石川博也

Last-modified: Sun, 23 Apr 2017 21:58:04 JST (3d)

石川博也(いしかわ ひろや)は、駿台予備学校数学科講師。2号館,3号館,市谷校舎,池袋校,横浜校,千葉校,津田沼校,東大進学塾エミールに出講。

経歴 Edit

  • 駿台予備学校市谷校舎で浪人したのち、東京大学入学。
  • 東京大学教養学部基礎科学科卒業。
  • 東京大学大学院数理科学研究科修士課程修了。
    専門は複素領域における微分方程式論、数理物理学。

授業 Edit

  • 高校数学の範囲にとらわれずに数学の世界の奥深さを垣間見せてくれる授業で生徒からのあつい支持をあつめている。師への数学への愛がつたわってくる授業である。
    • 解法は基礎に忠実だが、彼にとっての基礎とは一部大学の範囲も含む。もちろん大学の範囲は解説してくれる。また、多くの受験生が選択していないであろう解法を意図的に選択する傾向がある。
      • 「皆さんが予習したのと違う⁉︎当たり前ですよ。自分のやり方に固執してはいけません。この方法が一番いい方法なんです。」
    • 授業では「受験において一般的」な解法より「数学において一般的」な解き方を意識しているようであり、それが上記にもあるように受験生にとっては見慣れない解法を選択する理由の一つになっていると思われる。
    • 師がつまらなそうに解いている問題=標準問題、師が楽しく解いている問題=難問という対応関係がある。(本人が認めている。)
    • 基幹教材や講習でも授業の質はよいが、師の真骨頂は研究教材や休日の特別授業であろう。
      • 研究系の授業では、単に問題の解説をするのではなく、その問題の背景を題材として高校数学の範囲にとらわれない数学の世界の奥深さを垣間見せてくれる上に、キレッキレの解答をスピード感あふれる板書にのせ師はとても楽しそうに授業を展開する。
    • もちろん通常授業でも、時間が余れば他の問題との関連や背景について解説したり、高級な手法を利用した別解なども紹介してくださるので上級者にも人気が高い。
      • 「ボクにはこの問題はこう見えるんですけどねえ」「これ美しくないですか!?」「これが面白いと思わない人はね、理系に向いてないんです」
    • 授業で扱う問題が難しければ難しいほど、師の授業は輝いていく。講習などはレベルが高い講座の方がより師の授業の醍醐味を味わえるだろう。
      • ただしレベルの高い講座を背伸びして取ると師の解答が理解できず、授業を受けても効果が半減してしまう。標準レベルの講座でも師はしっかりと解説してくれるので、数学が苦手な人は無理をせず、自分のレベルに合った講座を取ろう
    • 師の授業の受け方はただ授業の解説を理解しただけでは不十分である。授業で見せる突飛な解法にはしっかりとした数学的根拠が隠されいる。普段の授業ではその部分は触れないことも多いのでそういう場合にはここぞと質問すべきである。ここにこそ師の本領が発揮されていることも少なくない。
    • 数学を誰よりも愛し、時には駿台で大学レベルまで探求する講師(小林隆章師や雲師)よりも異色な数学を垣間見せてくれる授業をしてくれる。
    • 良問は褒め称え、ただ難しい鬼問は答えすら出さず、その問題の数学的背景を解説して終わることも。
    • いろいろと大雑把な教師ではあるが重要な点はしっかりと解説してくれる上、所々でセンスの良い冗談を飛ばすなどユーモアもあり通常授業を受ける生徒からの人気は高い。
  • 一方で、必要以上に生徒が大学の数学範囲に踏み込むことのないようにと注意もしてくださる。
    • 「こんなことをあまりやり過ぎると合格から遠ざかるのでほどほどにしましょうね」
  • 通期では担当クラスによって授業方針を変えている。
    • 同じコースであっても上位クラスと下位クラスでは授業で扱う解法も変えている。学生の理解度を確かめながら授業を進めているからである。
    • その他に担当テキストの1回目の授業で予習し、2回目以降のクラスで最良の解法で1発で解くという場合もある。
      • そのため、初回授業のクラスは師の試行錯誤や思考過程を垣間見ることが出来る。
  • 下位クラスでは恫喝したりなど傍若無人な側面を見せる。
    • 普通に授業を受けたり、質問に逃げの姿勢を見せなければ怒ることはあまりない。
  • 板書は他の数学の師と比べて少なめ。というかかなり少ないのでは?
    • 口頭で重要なことを繰り返し説明するのでメモを取るとよい。
    • 字は決して綺麗ではないのが、サイズが大きいからか、後方の席でも読めないということはあまりない。板書終盤のlimは名物。
  • 開始の挨拶がない。チャイムが鳴るとけだるげに教室に入って来て、「101番なんですけど~…」と解説を始める。そういうスタンスなので、焦らないように。
  • マイクチェックの際には手のひらでマイクを ぽんぽん とたたく。
  • 解説するときは、チョークを置き、手を前に組んで喋ることが多い。また、カツカツと靴音を立てながら黒板前を往復する。
  • 他の数学科トップ講師と同様に暗算が非常に早く、複雑な積分計算でも一瞬で答えを導き、計算ミスも非常に少ない。
    • ちなみに暗算中は手が謎の動きをする。じわる。
  • 生徒の授業にのぞむ姿勢が悪いと怒る。
    • 寝ている生徒や師の質問に対し考えもせずわかりませんなどと逃げの姿勢を見せるものに対しては厳しい。寝ている生徒に対しては教室から出て行くよう仰ることもある。
    • 授業時に質問を求められた際に質問せずにあとで質問しに行くとこれもしこたま怒られる
    • お怒鳴りになる様子は多数目撃情報あり。
    • 授業で寝ると翌週まで覚えておりさされやすくなる。またそこで答えられないととてつもなくタチが悪くなるので絶対寝てはいけない
    • 一見怖そうだが、本当に怒ると怖い
    • 一方で、真剣に質問にしに行けば、どこが分かっていない分かるまで付きあってくれたり、高度な質問にもしっかり対応してくれるという側面もある。
  • だるそうに授業をしているが授業の質は本物。
    • 問題の解説が面倒くさいという旨の発言をよくする。もちろん冗談であり、きちんと解説してくれるがたまに本当に問題を飛ばしたりすることもある。ただし飛ばした問題はその後きちんと解説してくれる。
      • これは「この順番で解いた方が学習効果が高い」という師なりの考えであることが多い。
      • 「この問題面白くないんで他の問題解説して良いですか?」
    • 頑張らないでも出来ることが素晴らしいという趣旨の発言をして、生徒から教師としてその発言はいかがなものかと言われたが、自身を教師とでしてではなく「数学を教えてる人」として認識している師にとっては、生徒のその発言はいただけなかったようだ。
  • 授業の進度は早めである。
    • 師によれば「一コマで4問解説することができるが、暗黙の了解の下一コマで2問しか解説しない」とのこと。
      • 実際無理やり解説時間を引き延ばしている感が否めない。またどんなに引き伸ばしても授業終了時間前に終わることが多い。
    • 講習で時間が余ると,先の問題のコメントをしたり,戻って別解や背景の解説をする.
    • 通常授業でも、時間が余るので、「これ分かりますか?本当に分かってるんですかね」といって、その後に注釈をつけて詳しく説明して下さることもある
    • 本人は速くすすめているつもりはないらしいが、なぜか時間が余るらしい。
      • 「もう終わりですか?あれ?速すぎましたかねえ」
    • 後期の授業で2問の解説を23分で終わらせたことがある。なお、この時師は予習していなかった。
  • 通期授業ではテキストが早く終わるので、余った時間で生徒のリクエストにこたえて様々な数学的に意義のある話をしてくださる.
    • ただしコースやクラスのレベルによって進める速さが違うためテキストだけで終わるクラスも存在する
    • 本人曰く「余裕がなければ出なくてもいいです.受かるほうがあなた方にとって大事なことですから」とのこと.
  • 駿台講師には珍しく授業中に質問時間を設ける。師の個性が最も発揮される時間でいちいち質問対応が面白い。かなりの確率でクラスが笑いに包まれる。
    • テキストが終了し、中途半端に時間があまると自動的に質問タイムになるが、もはや数学など関係ない面白トークショーとなる。
    • どんな質問でも答えてくれる。勇気を持って積極的に質問しよう。というかこのタイミングで質問せずにあとで質問しに行くとしこたま怒られる。
      • この質問時に「何でシータじゃなくてテータって言うんですか?」と聞かれたことがある。
      • 「なにか話をききたい問題とかありますか?」「後で質問すると聞いた一人だけが得してしまうじゃないですか、皆で成長したほうがよくないですか?」
  • 教壇から降りてきて直々に生徒の方へ向かい指名をしたり答えさせることもある。
    • しかし事前に丁寧な解説のもと,答えられて当然,ということを聞くのでそんなに心配することはない.
    • ただしろくに考えず「わかりません」と即答して逃げようとすると激怒する.当然逃げようとするほうが悪い.
  • 本当に時間が余ると雑談が始まる。大体面白い。
    • 雑談では野球の話をすることも。ちなみに師曰く「中学時代はピッチャーを務めていた」とのこと。
  • 予習せずにその場で問題を解いているという。
    • 師は担当のセクションや教材を始めて教える場合、「おっ、これは意外な結果ですね。」「こんな答えでいいの?」と発言していたり、始め口頭のみで解説(恐らく頭の中で考えを整理している。)したりすることから、予習していないのはほぼ確実。
    • 2016年度通期の横浜校で巻末の答えと出した答えが合わず(極大と極小を間違っていた)生徒に助けを求めていた。本当にその場で解いているらしい。
    • 予習してるかいなかの真偽は不明だが少なくとも師が持参するテキストには予習の形跡は無い。テキストはその都度校舎で借りていると公言している。他の講師にテキストが借りられている場合、テキストすら持ってこないで手ぶらで来て授業する時がある。
    • 問題の順番を無視して授業した際「予習してないって?お互い様ですよ。」といっていたこともある。どうやら本当に普段予習してないらしい。
  • 担当テキストの問題は数値も条件も含めてすべて記憶しているのではともいわれている。
    • テキストを見ずに問題文の数値、条件を迷うことなく正確に使っている様子を目撃されていることからこのような噂がひろがっている。
    • 上に関連して、現役クラスの授業(高3スーパーα東大理系数学Ⅲなど)では余った時間で小テストと称して浪人クラスの講義問題を提示される。本当に覚えているのかもしれない…。
    • いろんな校舎・いろんなクラスで同じ問題を解説してるので覚えていても不思議ではない。
  • 時々計算間違いもする。見つけたらすぐに指摘しよう。
    • 「もっと早く言ってくれればなおよかった」(解説がある程度進んだところでミスの指摘があったとき)
  • 行列をこよなく愛し、その問題の解説には熱が篭っていた。
    • 2009年度スーパー医系数学研究では残り3時間で3問と快調だったにもかかわらず、内一題の行列の問題に2時間半使った(大学範囲の技術を解説した)。
  • 方程式に対する審理眼は目を見張るものがある。方程式同士の関係性や性質を瞬時に見抜くその早さに驚く。また、その見抜き方も教えてくれる。これは代数幾何や2次曲線などで発揮される。
  • 記号の読み方が独特である。例えば、θ(てーた)、lim(りーめす)など。
    • 清史弘師は、θをテータと発音するのはギリシャ人であると仰っている。よってごく一部の熱狂的石川信者の間では、「石川師=ギリシャ人」説が浮上している。
      • パンフレットの髪型だけ見れば確かにギリシャ人かもしれない…。
    • ちなみに雲幸一郎師によるとリーメスはラテン語。
  • 入試問題に対して膨大な量の知識を持つ。
    • 例えば講習においてテキストの問題がどこの大学で何年に出題されたことさらに類題についても同様にどこの大学で何年に出されたかをスラスラとおっしゃる。生徒に「この問題がどこ大の何年の問題が知ってる人います?」とクイズを出すこともある。
  • 慶應義塾大学医学部の試験問題を大問丸々的中させ、その年の市谷校舎ではトップクラスだけで数十人もの合格をだした。
  • 過去に二年間、南米に滞在していたとの噂あり。
  • 板書の文字はかなり大きめ(縦に2~3行)

担当授業 Edit

通期

直前Ⅰ期
直前Ⅱ期

人物 Edit

  • 人気実力派講師の一人である。
    • 代ゼミなど複数の予備校を経て駿台で教鞭をとりはじめ、勤務2年目にしてお茶の水の京大コースに出講し、翌3年目で市谷校舎に出講、また、小林隆章雲幸一郎森茂樹などと共にお茶の水校新設の東大理系演習コースにも抜擢されるなど異例のスピード昇進をはたした、駿台きっての実力派講師である。
    • 2016年度の夏期講習では(上は東大理系数学から下は数学総合まで)20以上の授業を担当している。それだけ、いろんな需要がたくさんある、人気な講師である。
      • ちなみに東大理系数学では授業の最初に「このテキスト易しすぎ」と言い放ったとか。
    • 信者も多く、信者判定の基準は不等号の書き方である。
      • 悪化するとθをシータと言えなくなる。
  • 見かけも授業も個性的な教師である。外見は真田広之や金城武に似ている。女子生徒の熱烈なファンも多い。
  • 1971年うまれ。師曰く「恥ずかしい世代」だそう。
    • 侍ジャパン監督の小久保裕紀、藤原紀香と同級生(本人談)。
    • 誕生日はガウスと同じ4月30日である。このことが今も数学で生活をしている一因となっている。
    • 小林隆章師にならっていたこともあり、小林・森・雲師よりひとまわり若い世代といってもいいだろう。
  • 師が現役生だった年は丁度センター試験が始まった年で、以来全てのセンター数学を解いているそう。
    • 「どうして解いてるかって?惰性ですよ」
  • 浪人時代は市谷校舎ですごした。
    • 一番レベルの高い校舎を聞いたところ市谷校舎と言われたため、理一志望であるのにもかかわらず市谷に入学した。本人は医学部コースとは知らず困惑したという。
    • 大島保彦師に教わったらしいが大島師本人は覚えていない。現在では大島師とは仲が良い模様。
    • 小林隆章師にも習っていたとのこと。
  • 物理も好きなようである。そのせいか物理チックな話をすることもある。他予備校では物理を教えていたこともある。
    • そのためか金曜の2号館講師室内では物理科の小倉氏と共に仲良く談笑をしていた。
    • 東大に通っていた時の指導教官が物理科の森下師と同じ人だったそう。
    • 物理の神、山本師の書いた「物理入門」を崇めており、額縁に飾るべきだと語っている。
    • 偶然かもしれないが、答えの下には駿台物理科と同じように波線を引く。
  • 複数の予備校を経て駿台に移籍してきたので、他の同世代の講師と比べると、駿台講師歴は長くない。
  • 以前、野田クルゼで堀川玲二名義で物理を教えていたことがある。
  • 国語科の平井師と同期。
  • 入試の出題予想はしない主義。
    • 以前、東大の入試について「今年は確率漸化式出ないよ」と言った年に出題されたことがあるのだとか。

発言集 Edit

外見や授業自体だけでなく、時に個性的な発言もまた、受験生を魅了する。

  • 「皆さんが予習したのと違う⁉︎当たり前ですよ。自分のやり方に固執してはいけません。この方法が一番いい方法なんです。」
  • 「私に質問しに来たって教えませんからね?数学は自分で考えるものですから。確認だけならしますよ。『これってこうですか』ってきたら『はいそうです』『いえちがいます』としか答えません」
  • 「この問題面白くないんで他の問題解説して良いですか?」
  • 「予習してないって?お互い様ですよ。」
  • 「これ美しくないですか!?」
  • 「ボクにはこの問題はこう見えるんですけどねえ」
  • 「こんなことをあまりやり過ぎると合格から遠ざかるのでほどほどにしましょうね」
  • 「なにか話をききたい問題とかありますか?」
  • θ(てーた),lim(りーめす) ,∞(いんふてぃ),∫(いんてぐれーしょん)発言ではないが、記号の読み方が独特。
  • 「これ分かりますか?本当に分かってるんですかね」
  • 「僕はね、頑張らないことが良いと思うんですよ。頑張らなくてもできることが良いんです。メッシとかがそうですねぇ。そうです、皆さんにはメッシになってもらいたいんですよ、僕は。」
  • 「別に問題の誘導に従わなくたっていいんですよ。私はいやなんでλって置きますね。一体この波長が短いのか?長いのか?赤外線なのか?紫外線なのか?」
  • 「分かったなら分かったって顔してもらって、分からなかったら分からないって顔してもらえます?、プラカードみたいに訴えてもらってもいいですから。」
  • 「離脱だって離脱、講師室大騒ぎですよ。何でもいいんで何か言いたいことあります? ん、君、何か言いたい、いかにも君倫政って顔してるね。社会の選択何?えっ、あっ地理。」
  • 「僕は高校生の時から大学の数学の教科書使ってましたからね。よく生徒に「どの問題集やればいいですか?」って聞かれるんですけど、分からないっつーの!」
  • 「どこの国に行っても『複素平面』ですからね。『複素数平面』っていう人は極めてマイノリティであることを自覚してくださいね。」
  • (山本師の物理入門は額縁に飾るべきと語ってから最前列の生徒がその聖典を取り出して)「君!何神様持ち歩いてるんだ!額縁に飾っとかなきゃダメじゃないか!」
  • 「ポケモンなんてやってないでポールポーラーの証明したらいいんですよ。」
  • (授業終了間際、教室の時計が遅れており師の想定よりチャイムが早く鳴った際)「これ時計ぶっ壊れてますよね!?僕は時間厳守ですから、あと二分あると思ってるんで」
  • 「偉いだけの講師っているじゃないですか」(かつて師が解答速報を担当した際、師の解き方に難癖を付けられた東大の過去問を解説された時)
  • 「完答(投?)しなきゃ意味がないと思うんです」(部分点を取りに行くスタンスの受験生が多いことに対して)
  • 「バウムクーヘン使っていいんですかって質問最近多いんですけどね、知りません。僕、採点基準制作者じゃないですから」
  • 「数学科はやめといた方がいいですよ」(CLが自分の学科について授業開始直前に雑談していた後にて)
  • 「みなさんはテスト好きですか?僕は好きですよ、特技テストですから」
  • 「トランプさえ大統領になれる」(市谷校舎の合格祈願冊子に掲載された師の激励の言葉)