講師陣/物理科

Last-modified: Sun, 13 May 2018 12:56:13 JST (12d)

物理科の講師一覧 Edit

物理科の特徴 Edit

  • 数学、化学と共に、理系に特に強いといわれる駿台の中核をなす教科のひとつ。古くから坂間勇師や山本義隆師など著名な講師を有し、高校とは一味違うカリキュラムであったことで、良く知られている。
    • 駿台を特徴付けており、そのイメージの何割かを形成しているある意味駿台の顔となっている教科。
  • 駿台では、微積分で物理を解説する講師が主流である。
    • 一般的な大部分の学校・予備校の授業とはひと味もふた味も違う本来の物理学に、大学入学前から触れることができる。伝統的に、頭を使って考えさせることを大事にしている。
    • 微積を用いずに問題を解く講師(長く在籍してる講師では田沼貴雄師や椎名泰司師など)も一部いて、それではむしろ駿台の良さを潰しかねないとの懸念もあるが、見方を変えれば、幅広い層に対応できるということでもあり、多様な講師がいることは必ずしもマイナスではないだろう。
  • 駿台の物理科のカリキュラムは坂間師、山本師が築いたものである。
  • 山本師が高齢になり仕事量を減らしていく中で、現在では森下寛之師が、最上位クラスを長年持ち、また本科「物理S」講習「東大物理」のテキスト編集を担うなど物理科のまとめ役になっている。
  • 物理科のまとめ役である森下師や、さらには森下師が重用した小倉正舟師や笠原邦彦師が、物理科ではもっとも人気がある。特に近年の笠原師は相当な人気である。
    • ただし、山本師、森下師、小倉師は一貫して各校舎の最上位クラスのみ担当し、講習会で担当する講座のレベルも上級のものに限られる。受講者を選ぶ講師であり、受講希望者は心しておきたい。
    • この3人をはじめ、駿台らしい物理を行う講師陣(名前が知られている講師では高橋法彦師や成島武成師など)は、一人ひとりの力量も全国の予備校界でトップクラスであるが、チームとしても非常に良質との声もある。優秀な人材がきちんと付いてくるのは、まとめ役である森下師の人徳のなすところであろう。
  • 山本や森下を筆頭に物理科の授業時の服装はジーンズ率が高く、長身(180cm以上)で手脚が長い。(他にも小倉師や笠原師など)
  • 森下師のページを見れば分かるが、関西の講師陣とあまり仲が良くない模様。
    • 原因は微積物理の見解の違いであり、関西は使わざるをえない箇所以外で微積を使うことに批判的である。その為、物理学的な背景説明が濃い授業で真価を発揮する物理Sの評価は東西で意見が対立している。
    • 関西でも還暦をすぎたベテランの講師陣は、かつて京都校に山本師が出講していた関係で交流も今と比べ盛んだったこともあり、おおむね微積分を使うのだが、その下の世代からは微積分を使うことに消極的になり模試の解答や関東の教材に関して否定的な講師が多くなっているようである。
    • 森下師も関西の主任格の講師もそろって思ったことを率直に言う(口が悪い)点も仲が良くなさそうに見える理由のひとつであろう。
  • もちろん、駿台だけが微積分を使うのではないが、駿台の微積分をつかった高校とは一味違うカリキュラムの伝統は長く、それだけ有名である。
    • これは完全に余談だが、駿台以外でも微積分を使う講師はいる。例えば、東進ハイスクール、河合塾の苑田尚之師も微積分をふんだんに使う。
      • ただし、苑田師は大学で学ぶ物理との連続性(大学での古典物理学の記述方法の運用や、古典物理学と量子力学との連動性など)に重視しているのに対し、駿台の物理はあくまで受験物理のトレーニングを意識しているところがあるように見受けられる。
      • もちろん、苑田師も「どのような方法でも解けなければならないし、試験場では1番速いものを使うべき」「公式は当たり前にしなくてはならない」などと割り切っている部分もある。現に交流ではベクトル図を用いたりもするなど、駿台でいうと、教える内容的には小倉師に近い印象。(ただし、苑田師が定性的な説明を好むのに対し、小倉師は定量的な説明に偏ってる点では異なる。)

講師陣概説 Edit

  • 駿台における物理の講義において、大きな特徴の一つが「微積分を利用する」ことだ。
  • そのため、駿台物理の講義を受けるにあたって、多くの講座を担当する講師の特長を下記に記した。
  • ★の数が多いほど微積分を多用し、より高度な授業を展開する。そもそも物理の基礎的な部分一つ一つには微積分を使って求められているものが多くあるので、微積分を使うことはごく自然なことであって、特別に高度なことではない。人を選ぶが、より生徒に理解しやすいものにするためにである。
  • ★の数は講義や講師のレベル、優劣、人気具合を表したものではない。したがって、★の数の多い講師の講義を受ければ良いというわけではないので注意すること。
  • 各講師のより詳細な情報は、各々講師ページを確認されたい。
★★★★★★

山本義隆師,森下寛之

  • 微積を多用する非常に高度な授業を展開する。
  • 物理を微積で学んだことがない人は理解できない可能性あり。
★★★★★☆

小倉正舟

  • 基本的なところから教わることができ、森下師と同程度の物理の奥深さを学べる。
  • その分、情報量が多くなることに注意。
  • 板書スピードは駿台一と言われるほどなのでその点も注意。
★★★★☆☆

笠原邦彦師,成島武成師,高橋法彦

  • より基本的な内容から、森下師や小倉師が教えるのと同じ程度内容まで習得したい人、駿台の授業に馴染みのない校外生、少し数学と物理に不安があるが、駿台の本質から理解する物理に触れてみたい人に特におすすめ。
  • 丁寧な授業で板書も綺麗。
  • 以下、講師についての軽い説明。

笠原邦彦

  • 基本事項のチェックと本番でいかにして速くて計算ミスの少ない解法を選び取るかに時間をかけている。 本質的な部分に触れつつも、あくまで入試で点を取ることを最優先している。
  • 1から教えるので、初学者でも受講可能。
  • 他の物理講師と違って物理学的な見方より数学的な見方をすることが多い。
    • 物理学的な見方を軽視しているわけではない。
    • 笠原師は数学的に森下師のレベルを上回ることもあり、中級者向けというよりも数学が得意ではあるが物理は得意ではない人向けである。それは本人が数学がよくできることに由来すると思われる。

高橋法彦

  • 常に基礎から段階的に丁寧に教えるので校外生が受講しても支障はない。
  • 微積物理や高度な内容に触れるものの、フォローを入れてくれるので発展的なことにも触れつつ無理せず物理を自分の物にしたい人、苦手な人向けである。
  • 誰で受講するか迷ったなら、師の講座が無難だろう。

成島武成

  • 上記の二人と比べるとやや解法重視の感じがあるが、物理の本質的解法を重視するので内容的にはそこまで大差がない。理論的な話もする。
  • また、問題の解法をまとめてくれたりと即効性があるので物理ですぐに点を取れるようになりたい人には良い。
★★★☆☆☆

佐々木直哉師, 星研二

  • 公式の導出も微積を使って教えて下さる。
  • 解説は非常にスマート。受験物理としてのテクニックも学べる。
    • その分、物理学的にかなり深く掘り下げるというようなことは余りない。
★★☆☆☆☆

田沼貴雄

  • とても優しく丁寧な教え方で、面倒見も良いので悪くはない。
  • プリント、板書ともに公式の導出では微積を使った説明をすることもあるが、微積に重きを置くことはしない。
  • 入試で得点することに重点をおく人、問題が解ければそれでいい、という人にはおすすめ。
  • 微積を使った物理に慣れてない人にはちょうどいいだろう。
    駿台らしい物理を受けたいなら★4以上の講師がよい。どちらのタイプの授業を好むかによって好き嫌いが分かれる講師。
★☆☆☆☆☆

椎名泰司師、坪倉祐一師、溝口真己

  • ★4以上の講師とは別物の物理といえる。むしろ、こちらの方が一般的なのかもしれない。
  • 物理も数学も苦手というには、ここの講師がオススメ。
  • 初見で習う人でも、これらの講師なら十分についていけると思われる。
  • 物理の本質を理解したい人、微積を使って高みを目指したい人は ★2以上の講師を受講するといいだろう。
  • 椎名師を除き全く微積を使わないわけではないので、導入の導入くらいまでなら学ぶことができる。
  • 以下講師についての軽い説明。

椎名泰司

  • かなり解き方重視である。
  • 他の講師と違って全くと言っていいほど微積は使わない。
  • ただ、質問対応は丁寧で授業後に少し残ってくれるので質問しやすい。

坪倉祐一

  • 進度は遅めだがかなり丁寧にやってくれる。
  • 面倒見もよく優しい。
  • 物理に苦手意識があったりする人はオススメではある。

溝口真己

  • 授業は可もなく不可もなくといったところ。
  • 物理特講や物理α「最新入試!」なども受け持ってるためか、微積物理を使って基本事項の解説をする。
  • 問題解説では解き方重視である。
  • 声が小さいかつ、モゴモゴ喋るので聞き取りづらい。そういう点ではあまりオススメとはいえないかもしれない。