英語長文問題集―文を超えて、文章を読む

Last-modified: Sun, 12 Mar 2023 05:00:37 JST (410d)
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  • 駿台文庫から出版されている大島保彦著作
  • 現在の英語入試の長文化にどう対処するかを説いた本で会話口調で語られている。
  • 関関同立、早慶、その他私大などで10問+東大後期が掲載されている。東大後期だけ難易度が突出している。
    • 東大後期の問題は医科歯科の超長文のような感じ。
  • 問題は小冊子として巻末にまとめられている。かなり解答解説が豊富。また、小冊子なので扱いやすい
  • 基礎的な文法・構文事項をある程度修得し、読解に本格的に取り組みだしたころに用いると効果的。
  • 授業で大島師が配るプリントをもとにして、実際の授業にあたる内容を会話口調で記述して書籍化したような内容。
  • 分詞構文についての説明があったりするので、上級者だけでなく中級者も想定している参考書のように感じられる。学力の高い高2生などにもおすすめ。
  • 使い方が最初にかいてある
  • 文のおおまかな流れ・展開に着目することで、長文全体の構成が把握できるように作られている。テクニックに走らず、正統な方法で解説がなされている。
  • 複雑な文は構文をとってあるし、設問の解法も丁寧。
  • 対応・対句表現を活用するということを重視する。
  • 2017年現在、絶版となった模様。
    • 代用といってはなんだが、同じように対応・対句表現(言い方は異なるが)を活用する参考書として、関西の英語科主任である桜井博之師の「英文読解の着眼点 言い換えと対比で解く」が有用であろう。

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