東工大物理
Last-modified: Thu, 05 Jan 2023 01:24:14 JST (449d)
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テキスト
- テキスト作成者は小倉正舟。
- 良質だと評判である。
- 概説がかなりいい。
- 繰り返し読むことで東工大の物理を攻略するための揺るぎない基礎力と初見の問題に対する応用力が確実に身に付く。だが、冬期にも再掲される上夏期では載っていない分野もあるので、概説目当てでテキストを手に入れるのなら、冬期にした方がいい。
- 授業始めに誤植が指摘される。
- TeXを駆使して師自身が作成している。図版もきれいで編集者要らずの参考書といった感じ。敢えて言うならば、「東大物理問題集」付録の分野別演習を、レイアウトはそのままに全分野版にしたような、且つ物理特講 –入試物理classic–の巻頭例題集と同様に基本を網羅しつつも更に実戦的な内容にしたような感じである。本当に素晴らしい。
- 講義問題以外に、過去問の傾向分析、物理の概説、自習問題、と付録が充実しているテキストであり、中でも概説は駿台物理らしい微積を用いて高校物理全範囲の解説が丁寧に書かれており、物理入門が難しすぎると感じる人におすすめである。
- 概説には「基礎演習」がいくつか挿入されており、復習によい。
- この概説は、東北大物理と同じものである。
- すべての問題が東工大の過去問で構成されている。
- 1年ごとに1問程度(夏期は1問目と2問目)、自習問題と入れ替わっていることから2種類のテキストが存在する。
特徴
- 夏期は分野を超えたテーマ別演習と称して振動・指数関数的収束・つりあいを扱い、冬期は全分野を一通り扱う。夏期にはテスト演習があるが、冬期にはない。
授業
担当講師
- 森下寛之師や山本義隆師のような微積分を使い、根本を追究する授業をするので、慣れていない人は注意。
- 取る場合、それなりの延長は覚悟するべき。
- 最終日の1時間目はテキストの解説となり、テスト問題は2問中1問だけとなる。
- 本人自身、最終日の1時間目まで授業する方針の旨を言ってるので確定事項のようである。
- 2017年夏では、夜コマの開講だったため、最終日に40分延長した。流石に師も疲弊していたようである。
- 「5の次って何ですか…6ですか?」(疲れのあまり5の次の数がわからなくなった)
- 2017の冬では、25分延長して終えた。その際1時(延長10分)には、終わらせる予定だったのになぁーもう少し我慢してください。とおっしゃった。
- 2018年度の夏期は、35分、35分、40分、35分の延長だった。また最終日1時間目は17分の延長だった。
- 2019年度は昼コマの開講で、いつもとは逆に午前コマに東北大物理が開講された。
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