薬袋善郎

Last-modified: Fri, 30 Sep 2016 21:58:32 JST (209d)

薬袋 善郎(みない よしろう)は、予備校講師、実業家。薬袋塾代表。メープルファーム出版部主宰。

経歴 Edit

授業 Edit

  • 伊藤和夫師のやり方とははっきり異なる、英文の文法的な分析の仕方(本人はFrame of Reference:フレイム・オブ・リファレンス:F.o.R.:判断枠組みと読んでいた)による授業を展開していた。
  • 通常授業においては中級クラスの英語構文演習を担当し、現役のクラスも数多く担当しF.o.Rを使った英文解釈を指導していた。また季節講習でもオリジナル講座を担当し、締め切りを連発するなど好評を博していた。このように、初学者や英語が不得意な生徒に英文の読み方を一から指導することに持ち味を発揮した。
    • 駿台時代末期には、TIMEやNEWSWEEKなどの時事英語をF.o.Rで読み解く(その上で受験対策もする)講座を開講していた。
    • F.o.Rとは動詞に従属する文構造と句と節の内外に対する動詞の働きに注目して一文一文意識的に構文を取って行く読解法であり、これを無意識に実行できるようになることで、F.o.Rを意識することなくスムーズに英語を読み進めるようにする、という方法論である。特殊な理論ではなく、普通の構文読解と本質的には変わらない。むしろ本質を浮き彫りにする方法論である。
    • 英文を誤魔化すことなく徹底的に理詰めで読んで行く授業であるため、最初のうちの師の授業の進度はF.o.Rの導入もあり、非常に遅く、1時間で数文進むのが精一杯なほどであり、その後も非常にゆったりとした進度であった。
    • このような授業であったため、2学期にに入るとある程度実力がつき、師の授業を自主的に「卒業」する受講生が後を絶たなかったが、師のおかげで英文をキチンと正確に読めるようになったという生徒は非常に多い。
  • 初学者、中級者には非常に人気があったが、英語の得意な学生からの人気はいまいちだった。
  • 代ゼミ移籍後も、F.o.Rを用いた初級者向けのクラスや駿台時代に取り組んでいたTIMEやNEWSWEEKなどを素材にした講座をサテラインで担当していたが、パラグラフリーディング全盛期であり、「英語を一文一文和訳していたのでは試験時間内に英文を読み切ることはできない」などという論理が幅を利かせ、師の授業はいまいち振るわなかった。
  • 伊藤流の英文分析が主流である大学入試英語受験業界にあって、それに慣れている人間にとってはすこし違和感を感じさせる、一種の異端児ではあったが、駿台講師の中にも一定数の支持者はいた。
  • 本人は伊藤師の本を自著で推薦したりもしており、決して伊藤師(ひいては駿台英語科)のやり方が気に食わなかったりしたわけではなかったらしい。
  • F.o.Rについては、師の著書を通じて習得することができる。社会人の英語学習者向けの入門書もある。受験生の英文解釈入門本としても適しているので、興味のある者は手に取ってみると良い。
  • 駿台時代は週に2~3日出講していた。お茶の水校以外に大宮校、八王子校に出講していた。

人物 Edit

  • 見た目はかなり上品でやさしげなおじさん。人当たりもよい。
  • 独特な書面・活字の著書多数。
  • 妻は化学科の滝沢佐衣子

著書 Edit

  • 『英語リーディングの秘密』(研究社出版)
  • 『英語リーディングの真実』(研究社出版)
  • 『君の運命を変える 入試英文 速読王伝説(研究社バーチャル予備校シリーズ)』(絶版)(研究社出版)共著
  • 『英語リーディング教本』(研究社出版)
  • 『TIMEを読むための10のステップ』(研究社出版)
  • 『TOEICテスト スーパートレーニング 基礎文法編』(絶版)(研究社出版)
  • 『英文精読講義』(研究社出版)
  • 『学校で教えてくれない英文法』(研究社出版)
  • 『薬袋式英単語暗記法 かならず覚えられる』(研究社出版)
  • 『英語ベーシック教本』(研究社出版)
  • 『英語で読む!日本の歴史を決めた公文書』 (東京書籍)
  • 『名文で養う英語精読力』(研究社出版)
  • 『英語リーディングの探究』(研究社出版)
  • 『「本当」の基本を理解する 英語リーディングパズル』(東京書籍)
  • 『英語構文のエッセンス』(メープルファーム出版部)
  • 『英語構文のエッセンスStage1、2、3』(メープルファーム出版部)