森茂樹

Last-modified: Fri, 05 May 2017 22:37:44 JST (23d)

森茂樹(もり しげき、1958年-)は、駿台予備学校数学科講師。2号館,3号館,市谷校舎,横浜校に出講。理学博士。

経歴 Edit

  • 石川県金沢市生まれ
  • 金沢大学教育学部附属高等学校卒業
  • 東京大学理学部物理学科卒業
  • 東京大学大学院理学系研究科博士課程修了(理学博士)
    • 博士論文は"He,Ne,Ar原子による低速陽電子の非弾性散乱 (Inelastic scattering of Slow Positrons by He, Ne and Ar Atoms)"
  • 大学院博士課程在籍時より代々木ゼミナール講師を務め、その後駿台予備学校に移籍。

授業 Edit

  • 小林隆章師、雲幸一郎師とともに、関東駿台数学科を代表する講師である。
    • 東大理系や医科大・医学部など、大学入試における最高レベルの数学の講義を行うことのできる数少ない講師。
    • 主にお茶の水校市谷校舎横浜校に出講。東大、京大コースといった最上位クラスにしかほぼ担当していない様子。そのためお茶の水校であっても3号館以外ほぼ師の担当はない。
  • 授業でしめされる解法は、時に感動を呼ぶほど非常に鮮やか・美しく、奥深い数学の世界を垣間見せてくれる密度の濃い授業を展開する(解法については一部の生徒からは実践的でないという意見も)。
  • 授業開始時には「ういっすっ」と言って教室に入った後、「は~い、みなさん、こんちわっ」と言い、肩をカクカクさせる事が多い。
  • 寒いのが苦手なようで冬期講習では頻回に「最近ほんとに寒いですけど」と言う。
  • 問題解説の際には、解説に入る前に必ず問題文をすべて音読する。その際の読むスピードはとても速いが、噛むことがあり聞きづらいという意見もある。
    • 師は、生徒にとっては必要かどうかわからない、この音読によって問題の最終確認をしているようである。実際に師がテキストを忘れた際も生徒からテキストを借りて一度音読すれば後はテキストを用いなくても解説は始まる。場合によっては最前列の生徒の教科書を逆さまに覗くようにして読んでいることもある。この時は読む速度は若干遅い。
  • 授業のスピードは異常に速いが、ポイントを話した後、さっさと次に行くのではなく例を挙げたり、頭の中を整理する時間を意識的にくれたりするので、非常に分かりやすい。
  • 板書の字は小さめなうえにお世辞にもきれいとはいいがたいが、板書の内容自体はまとまっている。その分、量も多めで書くスピードも速い。まず解法のポイントを☆マークで板書し、別解や出題背景・補足事項などを<<注>>で示してくれる。
  • 暗算が天才的に速い、かつミスは極めて少ない。
  • マイクについた紐を使って黒板にたちどころに正確な円を描くことができる。ちなみにこの技は山本矩一郎譲りである。
  • テスト演習をしている時は必ず生徒の答案を見て回り、忽ち出来を詳細に読み取れる。
  • おそらく予習はしているのか…。ある授業で違う教科書を持ってきた時は、一番前の生徒の教科書を見ていた。なお、逆さ読みしてる状態だったので、読む速度は少し遅くなってた。
    • どうやら予習しているものもあるようだ。その際は、解いてきたのであろう紙を教壇の上に置いておられるがほとんどまっさらな教科書しか見ていない。
  • 授業の時はチョークを持つ右手のみYシャツ(左袖の上腕部には"S.Mori"と、苗字・イニシャルが書かれている)の袖のボタンを取る。
  • 夏期講習会では毎日色違いのポロシャツで出講。
  • 咳をするときはとっさにマイクの電源をoffにする。
  • 滑舌が悪い上に声が小さく、字も解読不能なレベルで汚いという人もいる。一部の生徒からは「頭が良すぎて他の器官がついていかない」と揶揄されることもある。中には「講師よりも研究者の方が向いてる」との声も。
    • そんな森師でさえ大学でのポストを手に入れられなかったあたり、理系の闇の深さがうかがえる。
    • しかし、やはり頭はいいのでこれからも駿台の重役を担うことは間違いない。

担当授業 Edit

通期

直前Ⅰ期
直前Ⅱ期

人物 Edit

  • 受験数学業界におけるエキスパート。
    • 『全国大学入試問題正解 数学』(旺文社)解説委員。
    • 雲幸一郎師、安田亨師とともに「大学への数学」の常連執筆者である。
      • 大学生の頃から大学への数学の執筆を行う。かつては岩井秀喜というペンネームで寄稿し、大数ゼミにも出講していた。
  • 受験生からの評判はもちろん、講師からの評判もすこぶる良い。
    • 代ゼミの定松師が唯一すごいと認める講師
    • 「大学への数学」の編集長が彼は天才だとおもうと賞賛する講師
    • 接点tの代ゼミ荻野暢也師が、安田亨氏と共に代ゼミが失った唯一の財産だと挙げた講師
      • 荻野氏が受験生時代、数学の問題を解いていて、その問題は森師が学生時代に作成した難問で、後に学生が作った問題だときいて荻野氏は「こんな難問を学生が作っていたのか!」と驚いたとか。
    • 安田亨師が唯一「彼は頭がいい」という講師
    • 東進の二見太郎師が代ゼミ時代に一目おいて、近寄りがたいといっていた講師
    • 代ゼミの雨宮師が嫉妬していた講師
    • 元SEG、代ゼミの米谷達也師が「森さんが解けない問題は誰にも解けない」といっていた講師
    • 河合塾の講師でも名前をよく知っており、恐れている講師
  • 年齢を感じさせない、ふわふわサラサラでつやつやとした美しい黒髪と、 少年のような寝癖がチャームポイントである。よゐこの有野晋哉に顔が似ていると言う声も。
  • 「〜ですな。」や、「〜であることは言うまでもありません。」が口癖。
  • いつもニコニコしてる印象だがさりげなく毒舌。
    • 意外だが「分数を文字でおくとき分母の文字が0になる可能性を考えないのでは理系失格です。文系はズボラだからそんなこと気にしない」、「(点と直線の距離の公式で)分母のルートの中身を間違えている答案を結構見ますけど、私にいわせればどうやったらこんなの間違えられるのかわからない」などと“舌好調”であった。
  • 質問対応はレベルに応じて変わってくる。
    • すくなくない最上位クラス担当の講師はそうだが、簡単な質問、自分で考えてないと思わせるような質問には対応は悪いので、きちんと自分で考えてから質問することが大事。
  • 運が良ければ、雲幸一郎師と一緒に帰る姿を見ることができる。お二人は参考書を共著するほど仲がいい。
  • 大島保彦師が森師を話題にする際に言うこと:「この問題には解法が5通りあります」
    • 試験会場での心構えの話だと「試験会場で肩にいろんな人を載せてればいいの!勝田だったら〜雲幸一郎だったら〜森茂樹だったら『この問題には解法が5通りあります。』いいんだよ一通りでいいから早く教えろよ!」というのがだいたいセットとなる。
      • 実際、受験生には森師をイメージして数学の問題を解くとなぜか解ける、と評判である。
    • 講師室で生徒に質問された際、30秒考えてから解説を始めたため、それを見ていた大島師が後で理由を尋ねたところ「5通りの解法を考えるのに10秒、どの解法が生徒に合っているか考えるのに20秒かかりました」と言い、大島師を驚かせたそうだ。
    • その大島師曰く、「名前が反則」
  • 学生時代の英語の偏差値は「65と80の間で上がったり下がったり」していたそう。(大島師談)
    • 大島師「日本語の使い方間違ってる」
  • 安田亨師と同時期に代ゼミから駿台に移籍。
    • このとき駿台英語科の講師一派は、移籍の噂を聞きつけ、同僚の雲幸一郎にその力量を問うた所、雲が褒めたので、「雲の上の人」と言う愛称が英語科講師陣に広まった。
  • 井龍師曰く「数学の森師は入試当日までに数学の問題を2万題ほど解いたらしいですね…」と述べていたが果たして…
  • 高校時代全国規模の模試で第一位になったことがあるらしい。
  • 他の数学講師が苦戦した国際数学オリンピックの難問でも短時間で解答していた。
  • 愛称は「しげっきー」
  • 同い年の斎藤資晴師(師は森師のことを「森君」と呼んでいた)曰く、8時間睡眠をキメるロングスリーパーらしい。
  • 筑波大学の森茂樹名誉教授(物理工学)とは別人である。

著書 Edit