長崎憲一

Last-modified: Sat, 02 Sep 2017 19:24:59 JST (103d)

長崎憲一(ながさき けんいち)は、駿台予備学校数学科講師。2号館,3号館に出講。理学博士。

経歴 Edit

  • 高校生時代は函館で過ごした。
  • 1970年、東京大学理学部数学科卒業。
  • 1973年、東京大学大学院理学系研究科数学専攻修士課程修了。
  • 1977年、東京大学大学院理学系研究科数学専攻博士課程単位取得満期退学。
    • 博士論文は"球対称領域における非線型楕円型境界値問題 On Some Nonlinear Elliptic Boundary Value Problems on Ppherioally Symmetric Domains"
  • 千葉工業大学工学部勤務。
  • 2013年3月、千葉工業大学工学部教授を定年退職。

授業 Edit

  • 原理から説明するというよりは、それぞれの問題でどの解法をとるべきかを説明する、というスタンスである。
    • 定石は一度経験して知っておくべきだと教える。
    • 予習の段階で考えうる解法はすべて試しているようで、発想の違いも含めて別解を示してくださることが多い。あまり見通しのよくない解法にも一言言及する。
      • 「こっちの解法もやってやれないことはないですが、すこし厄介ですねえ。教える立場なもんで一応解いてはいるんですが。」
    • 作問の意図にこだわる傾向があり、誘導が付いている問題については誘導以外の解き方を考えるようにしているらしい。そのため、良い誘導がついている問題についてはなぜその誘導がついているのかを説明してくれるので分かりやすい。しかし、師が誘導以外の解法があると言って紹介する別解には穴がある場合も少なくないので注意が必要。
  • 予習してきたファイルを見ながら、極めて丁寧に解説する。丸数字の印を多用し、途中式もほとんど省略しないので、進行に置いてけぼりになるようなことが無く理解が進みやすい。
    • ただし、板書がほとんど止まらないので、あまりゆっくりノートを取っていると移す前に消されることもあるので注意。
    • また、板書ミスが多い。大抵はすぐ気づき、そうでなくても解答が違ってくるので後で気付くが、気付かずそのまま流されることもある。気付いたら教えてあげるとよい。
    • 一応その場で考えながら解説しているようで、時折盛大な勘違いをしたまま解いてしまい、悔しがることがある。
  • “=”を“イコール”ではなく「イーコール」、”α”を「アルプァ」、また“θ”を「シータ」と「スィータ」の間にあるような独特な発音をなさる。
  • 板書ではタ行のひらがなが数字やアルファベットと判別しづらい。

担当授業 Edit

通期

直前Ⅰ期
直前Ⅱ期

人物 Edit

  • 「高校生時代に数学の問題を解くのが楽しくなったという単純な思いのままに、東京大学理学部数学科に進学」した。上級問題精講(旺文社, 2015, 初版)からの引用
  • 大学院生時代から駿台で数学を教えている。
  • 以前までは専任教授であったため、駿台では別名義(「長坂薫(ながさか かおる)」名義)を使っていて、パンフレットには顔写真は不掲載だった。
    • 2013年に大学を定年退職したため、パンフレットにも写真が掲載されるようになった。
    • 大学教員時代の経験からか、大学以上の数学に背景がある問題に対しては、大学の出題者が楽をしようとして作った問題だとコメントすることが多い。
  • 東大理系演習コースには設立当初から関わっているそうで、東大理系数学実戦テストの解説を担当している。
  • 旺文社の『全国大学入試問題正解』の解答者を務めている。

著書 Edit

『数学I+A+II+B 上級問題精講』(旺文社)
『数学III 上級問題精講』(旺文社)
『精選問題演習 数学I+A+II+B』(旺文社)
『精選問題演習 数学III』(旺文社)
『大学への数学Iエレメンツ』(研文書院)
『大学への数学ニューアプローチ』(研文書院)
『明解微分方程式』(培風館・共著)
『明解微分積分』(培風館・共著)
『明解複素解析』(培風館・共著)
『明解線形代数』(培風館・共著)