高3スーパーα日本史

Last-modified: Tue, 03 Jan 2023 22:43:15 JST (477d)
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設置校舎 Edit

3号館池袋校横浜校

目標大学 Edit

東京大学、一橋大学、(京都大学)

  • 目標大学には京大も記載されているが、京大の問題は扱わない。
  • 京大志望にとっては東大や一橋の問題はややハードではあるが、無駄ではない。

テキスト Edit

前期 Edit

  • 高3スーパーα日本史Ⅰ,Ⅱの2種類ある。
  • どちらにも福井師作成テキスト共通の資料(各時代概観、地図など)がある。
  • Ⅰは経済史を中心に、Ⅱは外交史を中心に記述されている。
  • 授業で扱うのは共通資料の「各時代概観」と、Ⅰの「政治史まとめ」である。テキストⅠには経済史が掲載されているが、授業ではあまり触れない。夏期の日本史特講Ⅱで詳しく説明される。テキストⅡには外交史が掲載されているが、こちらも通史の授業の中で軽く参照するのみで、日本史特講Ⅰで詳しく説明される。それぞれテーマ別に整理してあるので、自習の際に読んでみるとよい。
  • 高3スーパー日本史や、高卒クラスで配られるような通史専用のテキストはない。が、センターで学ぶ日本史と書いてあることはほぼ同じ(図やグラフが少ないのみ)なので、代用可能である。実際、受講生の多くはセンターで学ぶ日本史を持っており、授業中に開いている者もいる。

後期 Edit

  • すべて論述問題
  • 東大・一橋大の過去問、及び東大実戦・一橋大実戦の過去問が合計47題掲載されている。

授業 Edit

  • 駿台の現役向け日本史授業で最もレベルの高いクラスで、高3日本史の授業で唯一、模試または診断テストによる成績認定が必要。英語または国語の成績でも認定は取れるが、一通り学習済みであることが前提。但し、福井師の場合、学校での進度を度々尋ね、初学者がいることも考慮して講義を行うため、学習済みでなくとも問題はないと仰る。年間で通史を2〜3周ほどする。(板書をせず師の話を生徒がメモするという授業スタイル故、同じ説明を何度も繰り返すということが可能なのであろう。)
  • 東大志望の場合、この講座をとる場合には夏期講習冬期講習直前講習は受けなくても良い。後期テキストの問題が講習の東大日本史と被る部分があることがある(一橋・京大は東大に比べると問題数が少ないので、講習も合わせて受講する方が良い。)。
  • 但し、福井師は授業内で東大志望の生徒に対し東大日本史の受講の有無を確認する。
  • 後期テキストの東大の問題は古い年度の過去問が多く、新しい年度の過去問東大日本史のテキストに含まれていることが多い。
  • この講座をしっかりやれば、かなりの演習量と予想問題(東大実戦・一橋実戦の問題含む)、そして詳細な解説が手にはいる。よって、講習期間中は逆に手薄になる過去問演習に時間を割いてもよい。
 

担当講師 Edit

  • 同講座の担当講師と校舎並びに特徴を下記に記載。

福井紳一

お茶の水校(木)、横浜校(水)を担当。

前期
  • 2018年度の通史は1学期に通史を概観した後、明治中期頃までの少し深い範囲を扱い、残りは2学期に回すこととなった。
  • 多くの受験生が難しいと感じる社会経済史はオリジナルのプリントを用いて解説を行う。論述答案の材料として、『センターで学ぶ日本史』の社会経済史編・外交史編のコピーが配られることもある。
  • 夏期講習パンフレットが配布されると、講習の説明を1コマ使って行う。
    • 日本史特講Ⅱの受講を強く勧められる。
    • 日本現代史徹底整理に関しては、東大志望者は夏でも冬でも良い(可能ならば夏が望ましい)とする一方で、一橋大志望者は夏の受講を強く勧められる。これは、一橋大学の戦後史の配点が大きいことが原因である。戦後史は通期の授業では扱わず、高校の授業でも扱わないことが多いので注意。戦後史は冬から勉強を始めるには重すぎるので夏に受講すべきという声も。
  • 模試実施後は、出題ポイントとなるテーマの解説や、正答率の低かった問題の解説を行うこともある。解説も論述の解答のヒントになるとして、模試の解説の熟読を強く勧める。
  • 毎年5月下旬にクラスリーダーを含めたクラス全員が、教壇の上で、マイクを持ち、1人約1、2分で自己紹介をする。
    • この自己紹介で1時間丸ごとつかう。この自己紹介と、論述の議論でクラス全員が互いに話すようになる。
    • 2017、2018、2022年度3号館の授業では、自己紹介は行われなかった。
  • 師の著書である『戦後史をよみなおす』『日本史 論述研究 -実戦と分析-』『戦中史』、及び駿台文庫の『センターで学ぶ日本史』については授業で紹介された後、見本が回される。授業の予習・復習に役立つので適宜購入するとよい。
  • 授業の延長は毎回15〜30分程度。
    後期
  • 前期で終わりきらなかった分の通史を前半1コマで行い、残りの時間は後期テキストを用いて論述問題の解説を行なう。
  • 通史が終わり次第、論述問題の解説に時間が割かれるようになる。
    • もちろん前期同様、社会情勢を反映した新聞記事を読む時間もあるが、終講週に近づくにつれてこのような話は少なくなっていく。
    • 2018年度は、通史が終わったのは終講3週前であった。この講座で扱うのは1945年までであり、戦後史は講習での扱いであるので注意。もっとも、戦前の歴史の講義や、新聞記事を読む中で、多少戦後史の内容にも触れる。また、後期テキストの終盤には戦後史からの出題もある。
    • また、テキストの問題に一橋大実戦の過去問で戦後の政治、経済、外交の問題があるので、戦後史の大きな流れはつかめる。
    • 社会経済史や外交史に関しては、1学期に触れた内容でも繰り返し説明して下さる。テキストやテストの出来に応じて追加の解説を行うこともある。
  • テキストの論述問題は生徒同士で交換した上で採点を行うので、ある程度恥ずかしくない点数を取ることが望まれる。
  • 後期テキストに載っているのは東大・一橋の過去問や実戦模試の問題であり、1日に4題〜6題解説する。
  • 2015年はテキスト掲載の問題も全て終わらせることができた。
    • 終講に近づくにつれてスピードが上がっていくので、計画的に予習・復習をしよう。
    • 2017年もすべて終わらせることができたが、最終週は、1コマ目がテスト解説+テキスト3問の解説、2,3コマ目もテキスト3問ずつ解説が行われた。2題ほど交換採点が省略された。
  • 授業の要領は講習の東大日本史と同様に予習必須で、『師の解説→交換採点』である。
    • 手を抜いた予習を行なうと、交換採点の時に恥をかくことになるので、確実に満点答案を仕上げて授業に臨もう。
      • 福井師も1度目の演習では、教科書や『センターで学ぶ日本史』をフル動員して自分の思う最高の答案を作成することを望んでいる。
      • 2度目、3度目の演習で、東大型なら10分、一橋大型なら40分で何も見ずに満点答案を書けるようになればよいと仰る。テキストの問題は最難関大学の論述で典型的な問題が多く、きちんと身に付ければ必ず力になる。
    • 言うまでもないが、予習をしなければ恥をかくだけでなく、その日の授業では全く得るものがなくなってしまう。
  • 1サイクル1回、3コマ目に実戦テストが行われる。
    • 東大型1題、一橋型1題の2題で構成される。
    • このテストは前週に師から範囲が発表されるので、満点を取る程度の予習は十分可能である。
    • ちなみに論述問題のサイクルと実戦テストのサイクルは、かなりずれるので授業とテストの範囲は関係なくなる。テストは当初の予定通りに行われる。
    • テストは回収された後、採点講師(福井師ではない日本史科講師:2018年度は'樋山憲彦'師)によって採点される。
    • 答案は次週の授業前にクラスリーダーから返却され福井師の解説から授業が始まる。交換採点は行わない。解答・解説のほか、採点講師による講評のプリントが配布される。
  • 第2回東大実戦模試の実施後は、答案返却に先立って、採点基準のプリントを配布し、出題テーマの解説も軽く行った。
  • 授業の延長は毎回15〜40分程度。進度が遅い場合、終講に近づくにつれて延長が長くなる。一応22:00は過ぎないようにしている。

今西晶子

3号館(火)、池袋校(金)を担当。

  • 論述頻出事項を穴埋めプリントで確認した後、東大・京大・一橋大の過去問を解き、解説を行う。問いの型、書くべきことが丁寧に説明される。
  • ほぼ毎週論述課題が課される。採点は今西師が行い、質問事項などを書くとコメントを書いてくださる。
  • 2020年度池袋校での設置がなかったが、2021年度から復活。同年より、エミール日本史がなくなったことで3号館にも設置された。

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