英文解釈教室

Last-modified: Sat, 01 Jul 2017 03:56:42 JST (111d)
  • 伊藤和夫の代表作である。1977年に出版された。
    • 伊藤和夫には、ビジュアル英文解釈基本英文700選新・英文法頻出問題演習など、他にも良く知られている著作があるが、英文解釈教室はそれらよりもさらに有名かつ影響力も大きい著作である。
    • この本が大学受験英語業界に与えた影響ははかりしれない。駿台はもちろんどの予備校でも、大抵の教師があたりまえのように構文把握を重視するのは、この本、ひいては伊藤和夫の影響によるところが大きい。
    • 伊藤和夫の受験英語業界および駿台内における地位を不動のものにしたのはもちろん、東大はじめ難関大志望者向けの予備校として駿台が現在の地位を確立する上でも、一定の役割をはたしたといっていいだろう。
    • 英語のひとつひとつの文を文法的に分析する(構文把握する)ために必要な知識を体系的にまとめ、紹介しつつ、実際の英文で練習していく参考書。ビジュアル英文解釈とともに、同種の参考書の、いってみればネタ本のひとつ。
  • 駿台の英語構文系の教材は、現在でも、この本で示された体系を規範として、生徒に教授するのを目標に編集されている。この本と英語構文S・HAなどを比較してみればわかる。
  • 現在この本を受験対策としてこなすことがいいことなのかは、意見が分かれるところである。
    • この本をしっかり仕上げると原書を読めるだけの力がつく、今でも東大の上位合格者には愛用していたとの声が多い、と評する人もいる。
    • 一方、現在の受験生が使うには高度・オーバーワークとする人もいる。
      • ビジュアル英文解釈よりかなり難しい難解な著作のため、この本を解説したサイトまである(→サイト)が、無理にこの本に手を出さずとも、後に書かれているビジュアル英文解釈のほうがいいだろう。
      • 受験生は英文解釈教室入門編や英文解釈教室基礎編という別の著作までは取り組みやすいのでお勧め。無印は高度なので注意を。
      • 今これをやるかどうかは意見が分かれる。1980年代に「合格者のほぼ全員が『英文解釈教室』を使っていた」(七帝柔道記)という類の本である。
  • 2017年に新装版が出版された