはいけない。師の強い思いを無視してはならないのである。
  • 交友関係は意外と広いらしく、他教科含め多くの講師と仲が良い。特に内野師、鹿野師は時折雑談に登場する。ただし大島師ほどではない。
    • 大島師から「僕はアインシュタインが死んだ年に生まれたんだよね」と自慢されたら「今忙しい」と素っ気ない反応。しかし10分後、師が得意げに「俺はボーア」とわざわざ返答しに来たらしい。
      • その10分間、忙しいのに仕事をせずに隠れて検索していたようだ。なんかかわいい。
      • 「極度の負けず嫌いなんだね」(大島師)
    • 雲孝夫師のことを気に入っている。雲幸一郎師から飲みに誘われた際、「女の子も来るよ」と言われても行く気にならなかった(どうせ職員の誰かなので)が「弟も来るよ」と言われて行くことにしたほど。
      • 第二回東大実戦の講評に悩んでいる折、雲孝夫師が「駿台の教材を講師の代わりに授業できるくらい復習しなさい」という旨を生徒にアドバイスしていたのに強く共感し、そのまま講評に書いてしまった。
      • 他にも運動方程式の教え方について雲孝夫師に共鳴したようで、ベタ褒めしていた。
    • 一方で霜栄師は嫌いらしい。「嫌いなもんは嫌いだから仕方ないわな」と半分冗談で言っていた。
      • だが、よく霜栄が嫌いというネタを話に出すので、真偽は不明である。
      • 大島師の雑談によれば、先日霜師ほか他講師数名と同じ席で飲んでいた模様。なんだ仲良いじゃん
    • 代ゼミに移籍した漆原晃氏とは東大大学院の同級生。ただ、漆原氏の講義をYouTubeで見る限り同い年にはとても見えない。
    • 代ゼミに移籍した仲本浩喜師は中学・高校の後輩かつ駿台の元同僚。
    • 久山道彦師に対してライバル意識を持っているとまでは行かないが、久山師と同じシャツを着たくないらしい。
      • 2号館教務に、森下師、久山師の2号館への出講が重なる日に、久山師と同じシャツを着てくるように懇願されたことがあるらしい。忘れているわけではなかったようだが、着ていかなかったそうだ。
    • 鹿野師とはすごく仲が良く、鹿野師がエレベーターに向かう際にニコニコしながらついていき、鹿野師は「ちょっとぉ…ついてこなくていいよぉ…w」と仰っていた。デキているのであろうか
    • また、それまで講師室内をフラフラ歩いていたが、鹿野師が講師室に入ってこられた途端、「何あれ?ヤクザ?」とおっしゃた。鹿野師の席へ笑顔で行かれることもあった。やはりデキているのであろうか
  • 趣味は競馬、オーディオ、LPレコード、物理学の専門書(主に洋書)を集めること。
    • 人生では専門と趣味の二つの異なる道を追究するべきだという持論を持っている。師の場合は物理とオーディオがライフワークで、駿台を首になってもオーディオ評論家として生活できる自信があるらしい。
      野球も好きでパリーグが好きだそう。西武ファンなのか…?
    • Macintosh の愛用者である。講習期間前などでは講師室でMacBook Proをいじっている師の様子を見ることができる。
  • 恐妻家のようである。
    • 夏期講習中、夜のコマしか授業がないにもかかわらず校舎の開館と同時に出勤する姿も見られることがある。本人曰く「家にいても居場所がないから」なんだとか。
    • 家ではチワワを飼っている。
  • 現在(2018年)高校2年の息子さんがいる(本人談)
    • 「なんか中間テストらしくってねぇ、夜2時くらいに原稿書いてたらねぇ、『ねぇねぇ!お父さん!円運動ってヤバくない!?ヤバイよね!』って言うからさぁ↑、何がやばいの?って聞いたら『だってあれ、公式丸暗記しなきゃだもんね↑!!』って言ってたけどね笑」
    • 「それで、もう微分は学校でやったの?って聞いたら、やってない!!っていうからさぁ、それならしょうがないよね。なんか丸暗記して学校いったらしいけどね笑」
    • 駿台生で師に円運動が暗記なんて言ったら死は免れないだろう。師は息子に自分の正体を隠していらっしゃるのだろうか……。
  • 野球の話をする頻度が比較的高い。
    • 福岡ソフトバンクホークスファンで読売ジャイアンツが嫌い。
      • しかし最近はホークスが強すぎるため嫌気がさしているらしく、ヤクルトファンを装っている。
    • 「巨人の何がいいかわかんないけどさ、小倉先生は巨人ファンなんだよね」
    • 「DeNAがさ、ここからCSに出たとしてもさ・・・」
    • 「阪神の日本S進出決定の翌日に、タクシー内で運転手に熱く阪神の話をされた(東大実戦講座で関西に出講時)」
    • 「阪神の選手がわからないんだよぉ(関西での授業にて)」
  • 河井克之議員とは、高校の同級生だったらしい。
    • 彼は今と変わらず、昔から周りからボロクソに言われるほどメチャクチャ嫌われていたようだ。ちなみに師は彼のことを今でも嫌いと仰っていた。
    • 地元に帰ったら同級生たちと彼の悪口を言いまくってるらしい。
  • 学生時代はバレーボールに熱中していたらしい。ただ、師本人の口から、高校時代は剣道をやっていた、という発言があった。果たしてどちらなのだろう。
    • 中学高校の後輩の仲本浩喜師が自身のブログで「高校の剣道部の先輩」と森下師について記している。
  • 玉ねぎが苦手である。
    • 地球の内部での万有引力を説明する際、地球をスライスした図を書いた途端「俺さ、オニオンスライスってやつ、あのお皿におまけで付いてくるやつ、あれ嫌いなんだよ」といきなり言い出した。
    • 師が市谷に出講していた頃、食堂にて(当時の市谷校舎はまだ食堂が健在だった)オニオンスライスが盛り付けてある定食を誤って選んでしまい、その度に「またやっちまった」と嘆いていた。その姿を見た雲幸一郎師に「同じ失敗を繰り返してしまうのは生徒と同じですね」と馬鹿にされ拗ねたらしい。
  • 円運動の説明でマイクを振り回すことがあるが、何故かマイク部分でなく本体を振り回すことがある。断線しないか心配。
    • 師自身は森茂樹師がマイクのコードを使って円を描くことについては「断線するからやめてほしいのよね」と言ったりする。
  • クレヨンしんちゃんの絵がうまい。
    • 好きなキャラクターはぶりぶりざえもん(本人談)
      • 3号館の女性職員にぶりぶりざえもんが好きだという話をしたところ、忘れた頃にぶりぶりざえもんのペンをもらったとのこと。「そんなこといったっけぇ↑?よく覚えてるねぇ。」
      • 好きだと言う割には「それにしてもあれはひどいキャラクターだねぇ。」
      • 「あれ、なんでこんな話してるんだっけ、あっそっか『だぞ〜』からはじまったんだったっけ。
  • NHKのコント番組「LIFE!」オモエもんが好き。
  • NHKの教養(?)番組「チコちゃんに叱られる!」も大好き。
    • 「『ボーッと生きてんじゃねーよ!』(チコちゃんの物真似)…これ結構使えるなー」
    • 「これはわかるのにあれはわからない、そんな人のなんと多いことか…」(森田美由紀アナの物真似)
      • こっちの方は物真似と気づかない人が多かったためかあまりウケなかった
  • ポケモントレーナーではないらしい。
  • 2013年度の物理特講Ⅱの講習で上智大学の問題を扱う際「上智の女性に振られたことがあるから上智は嫌い」という旨の発言をしたことがある。
    • 類義語は秋本吉徳師の「青学だに入らばや」(青学の女性にフラれたから)
  • 最首悟師・山本義隆師について、学生運動以前の古き良き時代の東大の人として尊敬しているようで、「あんなにすごい人達はもはや東大にもいない」と語っていた。
  • 週に1回、雲、鹿野両師とともにご飯を食べているそう。
  • 声がどことなく坂上忍に似ている。
    • 一見すると性格も似ている。
  • ちょくちょくオヤジギャグを言う。
    • 「この長さは何ぃ?この長さは何なのぉ?この長さは…弧の長さだわな。(沈黙)…すいません。もう辞めます…(爆笑)」 
  • 入試が近付いてくる後期のクラスでは、授業の合間に生徒を激励してくださる。師の経験からくる大学受験そのものへの考え方や重みのある言葉に励まされるという声も多い。
  • 師の授業や師の考える物理はとてもハイレベル(俗に言う公式やテクニックは物理ではない)で上級者には最適だが、師とは異なる(テクニックや便利な公式を用いたり、大学レベルの数学は用いずに本質を伝えること等)人には大変厳しい対応をするので生徒は講師も心得ておくとよいだろう。

発言集 Edit

  • 「コンデンサーの中を電子がビューって飛んでいくんだよ。だから電流が流れるんよお?」
  • 「雲さんを退治しなきゃな。いや、俺の方が退治されるのか。」
  • 「あの人」「(家にいる)女の人」-師の奥様に対する表現
  • 「そんなヤツ物理やめちまえ」-微積を用いない物理に対して
  • 「そんなヤツは生物にしぃ!今からなら、そっちの方がマシなんじゃないのぉ?」-夏期物理特講にて
  • 「単振動は円書いて解いてるし、あれこそ18禁だよぉ!学生にとってよっぽど害だよ」-東大物理25ヶ年の解答に対して
  • 「僕のとこに持ってきな!お祓いしてあげるから。ブックオフに持っていくんだけどねぇ」-多くの市販の問題集の質の低さに言及した際
  • 「セグ(SEG)のヤツが(東大実戦に)文句言ってきたけどさぁ、物理を専門にやってないんだろうなぁ。あそこで物理習ってる人は、ここにはいないだろうねぇ?」-なお,雲幸一郎師はSEGで物理を教えている。
  • 「そこ通ってるSピックスの小学生に教えてやれぇ!回転力なんかじゃないよぉ」-問題解説中に、SAPIXお茶の水校の生徒を例に出した際
  • 「今年駿台がやったことで、唯一素晴らしいことだよぉ」-2014年度、駿台全国模試が3回実施に増えたことに対して
  • 「あの人が、(駿台ならではの薄い)講習のテキストを厚く変えちゃったんだよぉ」-某有名講師に対して
  • 「本当に悪い人だ、あの英語のハゲのおっさんは」-某師に『森下は老けてる』とイジられたことに対して
  • 「雲がすごいってぇ?雲幸一郎がだまっちゃいないぞ!」-台風直撃で短縮授業を頼まれた際
  • 「『森下さんはですね、僕への評価が低すぎるんですよ』って言うけどさぁ、そりゃそうだよなぁ。僕はいつも『弟を連れてきたことが君の駿台への唯一の貢献だね』って言ってるんよ。」(飲み会の途中に開催を聞きつけやってきた雲幸一郎師とのやりとりについて)
  • 「『w』って書いてあってさぁ、意味をインターネットで調べたんよねぇ。嘲笑って書いてあったよ、嘲笑って」-講習アンケートに対して
  • 「分からなかった人はねぇ、来年駿台でやろっかぁ」-高3Sα物理にて
  • 「あいつは絶対energyなんか分かっとらん、分かるわけがない」-某首相に対して
  • 「あのハゲおっさん、物の道理は物理の森下に聞けとか言うんだよ。」-某師から言われて
  • 「なんでわからないんだよ〜」-基本問題を間違えた生徒に向けて。決して怒ってはいない。
  • 「もうできたの?……できてないじゃん。」-テスト演習の際,生徒の答案を覗き込みながら。
  • 「○○に言っておき!もう授業こなくていいって!」-遅刻を2回した生徒について、クラス担任
  • 「ヤバイって今のみんなよく使うよな〜」
  • 「(質問にくる生徒を真似して)『いやぁあ、なんかぁ、そうじゃなくてぇ』そう、『なんかぁ』って言うんだよ、『なんかぁ』って、、」
  • 駿台以外の教材持ってきて質問しに来たら?へし折るぞ!追いはらうぞ!」
  • 「人のことを老けてる老けてるってさぁ。人の年齢を髪の毛の色とか量で判断しちゃダメなんだよ!ボクが一番年下だよぉ!」-森茂樹師、大島保彦師、森下寛之師の3名の中では師が一番老けていると生徒が発言していたことを大島師と森師にイジられたことに対して。師は確かに見た目は実年齢よりかなりとしうえに見えるが雰囲気はそうでもない。
  • 「生徒の方が辛いんだよ!」ー冬期に師が疲れきった雲師を労った時
  • 全国模試や前回の演習を振り返る際に、「(結果を見て)僕は夜に泣いたよ」「誰も悪くない。僕の授業が悪いんだよな」など、自虐的な発言をすることが多い。(その後、大抵「嘘だよ」と言い、アドバイスをしてくれる)
  • テキストの問題に対して、「誰だぁ、こんな変な問題載せたのは?あぁ、僕だぁ。」など事あるごとに自分の作成したテキストの自虐をする。
  • 「関西の先生に『この回路意味ないですよね』とか言われたけどさぁ、確かに意味はないよぉ?でもそもそも回路って難しくてねぇ、実際に組んでみんと分からんからさ、入試問題に出てくる回路だって本当に動くか怪しいのだよ。」(師は最高の音質を求めて日々オーディオ回路を組み立てている)
  • 「フランクヘルツの実験の問題何で入れたか分かるぅ?熱電子はあと少しで向こう側にたどり着くのに、居心地がいい金属グリッドに流されちゃうんよ。人生も一緒だよねぇ。君たちはそうならないように、水銀原子にぶつからないこと、楽な方に流されないことだわな。」
  • 問題のさらなる発展事項を解説する時に、「~やっとく?お前は何様だ!やらせていただきます・・・」という独り言が多く聞かれる。
  • 講習アンケートにちゃんと目を通している。講習期間後半になると、「『~番と~番のカスな問題を抜いてほしい』って書かれたんよ。カスって。」「『延長が殆どなく、物足りなかった』だってさ」などと紹介する。
  • 「こんな解き方してるやつはなぁ、脳が溶けとるよ!」
  • 「あんな物理わからない人が、『不適切発言だから削除します』って言ってたけど、うるせいよ。僕はここでは不適切発言するからねぇ。」(オンデマンドの授業で『こんな(1)解けないなら、東大受けるのやめちまえ』と言ったことを駿台の本部の人に注意された際)-高3Sα物理東大演習プラスの授業にて
  • 「光速とか電気素量くらい覚えときぃよぉ。来週訊くからな、答えられんかったらイジめるよぉ。」
  • 「こんなごちゃごちゃした問題なるとな、ほんとな、うーうーうー、うーうーうーうーって言いたくもなるわなぁ。」
  • 「数値が与えられてる問題はねぇ、合ってるかわからんからな、嫌だなって思うよなぁ?思わんかったらおかしいよ、物理向いてないよぉ……」
  • 数学の人はな、こういう重箱の隅みたいなところばっかり気にするんよ。海苔をこうな、箸でいじくっとるんよ。」
  • 「大学入って物理やろうと思ったらファインマンの最初の方読んでみぃ。あれ読んで分からんかったら物理は諦めて試験で点取ることだけ目指した方がいいなぁ、」
  • 「勉強はね、毎日の積み重ねなの、必死で勉強したことあったらあんなことはできんのじゃないか」(ハロウィンで浮かれていた講師・生徒への批判)
  • 「僕は駿台の失言王だからな。最近も言ったらあかんことばっかいっとるわいな。」-2016年夏期物理特講にて
  • 「Aタームに来てくれた人には授業に熱が入るな。Bの奴らはAでに出てるんやろ?森下より霜がええって言ってるやつに熱こもった授業が出来るかいな。」-夏期物理特講にて
  • プリントで授業して身に付くわけないわな。」-夏期物理特講にて細川豊の物真似とともに
  • 「アホだから電気力線なんて馬鹿なこと考え始める。アレはファラデーの時代の概念だよ」-未だに電気力線などという概念に固執する教育現場を批判する言葉
  • 「名○の森やるくらいならどうぶつの森やれぇ!」
  • 「◯緑会は監獄だよお。そう、帝国、、帝国学園。………皇帝ペンギン2号。」
  • 「東大行ってどうすんの?ユーチューバーなったほうがいいんじゃないの?ピコ太郎になるんだよ!」
  • 「あれだよ、あれぇ、河○塾のどうぶつの森ぃ。実は気に入ってるんよ。今年、5回くらいどうぶつの森って言ってるわな(事実、物理S等に名問の森と同じ問題が改題されて入っている)」
  • 物理は簡単すぎて説明することないんだよねー…。みんな化学の解説受けに来たもんな、ごめんな!(といいつつこの後、物理に限らない東大入試そのものの対策法や、過去の教え子の例を時折冗談交じりに挙げ、十数分間に渡り受講生たちを激励してくださった)」(第1回東大実戦解説講座にて)
  • 数学の採点会議見てたらあいつらさ、『この2問は白紙の答案ばかりだ』とか言って喜んでるんだよね。数学は傾向に沿って作問とはちょっと違うみたいでさー。本当にいいのかな…いや、雲には文句言えるんだけど、森が怖くてな…」(同上)
  • 「(東大合格者は)駿台は1500人くらい、河合もそれなりにいて、東進も何百人といる。代○ミは…あそこは生徒いないしな。」(同上)
  • 「もう1回大学に行くって夢があってさー、行くなら文学部に行きたいな。国文科に行って現代文の講師になって、『現代文ビッグバン』て講座をやって、霜栄を蹴落とすんだよ!あいつは『レボリューション』だろぉ?いや本当にやりはしないけどさ…」(同上)(別の場での発言によると、『現代文ビッグバン』というタイトルは雲孝夫師が思い付いたようだ)
  • 「(波動方程式と偏微分の話を発展事項として説明し終えた後に)何でわざわざこんなことをしたかと言うと、東○ハイスクールでこれをやる講師がいるらしいんだよ!(教室中大爆笑)だから俺もできない訳じゃないって言いたかったの!苑○あいつは…フンっ(黒板を殴る) 痛ってぇ…」(同上)
  • 「(スーパー東大実戦講座について)大阪で授業したら『関西の授業より良かった』って書かれたんだけど、当たり前だよねぇ」
  • 「(物理特講オンデマンド開講について)関西の生徒がアンケートに『関東にはこんな授業があるらしい、こういう勉強したい』って書いたらしいんよ。普通に物理やろうとしたらそうなるわな」
  • 「カトパン嫌いなおじさんはいないよ、たぶん」
  • 「(日本人のノーベル物理学賞受賞者について)小柴さんとかももちろんすごいんだけど、やっぱり湯川さんとか朝永さんのが個人的にはすごいって感じるんだわな」
  • 「あそこでやってるのは勉強でも物理でもないよ」(鉄緑会について)
  • 「(指で幅を作りながら)こんなにいっぱい色々やらせるんだよ。こういう物理の勉強はいいとは思わないんだよなあ。」(鉄緑会について)
  • 「ワールドカップなんて見てたらダメだよぉ。あれ見るとその日の勉強時間2時間ぐらいで、次の日も眠くて一日が無駄になるんだよ。今年は諦めろ!来年見な!あ、来年はないのか...」
  • 「原理に忠実に考えて現象を見るからこそ最もシンプルに解ける。これこそ物理だよ。」(第2回東大実戦模試解説授業にて)
  • 「人間が自然を直観する。それが物理学である。」
  • 「なんなのぉ、「微積を使う物理」って。何だか差別されてるみたいだねぇ。微積を使わない物理なんてない。」
  • 「えぇ~、なんだか雰囲気暗いねぇ。教室の中央にシャンデリアでも飾る?」(復習テストが難しかった時のフォロー)
  • オンデマンドで見てる奴と差が欲しいよな?マイクでも切ってみるか?ほれ」(高3スーパーα物理にて、マイクを付けたり消したりしながら)
  • 「お前らはねすぐに計算する。そうじゃないんだよ。まず現象をとらえるんだよ。」
  • 「レンツの法則はtypeⅡ(Faraday's law of induction)のときだけつかうんだよ。typeⅠ(Motional EMF)のときはいらない。」

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*1 東大理学図書館に問い合わせたところ、当該論文は紛失しており、閲覧は現在不可能となっている 11/9,2018
*2 『私の大学合格予備校作戦2000年版』(エール出版社、1999年)
*3 オンデマンドは50分×12コマ
*4 オンデマンドは、ライブに比べて収録問題数が少なく、50分×12コマである。