田部圭史郎
Last-modified: Wed, 05 Apr 2023 15:57:47 JST (358d)
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田部圭史郎(たなべ けいしろう)は、駿台予備学校日本史科講師。1号館,立川校,大宮校,横浜校,津田沼校,仙台校に出講。
経歴
- 神奈川県藤沢市出身。
授業
- 単に年号や用語に関して無味乾燥した丸暗記を強要するのではなく、「なぜ?」や「流れ」等と理解や経緯を重視した授業を展開する。そのために上記のような図解板書をしながら、アニメーション効果や雑学も交えて説明することが有る。
- 例えば、青島(チンタオ)がドイツ領であったことについて「この場所の名物としてチンタオビールと言う凄いおいしい飲み物が有るのです。ビールはドイツが発祥ですね。これがドイツ領だった証ですよ。」と理解を伴った暗記を伝授する。
- 「記憶に残る話」を心掛けているが、ときどき爆弾を落としてくるので、特に男子は笑いすぎないように注意。
- 独特な図解板書をされる。とはいっても授業内容自体は特に癖もない。
- 板書の字がカクカクしている。
- プリントが渡される
- 結構な頻度で雑談が入る。大抵非常に面白い。
- 仲の良い他の講師や、師が尊敬していらっしゃる山本義隆師がたびたび登場する。
担当授業
通期
出講なし
人物
- 専攻は経済思想史。
- 「たべ」ではなく「たなべ」が正しい読み方である。
- 高校3年の夏期講習のときに受けた福井師の戦後史の授業がきっかけで、駿台日本史科の講師を志すようになり、現在に至る。
- なお、福井師とは小学校が同じであり、福井師の家と田部師の実家は徒歩5分圏内であるらしい(本人談)。
- 物流関係の会社に勤めた後、大学院に入り、そして駿台講師となる。
- 福井師や物理科の山本師を尊敬されている。
- 流石に福井師の授業スタイルまではリスペクトが及んでいないらしく、板書(図解)を多用し、かつ授業は全くと言っていいほど延長しない。史料読解の途中でも「続きは休憩してからにしましょうか」と打ち切られる。やりきってしまってもいいと思うのだが。なおほぼチャイムと同時に始まる。
- 山本師のことを「レジェンド」「義隆先生」と呼んでいらっしゃる。
- 山本師の原子物理に関する著作の中にも協力者として師の名前が登場している。山本師が長らく研究している古代の超新星爆発に関して日本史科として携わったのではないだろうか。
- 山本師とはかつて一緒にベトナムへ行ったこともあるのだそう。人生の中で宝になるほどの経験だったそうだ。
- 趣味は、ランニングやドライブ、旅行。よく奥様とご一緒に出かける。
- グルメ好きなようで、評判のお店に行っては、近くの歴史上の事件現場となった場所に足を運んでいらっしゃる。
- 源実朝の歌「時によりすぐれば民のなげきなり八大竜王あめやめ給へ」が好き。実朝.comの愛好歌投票を呼びかけている。結果1位「時によりすぐれば民のなげきなり八大竜王あめやめ給へ」と2位「時ニヨリ過グレバ民ノ歎キナリ八大龍王雨止メ給ヘ」、3位「時によりすぎればたみのなげきなり八大龍王雨やめたまへ」を足した投票数は502票と、4位と448票差をつけ圧勝している。
- 文系の高3/卒生で日本史選択者に対して、9月の時点で大手予備校の記述模試の偏差値が60に満たない受験生の添削指導はしない、と公言している。
- 師は偏差値60のラインを、「受験の土俵に立つ最低ライン」と考えているそうだ。
- 2015年に代ゼミが大幅なリストラを行った関係で模擬試験も大幅に減少したが、その中でマーク模試全廃になったことに「センター試験を受験するのに習熟度を測る『重要な物差し』を廃止してどうするのだ。」と苦言を呈している。
- 教科を超えて他の講師と仲が良い。師と同じく仙台校に出講している物理科の小倉正舟師(2017年度まで)、佐々木直哉師、生物科の朝霞靖俊師、化学科の吉田隆弘師、英語科の水島雄一郎師、斎藤資晴師、勝田耕史師とは仲が良い。雑談や用語の説明でしばしば登場する。
なぜ理科講師が多いのだろうか- 特に水島師を2コマに1回くらいのペースでネタにする。
- 曰く、師が張り付けになったときに真っ先に駆けつけてくれるであろう「俺のメロス」。
- 水島師のモノマネをするときの声がミ◯キーマウスよりも高い。
- かつてあざみ野校の近くで吉田師、斎藤師、水島師と焼肉を食いに行き、しこたま食べ終わった後、ラストオーダーの時間になって、水島師が更に追加注文したことがあるらしい。師はこのことを「あざみ野事件」と呼んでいる。
- 勝田師は日本史(特に近現代史)にお詳しいらしく、それもあってたまに講師室で呼び止められるらしい。
- 第一次西園寺内閣が倒れた理由が教科書に詳しく載らなくなったことに気づいて、田部師に話しかけていた模様。曰く、自分が怒られているかのようだったとのこと。
- 2018年現在で41歳である。
- 吉田師とは歳が近いが、師の方が少し年上なようである。
- 特に水島師を2コマに1回くらいのペースでネタにする。
- 京都精華大学人文学部総合人文学科社会専攻専任講師であり、福井紳一師の教え子でもある白井聡氏とは友人。
- 小澤征悦似の顔立ちのハッキリした男前である。
- 水島師には、小島よ○おに似ていると言われたらしい。
- 師が嫌いな歴史上の人物は結構露骨にdisる。例えば、持統天皇を「持統のばばあ」、日野富子を「富子ばばあ」、足利義教を「クズのりちゃん」、足利義政を「クズまさちゃん」などである。
- その際、必ずと言っていいほど「ごめんなさいね、○○ファンの方がいたら大変申し訳ないんですけど」という前置きをなさる。
- 師は、このサイトの熱烈な愛読者である。当記事の間違いを指摘なさることも。
- 駿台日本史科講師としては珍しく、政治的発言がとても少ない。右か左かは不明である。しかし、師のTwitterのいいね欄から察するに、左であることには間違いない。
- 政治的発言にならないようにかなり気を遣っている様子が見受けられるが、ときには、社会運動への理解を求めたり、自民党政権に苦言をていすこともあるため、やはり福井師らと近い政治思想は持っているのだろう。
- ネタで、しばしばナルシスト発言をする。
- 授業の際には必ず水をお持ちになる。
その際には必ずと言っていいほど飲み物の中にはのど飴?のようなものを入れて飲んでいる。常に喉が痛いのだろうか
- 授業の際には必ず水をお持ちになる。
著作
- 『徹底攻略! GMARCHの日本史』駿台文庫,2011年
以下は共著 - 『センターで学ぶ日本史』駿台文庫,2012年
- 『センターで学ぶ日本史 文化史演習』駿台文庫,2016年
- 『センターで学ぶ日本史 外交史演習』駿台文庫,2016年
- 『センターで学ぶ日本史 社会経済史演習』駿台文庫,2016年
- 『駿台模試精選 日本史(駿台受験シリーズ)』(駿台文庫、2019年7月31日)
リンク
日本史が得意になる教科書の読み方(高校生新聞)
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