雲孝夫

Last-modified: Wed, 26 Apr 2017 03:23:34 JST (5d)

雲孝夫(くも たかお)は駿台予備学校 数学科講師。河合塾数学科講師。SEG数学科講師。大数ゼミ数学科講師。3号館市谷校舎津田沼校に出講。

経歴 Edit

  • 東京大学大学院数理科学研究科修士課程修了。
    • 整数論を専攻、指導教官は伊原康隆。
  • 2015年度より駿台予備学校に出講。

授業 Edit

  • 授業はほんわかした関西弁で進められる。喋りが上手く、授業に引き込まれる。
  • 「ノート取らなくてええからな~、まずは見ててくれ~」と、問題の大まかな方針や、公式の図形的イメージを前でやってみせた後で、ノート用に丁寧に板書し直すことが多く、とても分かりやすい。
  • 板書の字は大きめで綺麗だが、手書きの配布プリントは読みにくい。
  • 問題のパターンに合わせて解法を覚えるのではなく、根本原理を理解してどんな問題でも同じような手順で解く方法を教える。(例えば、数列の漸化式や、極限分野)
  • 前期テキストを解説するときは、「基本の確認」→「例題」→「テキストの問題」という流れで進むことが多い。
    • 他の講師がテキストの問題を解きながら重要なことを確認するのに対して、まず重要事項を確認してからテキストの問題に入る、という感じ。
    • 各分野を詳しくまとめる時には、練習問題をその場で出すことが多い。
    • 一通り解説したあと、その問題から何を学んだのか、どの考え方が他の問題に応用できるのかを再確認する。
  • 後期の授業においては試験本番に向けて検算の重要性を特に強調し、問題ごとにどう検算をすればいいのか教えておられる
    「漸化式や極限の問題で答えらしきものが出ただけで満足して、検算しないのははっきり言うと無責任やな」
  • 50分授業の駿台では、問題解説で手一杯となるため、他予備校で行う基本事項の教科書とは違った視点からの解説にあまり時間を掛けられず、師のよさが出づらい。
  • 類題が作れるようになって初めてその問題をモノにしたと言える、という話をすることがある。
  • 数Ⅲ範囲、極限や微積分の授業を担当することが多い。
    • 極限分野の授業では、主要項を重視する話から、最終的にテイラー展開まで解説する。
    • 極限分野における「主要項を抜き出す」という考え方は画期的なもので、これを理解すると極限計算を論理だけでなく感覚的に捉えながら解くことが可能となる。
    • テイラー展開は、易しい問題の場合は使わないほうが良いこともあるが、難問であるほどあっさり解決して、師の解説を聞くと感動する。また、1次近似、2次近似への理解も深まる。
  • 問題を深く理解するため、微分方程式について解説することもある。
  • バームクーヘン分割や傘型分割はあまり好きではなく、テクニックに頼らずとも、まっとうにやれば確実に解けることを強調する。
  • 一問一問を深く解説するときは、テキストの一部の問題をプリント配布で済ませることがある。プリントを読めば理解できる生徒には、数学的に深い話が聞けるので好まれる。
  • 紹介する別解の中には、他の講師の解説や、参考書では中々目にしない、独特なものもある。特に、求積分野では近似を利用したアクロバティックな解法を見せることがある。紹介するものの多くが通常の解法より分かりやすい。
  • 生徒を当てることがあるが、難しいことは聞かない。答えられなくても、丁寧な解説で、フォローしてくれる。
  • 煩雑な積分計算でも、その場で暗算または黒板の端の方に軽く書いて計算し、テキストや授業メモはほとんど見ない。
  • 授業中滅多に雑談はしない。
  • 質問対応は非常に丁寧である。一緒になって考えてくれる。
  • 教科書、参考書等々の批判の際も、非常にやんわりとした言い方である。

担当授業 Edit

通期

人物 Edit

  • 雲幸一郎師の弟。
    • 講習期間中、雲幸一郎師と向かいの席に座り、談笑していることから、兄弟仲は良い模様。
  • 兄同様、θを(スィータ)と発音する。
  • 記号の使い方、読み方は海外に倣っているようであり、≒を「≈」と書いたり、f(x)の第一次導関数f´(x)を「エフ プライム エックス」と読んだりする。なお、第二次の場合は「エフ ダブル プライム」
    • コンビネーション記号が日本特有のものであり、かつ海外の記号に比べて応用性がないので不満なよう。
    • ただ、性格が良く他人をキツく批判することはないので「アメリカみたいにこうだったらええのにな~…」と無念さがひしひしと伝わってくる。
  • 兄は毎月大学への数学に寄稿しているが、師は最近は時々しか記事を書いていない。
  • 河合塾では、ハイパー東大理類クラスのみ授業を10年以上担当。
  • 大数ゼミでは、長年数Ⅲの授業を担当している。
  • 講習は、SEGと駿台でしか担当していない。
  • かつて大島保彦師は、「雲君(=雲幸一郎師)の弟さんは人格者だよ~。」と仰っていた。
    • だが同じく大島師は「雲兄弟は言い方が違うだけで言ってること同じなんだよ!」とも仰っていた。なるほど一理ある。
  • 市谷校舎にて豪雨の中授業をしている最中外で雷雨の音がすると「ああ!雷やわ!」とハッと外を見た。人生で2回半径5m以内に雷が落ちたことがあるらしい。「それから雷だけは怖いんですわー」とのこと。
    • 師がサッカー部で土砂降りの中グラウンドを駆け回っていたようである。
  • 兄とは違って元気よくハキハキと喋り、とても気さくな感じがするが、学生と視線を合わせるのは苦手なようで常に少し上を向いている。