東大化学テスト演習

Last-modified: Fri, 15 Apr 2022 22:22:16 JST (741d)
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使用コース Edit

担当講師 Edit

特徴 Edit

  • 中村雅彦師作成の東大・東工大実戦及び全国模試の過去問も多く含まれ非常に難易度が高いが、さまざまな分野を万遍なく学べるようになっており学習効果は高い。
    • 細かい知識は網羅できないが、発展的な考え方を要する問題はかなり網羅している。中村師も「回数少ないと思うかも知んないけど、やっておいて欲しいものだけを探して作ったので、復習ちゃんとしてもらえるといいかなぁと思います」と仰っており、自信作のようだ。
  • 毎年春に作り直しているようで、それ以降に他の講師が作成する夏期講習の問題と被ってしまうことがある。
  • 問題文は短文であることが多く、傾向がガラリと変化した2017年度以降の東大化学に近い形式と言える。
  • テスト問題は、京都・東工・東北・早慶などの難関大の入試問題(後期日程を含む)や、その他国公立大学の新傾向の問題、中村師が出題した過去の模試の問題から構成されている。
  • 解答用紙は本番を模したものだが、後期については第3問の解答欄の下半分に第4問をねじ込んだ感じになっている。問題ごとの解答欄は無いので、設問の形式は東大っぽくするために変更を施している模様。特に、東工大などの形式が大きく異なる問題では大幅に改題されている。

前期 Edit

  • 2問を2コマで演習・解説。
  • テーマ別演習で、各回重要分野について精選された問題を2~3問取り扱う。同時に、前期化学Sでは一部分野を演習コースでは扱わない(スキップする)ので、該当する理論分野や手薄になりがちな分野の補完も兼ねている。
  • 化学S part1・2が3コマ(同一講師)、扱い方も通常コースとはかなり異なり、演習コース用の冊子も配られる(こともあり、数学物理生物のように、演習コース用の教材を独自に作ってしまえばいいのではと言う声もあった)。

後期 Edit

  • 4問を3コマで演習・解説。
  • 第1問が理論分野の思考問題、第2問が無機分野の題材と理論の融合問題、第3問が無機もしくは有機、第4問が有機、という構成。4問60分で40点満点だが、骨のある問題が多く、本番より1割以上得点率が低くなるレベル。時間も基本的に足りない。
    • 特に第1問の理論の問題に言えることだが、中村師が選りすぐった理解力と思考力を試す良問であるため、基礎の理解に基づいて状況を正確に考察できるかどうかで出来がはっきり分かれる問題が多い。そのため行き詰まると10点近くを一気に落としてしまう。(このテストにおいては、安定して得点するには知識問題も多い第3問、第4問を先に解くべきだろう。)
  • 化学S part1は第1講から第4講は無機分野の講義を行い、第5講から第13講で東大化学テスト演習(4問)を行う(3コマ)。(例年part1の無機各論はコース合同の補講が入り、無理矢理終わらせることになる。)
  • 化学S part2は第1講から第13講まで有機分野の講義を行う。通常コースでは前期に若干有機に入るので、こちらもあまり余裕はない。

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