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二戸宏羲
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*人物 [#id20061b] -晩年の尾崎紀世彦と現在の仲代達矢を足して二で割ったような顔立ちをしていらっしゃる(以前は昔ながらのいい男といった感じであったが、今は味のあるおじいちゃんといった風貌である)。 --講習会などのパンフレットに載っている写真は若かりし頃のもので、野性味あふれる風貌(黒髭を豊かにたくわえ、黒髪をモジャモジャと生やしている)である。しかし実物は写真より相当老けており、髪も髭も真っ白でどことなく仙人のような雰囲気がある。2019年現在、写真と実物の違いが最も大きいのは師かもしれない。 -実は5浪(n=5)なのだとか。 --「自由に学問をしたいがために故意に八年も浪人した」とも言われている。((『私の大学合格予備校作戦’92』(エール出版社、1991))) -元現代文科主任。 --藤田修一師を引き継いだ。 --駿台を代表して大学入試センター主催のセンター試験の反省会に参加していたらしい。 ---なお、そのメンバーに選ばれた事は言っていけないらしいのだが、池知師と話していた際、うっかり口を滑らせてしまい、バレてしまったとかなんとか(池知師談)%%キャラ的にも容易に想像できる%% ---他予備校の講師からも「駿台からは二戸さんが出てるよー」と言われたそうだ。%%秘密とは%% -藤田修一師を引き継いで「東大現代文」を担当した(後任は霜栄)。 --東大の青本執筆もしていた。 -多くは絶版だが参考書を駿台文庫から複数だしていて、参考書では、駿台らしい同値や対値といった視点からの読解や、解答方法をマニュアル化して示したりもしていた。 -「京大現代文」も2019年度まで担当していた(後任は岩科琢也師)。 -京大クラスの授業では、問題の解説より力を入れて京都の魅力を語る(5~10分程度)。普段とは打って変わって活気ある声で目を輝かせてお話になられる。 --%%もっとも京都の話をしてる時楽しそうにしてるのは師だけである。%% -毎年一度は京都に行っているらしく、上述の京都話の詳細さ、ネタの多さから京都に住んだ経験があると思われる。 -威厳がありそうに見えるが優しいおじちゃんである。 -授業の始まりに挨拶とお辞儀をしてから授業をする。 -いつも浮浪者のような格好をしている。 --お茶の水の旧マクドナルド(現マツキヨ)に入ったら怖くて他のお客さんが近づかず店内がシーンとしてたとか。 --服装以外の風貌(白髪など)や落ち着いた話し方も相まって仙人のような印象を受ける。 --珍しくワイシャツ姿の時はいつものギャップからか何か格好良かった。 ---なんでも仕事で京都に行ったついでに飲みに行って新幹線を逃してしまい朝一で帰って校舎に直行した為らしい。 -夏には麦わら帽子を被るが、決して海賊団ではない。 -時々、二日酔いで翌日の授業に遅れたり、授業後すぐに帰宅するような爛れた一面を持つ。 --酔ってるとめちゃくちゃ面白いらしい。 --池知師「二戸さんはね、シラフじゃつまんないんだよね。」 --一回、「酒飲みながら授業したら良いんじゃないか」と言われたらしい。もちろん、「馬鹿野郎、そんなことできるか!」と言って断ったらしいが。 -以前、古文科の秋本吉徳師と組んで行なっていた現古融合問題の講座では、師が二日酔いで授業に出られず、秋本師に代わりに現代文を行わせるという荒技をしたらしい。 --この件について言及した際、「秋本僕より現代文できるもん…」としょんぼりしながらおっしゃっていた。 --(前期開講週にて)「秋本って奴の授業まだ?あっ、そもそも秋本って知らないか。あのね、古文科には秋本っていうヤクザの親分みたいなのがいるんだよ。」 ---そう言う二戸師は秋本組の相談役みたいなもんである。 --「現代文の質問は俺じゃなくて秋本にしに行くんだよ。いいかい?アイツの方が現代文出来るんだから。」 -秋本吉徳師、長崎憲一師とは同い年であり、仲が良い。 -かつて、受験生だった頃には、鈴木長十師の授業を受けていたそう。 本人曰く、今でも余談の内容は覚えているのだとか。 -昔は熱意溢れる先生だったが今は仙人と化し悟りの境地に至っている。 --熱意は内に秘めている模様。 -奥さんは実業家。いつも尻に敷かれてるらしい。 --奥さんの黒塗りの高級車を雨に晒してカビだらけの真っ白にし激怒されたことは池知師の語り草。いつも楽しそうに話す。
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二戸宏羲 は、駿台予備学校現代文科講師。元現代文科主任。1号館に出講。 *経歴 [#d9fe223b] -慶應義塾大学文学部卒業。 --専攻は近代。 -元 代々木ゼミナール講師。 *授業 [#s8049e3e] -淡々と文章の内容説明、また語彙の涵養による読解を行う --師も初回の授業で語彙の知識が現代文の成績アップにつながるとおっしゃっている。 -本文の丁寧な読解が解答に直結するという考え方を持っている。 --そのため現代文が得意な人向けの授業。 --「テーマ」と「切り口」の視点から文章を読んでいく。 -前期の授業では「今は記述力より読解力を身につける時期」として、解答の根拠などはほとんど示さず、主に上の2点の説明をしつつとにかく文章の内容説明をする(解答例自体は提示する)。 -後期からは解答作成に重点を置き、基本的な読解力は既に身についたものとして、文章の内容をどのように切り出して解答を記述するかの説明が増える。前期ほどではないが、精読・内容説明にかける時間は多め。 -元々現代文の読解法や解答法を確立している生徒には教養になる深い話しをしてくれるので良いが、そうでない生徒には評判が悪い。 --特に記述問題に対しては解答の根拠、解答のアプローチを明確に示さないため如実にそれが表れる -前期は板書中心、後期は口頭説明中心になる。 --前期は板書中心で逆に口頭説明を殆どしないので授業で全て理解するのは難しい。 --後期になってから授業が分かりやすくなったとの声もある。 --かつては緑色のチョークを多用した。 -春期講習や夏期講習など、どこかのタイミングでしっかり読解法や解答法を身につけた上で受講すると実りが多い。 -かつては、藤田修一師を踏襲した''記号読解法''を用いていた。 --問題文を解く前に、その問題文の形式への対処の仕方等を説明する点が藤田師とは異なっていた。((『私の大学合格予備校作戦’92』(エール出版社、1991))) --一応、現在でも文章の構成を説明する時にこの考え方を多少使っている。 -上記のような授業の性質上、どの講師の方法論であっても相性が良い。 --%%師に方法論がないわけではない。%% -前期、後期初回授業、では1時間かけて勉強法の話をする。他教科に通ずるものもあるので後期は焦りの解消になったり%%意外と有意義%%。 --前期の最終授業では1時間かけて夏期の勉強法の話を、後期の最終授業ではほぼ1時間かけて冬期・直前期の勉強法の話をする。 -雑談は問題文に関する雑談が多い。 --通期の京大現代文の授業では、しばしば(特に新しい文章に入るとき)は京都にまつわる話(桜の話など)をしてくれた。 --毎回、5分か10分ほど話した辺りで「くだらん話をしてないで授業をしろ、って皆思っているだろうから、京都の話はここまでにしておこう」と仰って雑談を止めてしまわれる。アンケートに何か書かれた経験があるのかもしれない。 -声が非常に小さいため眠りを誘うので要注意。 -2015年度の京大文系クラスではプロジェクターを用いた授業を展開した。 --板書内容はプロジェクターで映されるため生徒は予習したものを自分で添削する時間ができて従来より効率がよかったそう。 ---それもあってか、現在では解答例を示した後に自分で添削する時間をかなりくれる。 -字は達筆である。そうそう真似出来るものではない。 *担当授業 [#v645baae] #fold{{{ ''通期'' -精選現代文読解研究(1号館-LK) }}} #fold{{{ ''春期講習'' }}} #fold{{{ ''夏期講習'' -現代文―読解から解法へ―(お茶の水校) }}} #fold{{{ ''冬期講習'' -京大国語(お茶の水校) }}} #fold{{{ ''直前講習'' 直前Ⅰ期 - 直前Ⅱ期 -京大プレ現代文演習(お茶の水校) }}} *人物 [#id20061b] -晩年の尾崎紀世彦と現在の仲代達矢を足して二で割ったような顔立ちをしていらっしゃる(以前は昔ながらのいい男といった感じであったが、今は味のあるおじいちゃんといった風貌である)。 --講習会などのパンフレットに載っている写真は若かりし頃のもので、野性味あふれる風貌(黒髭を豊かにたくわえ、黒髪をモジャモジャと生やしている)である。しかし実物は写真より相当老けており、髪も髭も真っ白でどことなく仙人のような雰囲気がある。2019年現在、写真と実物の違いが最も大きいのは師かもしれない。 -実は5浪(n=5)なのだとか。 --「自由に学問をしたいがために故意に八年も浪人した」とも言われている。((『私の大学合格予備校作戦’92』(エール出版社、1991))) -元現代文科主任。 --藤田修一師を引き継いだ。 --駿台を代表して大学入試センター主催のセンター試験の反省会に参加していたらしい。 ---なお、そのメンバーに選ばれた事は言っていけないらしいのだが、池知師と話していた際、うっかり口を滑らせてしまい、バレてしまったとかなんとか(池知師談)%%キャラ的にも容易に想像できる%% ---他予備校の講師からも「駿台からは二戸さんが出てるよー」と言われたそうだ。%%秘密とは%% -藤田修一師を引き継いで「東大現代文」を担当した(後任は霜栄)。 --東大の青本執筆もしていた。 -多くは絶版だが参考書を駿台文庫から複数だしていて、参考書では、駿台らしい同値や対値といった視点からの読解や、解答方法をマニュアル化して示したりもしていた。 -「京大現代文」も2019年度まで担当していた(後任は岩科琢也師)。 -京大クラスの授業では、問題の解説より力を入れて京都の魅力を語る(5~10分程度)。普段とは打って変わって活気ある声で目を輝かせてお話になられる。 --%%もっとも京都の話をしてる時楽しそうにしてるのは師だけである。%% -毎年一度は京都に行っているらしく、上述の京都話の詳細さ、ネタの多さから京都に住んだ経験があると思われる。 -威厳がありそうに見えるが優しいおじちゃんである。 -授業の始まりに挨拶とお辞儀をしてから授業をする。 -いつも浮浪者のような格好をしている。 --お茶の水の旧マクドナルド(現マツキヨ)に入ったら怖くて他のお客さんが近づかず店内がシーンとしてたとか。 --服装以外の風貌(白髪など)や落ち着いた話し方も相まって仙人のような印象を受ける。 --珍しくワイシャツ姿の時はいつものギャップからか何か格好良かった。 ---なんでも仕事で京都に行ったついでに飲みに行って新幹線を逃してしまい朝一で帰って校舎に直行した為らしい。 -夏には麦わら帽子を被るが、決して海賊団ではない。 -時々、二日酔いで翌日の授業に遅れたり、授業後すぐに帰宅するような爛れた一面を持つ。 --酔ってるとめちゃくちゃ面白いらしい。 --池知師「二戸さんはね、シラフじゃつまんないんだよね。」 --一回、「酒飲みながら授業したら良いんじゃないか」と言われたらしい。もちろん、「馬鹿野郎、そんなことできるか!」と言って断ったらしいが。 -以前、古文科の秋本吉徳師と組んで行なっていた現古融合問題の講座では、師が二日酔いで授業に出られず、秋本師に代わりに現代文を行わせるという荒技をしたらしい。 --この件について言及した際、「秋本僕より現代文できるもん…」としょんぼりしながらおっしゃっていた。 --(前期開講週にて)「秋本って奴の授業まだ?あっ、そもそも秋本って知らないか。あのね、古文科には秋本っていうヤクザの親分みたいなのがいるんだよ。」 ---そう言う二戸師は秋本組の相談役みたいなもんである。 --「現代文の質問は俺じゃなくて秋本にしに行くんだよ。いいかい?アイツの方が現代文出来るんだから。」 -秋本吉徳師、長崎憲一師とは同い年であり、仲が良い。 -かつて、受験生だった頃には、鈴木長十師の授業を受けていたそう。 本人曰く、今でも余談の内容は覚えているのだとか。 -昔は熱意溢れる先生だったが今は仙人と化し悟りの境地に至っている。 --熱意は内に秘めている模様。 -奥さんは実業家。いつも尻に敷かれてるらしい。 --奥さんの黒塗りの高級車を雨に晒してカビだらけの真っ白にし激怒されたことは池知師の語り草。いつも楽しそうに話す。 *著書 [#he1e2412] -『現代文 テーマ別 頻出課題文集』(駿台文庫) -『課題文集頻出現代文を読む(駿台受験シリーズ)』(駿台文庫) -『現代文攻略法―設問即応20の解法(駿台受験シリーズ)』(駿台文庫) -『基礎徹底 必修漢字800選(駿台レクチャー叢書)』(藤田修一・二戸宏羲 駿台文庫) -『現代文ターゲット別問題集 (センターレベル完成編)(駿台受験シリーズ)』(二戸宏羲、清水正史 駿台文庫) -『現代文ターゲット別問題集 (ハイレベル私大編)(駿台受験シリーズ)』(二戸宏羲、清水正史 駿台文庫) -『現代文ターゲット別問題集 (ハイレベル記述編)(駿台受験シリーズ)』(二戸宏羲、清水正史 駿台文庫)
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