小林俊昭

Last-modified: Sat, 29 Apr 2017 23:27:49 JST (24d)

小林俊昭(こばやし としあき)は、駿台予備学校英語科講師。1号館,2号館,3号館,池袋校,大宮校に出講。

授業 Edit

  • 主に東大、一橋などのトップクラスで授業を行う。
  • 入室時の雰囲気や口調は気だるげにも見えるが、授業が進むとだんだん熱がこもってくる。
  • 雑談はほとんど無いが、時々真顔で面白い事を口走って教室を沸かせる。
  • 通期では補講、講習では延長することで有名。
  • 「英語は一つであり、あらゆる演習は相互に補完されるべき」という信条は一貫しており、英文法・読解・構文・作文と、形式が違えども「文法の理解」が基本軸になる。どの分野でも非の打ち所のない授業を展開する。
    • 「表現の丸暗記」ではなく「文法を軸とした成り立ちの理解」を指導する。
      日本語訳を丸ごと覚えるのではなく、どういう思考でこういった表現が生まれたかを理解することで「英語的な発想」を身に着ければ、その都度その発想から適切かつ自然な日本語訳をすることができる、英語の科目ながら日本語の問題にできるというのが基本路線である。
    • この基本路線の背景には、「人間の脳は無意味な物事を記憶することができない。記憶というのは意味を探し求めたり、他の事柄と結びつける過程で自然に形成されていく」という師の考えがある。
    • 実際、師の授業を修得すると文法問題はもちろん、英文のニュアンスを汲むことで読解もスムーズに読めるようになり、英作文も書けるようにまでなる。
  • 英語講師の9割方が正しいと捉えているものを否定することもあるが、それには英語の成り立ちや歴史を根拠に論理的である.
  • 作文・読解など種類を問わず、どの授業でも、解説すべき文法事項にあたるとその都度英文法の説明になる。長い時間をこの説明に費やすが、その分内容はとても濃いものである。
    • この英文法の解説部分は、コバトシの授業の真骨頂ともいえる部分であり、人気の理由の一つである。
    • とても満足がいくぶん、時間がかかり、進度が遅い主因にもなっている。
    • それが英文読解であろうと、文法問題であろうと、英作文であろうとその英文から一度離脱し、英文法講義が始まり、そして、それは英文読解の初めの数行で行われ、そのままそのコマ全てを費やしてしまうことも少なくない内容の濃いものである。
  • 読解授業ではパラグラフリーディングや、設問の解法といったことは基本的に一切解説せず、一文一文をとことん精読する。
    • 英文を一文一文板書して、英文法を軸にとことん語りつくしていく。
    • 大学の入試問題の長文読解に関しては構文が「読めれば解けるはず」という立場であり、設問の解法や方法論を教えることには懐疑的である。
    • また、パラグラフリーディングについてもかなり否定的な立場をとっていてる。
  • 英作文も文法の理解が基本。
    • 授業形式は、和文を細かく分解し、部分的に表現をまとめて数パターンずつの解答を作り、最後にそれを繋げる方式(その組み合わせで数パターンの作文ができる)。
    • 勝田師などの講義のようにひと筆で書くような鮮やかさはないものの生徒がマネするのに優しい方式である。
      • 逆に勝田師や竹井師の英作文(特に和文英訳)に慣れていると少し物足りなさを感じてしまう。自然な英訳などはあまり重視されなかったり、英訳の仕方がかなり違うので不向き。
      • 講義後に質問すればどれが自然かの情報は補完できる。大学受験という面ではどれでも正解になるのだが。
      • 師の言う自然な英語とは英文に於ける自然な英語といった感じである。(つまり文語文、言い換えについての見解などからそのように伺える。)その為、勝田師が言うような実用英語として自然な英語とはややズレがある。
    • 読解や文法の授業で習った知識が多くなってくると、受験生にも師と同じような英語的な作文が自然と書けるようになってくる。
    • その時英語が一つであり文法的学習が王道であることを改めて実感するだろう。
    • 必ずしも網羅的に書かれるわけではないので、板書と自分の解答が違う場合は授業後に添削をお願いすると良い。板書された表現以外でも正解になる場合もある。
  • 彼の真骨頂は「英語入試問題研究」や「スーパー英語総合」、「integrative英語」などの総合英語授業で見れるだろう。
    • 通常授業の「英語入試問題研究S/英語入試問題研究NT」では授業の充実さにもぐる人間が出てくるようになり、一部クラスもぐり摘発という異例の事態にまで発展するほどである。
    • 英語入試問題研究は目的が論理展開の把握に置かれているにも関わらず、師は上述のとおり一文一文を精読していく為、本来の目的を達成出来ないという点が指摘されている。が、その作成者の意図通りの授業から得られるものと同等もしくはそれ以上の質のものを得られる授業を行っているのも事実である。
  • 各文法項目毎に板書を行う。
    • 板書内容や例文等は学年・現役浪人問わず共通。
    • テキストに解説したい文法事項がない場合はその文法事項が収録された演習問題等をもってきて解説する。
    • そのため、一年間通して受講すると英文法が網羅されるようになっている。
    • 口頭説明も多いので、メモもできるだけとろう。
  • 字は独特で慣れるまでは読み間違えやすく、基本的にその時空いているところに書く。
    • スペースがないと書き方も斜めに書いたりする等、割と乱雑なので、黒板上は毎コマめちゃくちゃになる。A4版など大きめのノートを使うと構文など黒板を目一杯使って板書されるものが写しやすい。
    • 丁寧に書き取るとルールに従って精密に研究されている参考書のようで非常に復習がしやすいノートになっている。ノートを作って満足してしまいがちなので注意。
    • 目が悪いと後ろの席からは非常に見づらい。そのため師の授業があるとオペラグラスが必須となり、すべて貸出済みになることも。
      ただ書いた内容を毎回読み上げるので慣れてしまうと見えなくてもわかるようになる。
  • チョークの使用(破壊)本数の多さで有名で、他講師からネタにされる上、自身もネタにしている。
    • 全身を使ってボクシングのジャブのような姿勢で板書を行う。手首を使って叩きつけるように板書するため、チョークが粉々になっていく様子が背中越しに見える。
    • 1コマに数本を消費するそのチョークの破壊量故、チョークの箱を何箱も持ってくるのが特徴。池袋校ではついに教務から少しクレームが出てしまったらしい。
    • とある授業で2コマで29本ものチョークを折ってしまい、壇上はその粉でまみれてしまった。師がそれを踏み、教室の外の廊下に足跡が出来た。
    • かつてその足跡を見て雲幸一郎師は「小林さん、かくれんぼしたら間違いなく負けますよ」という秀逸なコメントをしたらしい。
    • 弟の雲孝夫師も授業中にネタにしていた。「雨の日はチョークが折れやすいんですよね~…3限あたりが楽しみですね」(この日の3限はコバトシによる英語入試問題研究Sであった。)
    • 2016年のintegrative英語では合計72本のチョークを折ったという。
      「数えた生徒が居たらしいんですけど、ええ、ちゃんと授業受けてくださいね」と嬉しそうに語っていた。くれぐれも真似しないように。
    • 池袋校の授業時には、小林師用のチョーク入れと書かれたカゴにチョークケースを8個ほど入れて持ってくる。
    • 良質であった羽衣チョークを販売していた羽衣文具が廃業となったことで、チョークの破壊にさらに磨きがかかった。
  • 講習は、師の人気故、締め切りなることも多い。授業延長で有名。
    • 講習ではハイレベルな講座の担当が多いが、基礎から教えて頂けるため、偏差値50くらいの人でもついていけるだろう。
    • どの講座も基本的に延長する。師曰く「テキストの分量が多すぎる」らしい。担当するテキストのほとんど(というか自作のもの以外)が該当するようだ。
      • 講座によっては、昼コマであれば10~20分早く始め、同じくらい延長する。夜コマの場合は4コマ目を作り、午後9時前まで行うこともある。センター直前のファイナルアタックですらセルフハイグレードになるので、気を付けよう。
      • かつてのスーパー英語総合では、毎日50分の延長をして15時間以上授業を行っていて、「セルフハイグレード」と言われていた。2015年以降はボリュームが減ったため、延長は1日30分程度である。
      • 2015年度のスーパー英語総合では最終日は延長無しどころか早く終わってしまうという普段ではありえないことが起きた。
      • 2014年度冬期講習では、早慶大英語Part2(13:40~16:30)を延長し過ぎてしまったため、同じ教室で行われる一橋大英語(17:00~)の開始が遅れてしまった。
      • 2015年度冬期は師自身が一橋大英語のテキストを作成していたため、そこまで延長は長くなかった(それでも延長はする)。
    • 延長をする・しないにかかわらず、授業の質を維持するため、基本的に「integrative英語」以外はテキストは終わらないことが多いのでそのつもりで受講すること。一応解説しきれないパートにも解説プリント・単語プリントは配布されるが、授業の質には到底及ぶものではない
    • 文法事項に関してはレギュラーで師の講義を受講していない生徒への配慮のため、レギュラーと被る文法事項の板書も多い。レギュラーほど詳細な解説ではないが、質問に行けば丁寧に教えてくださる。
    • 締切になる講座も多く、内部生のみで受付終了になることもあるので、申し込み開始とともに申し込むことをお勧めする。
      • 他の講座にも言えるが、授業タームの直前4、5日前だとキャンセルが出ていたりするので狙い目。
      • また、お茶の水校で締め切られても池袋校は結構空いていたりするので狙い目。
    • 講習のみ受ける人の多くは文字などに苦戦してノートを取るのが遅れるが口頭でも大事なことをいうので注意。
      • 特に読解では口頭で相当大事なことを言っているので読んでいる文を眺めているだけでなく、テキストが多少汚くなっても口頭説明に食らいついて書くべきである。
      • もしどうしても綺麗なノートに拘るなら、板書や文法の口頭説明はメモ用紙に書いてあとで清書、読解の口頭説明はテキストに書く、などが良い
    • 通期と違い休み時間は15分になる。
  • 本人曰く「よく間違われますが私はasオタクではありません。大っ嫌いです」らしい。
  • 師のような授業を行う講師は若手どころか全体を見渡してもほぼいないので、師が何らかの事情で授業ができなくなった際など、危惧されることがある。
  • 高2クラスを長年持ち続けている。駿台に限らず、その予備校トップクラスの人気講師が高2クラスを持つのは珍しい。

担当授業 Edit

通期

人物 Edit

  • 大島保彦師と並んで、英語科で最も人気のある講師である。
    • にも関わらず、本人は自分が英語ができるとは思っていないらしい。(だがもしこれを真に受けると生徒の英語は一体どんなレベルになるのであろうか。)
  • 性格は寡黙だが真面目。皮肉屋で冗談好きな一面も持ち合わせ、英文や問題に対するツッコミで生徒を笑わせる。
    • かつて授業中に無意識のうちに東進ハイスクールの林修の某セリフを発してしまい、教室中の笑いが数分間収まらなかったことがある。現在ではとある文法事項を説明する際にこのネタが使われる。
  • 生徒からは小林隆章師と分けるため「コバトシ」という愛称で呼ばれる。授業中、小林隆章師を「コバタカ」と言ったことがあるそう。
  • 初めて受講したときは声と見た目とのギャップで驚くことであろう。
    • なんだか愛着のわく人物である。次第にかわいく思えてくる。
      親しくなると笑顔を見せる機会が増えるが、普段のギャップがあるので最高にかわいい。特に前期・後期の最後の授業で見せる笑顔は格別である。
    • パンフレットの講師紹介の写真は2015年までは現実とかけ離れたものだったが、2016年度に新しくなり、実際の師の姿を伝えるものになった。あの笑顔は授業中冗談を言っている時のものに近い。
    • トレンディエンジェル・斎藤にかなり似ている。(他にも、ソフトバンク社長・孫正義、新党大地・鈴木宗男氏、元中日ドラゴンズ・和田一浩、東京大学教授・ロバート=キャンベル、アクション俳優・ジェイソン=ステイサム、プーチン大統領など。共通点が頭髪しかない。)声が時々めざましテレビに出てくる某声優に似ている時がありかっこいい。
  • 口癖は「えぇ、っすか」「って形ですこれ」「ぜひ持っておいて」「なもんですから」「ほんで」「かわいそう」「ちがう」「でしょうか」「ばかげている」など多岐にわたる。
  • 雲幸一郎師や須藤良師とはかなり仲がいいらしく、雑談にもよく出てくる。
  • 授業中に特定の講師を名指しして批判することはないが、基本方針として丸暗記をとる講師は授業中に皮肉ることがあったり、講師室で質問する時に一部の講師を手厳しく批判することがある。
    • どの講師にも言えることだが、どちらがよいかは生徒の好みであり合う方を選択すれば良い。
    • 「講義内容の批判=仲が悪い」というのは安易である。講師という社会人同士である大人の世界の関係は、たかだか二十年前後しか生きていない生徒が判断出来るほど単純なものではない。
    • 勝田耕史師や駒橋輝圭師とは文法に対するスタンスが大きく異なる。特に勝田師の方針への批判は凄まじい時がある。
    • 齋藤英之師の方針とも相違点が多い。
      例えば分詞構文の説明に関しては、師は意味を覚えるのではなく文脈から判断すべきだと教えているのに対し、斎藤師は意味を暗記するよう主張しているように全く正反対の立場であり、両師とも名前こそ出さないものの互いの方針を痛烈に批判し合う。
      さらに what の扱いについても斎藤師のものとは異なる。
    • 師が大島保彦師の方針を批判するところを見た生徒はいない。大島師は師がチョークをよく折るのをネタすることがある。ただ、ネタにすることは稀で、恐らく両者とも互いを意識しているのであろう。(ともに駿台英語科で人気・実力の最上位にいることを考えればある意味当然とも言える。)
      • 大島師は「精読・速読両方そこそこできる人が結果的に一番点がとれる。時間が無制限だったら精読してもいいけどね。」という旨の発言をしており、精読も必要とした上で、特に直前期についてはあまり師のような読み方だけにこだわることは勧めてない様子である。
    • 竹井幸典師とはまず読解の方針が真逆であり、師の方針が批判されることが多々ある。英作文の言い換えにおいても師は最低一回は言い換えすべきとしている一方で、竹井師は言い換えはプロがすることであり、素人が真似しても火傷するだけだとここでも立場が異なる。
  • 師が他の講師と対立する原因の根幹には、恐らく、生徒が求めていることに多くの講師が応えられていないということに対する疑念があるように思われる。
  • 出身大学等の情報は定かでない。
    • 季節講習で一橋大英語を多く担当していることから、一橋出身だという噂が立っている。
    • 大学は英文科ではなく一橋にない哲学科を出ているという噂もある。
      • この前OBと話していた時の発言が正しければ倫理学が専門の模様。
    • 講義で美術論を扱った際に、高階秀爾に教わったことがあるとの旨を話していたため、恐らく東大文学部卒だと思われる。
    • 保護者会で慶應卒と仰っていたようだが、未確認。
  • 昔は埼玉の奥の方に住んでいらっしゃったそうで、最近になって引っ越されたらしい。
    • かつて兼任していたといわれている河合塾でも大宮校に出講していたそうだ。
    • 引越しした結果大宮校が一番遠くなったので、それについてボヤいていた。
    • 大宮の代わりということなのか、市谷校舎に出講したいそうだ。市谷の生徒で師の授業を講習などで受けたことのある生徒からは極めて高い需要がある。
  • 通期にしろ講習にしろ校舎に来るのは授業の直前であることが多い。授業時間によっては3分前に来ることも。
  • 須藤公博師によると阪神ファンらしい。噂だが関西出身らしい。
  • 本人曰く圧倒的に猫派である。
  • 師が言うには数少ない特技として「寝床についたら三秒で寝られる」という特技があるらしい。
  • アメリカには「全米トム会」があると信じてやまない。例文にはトムとルーシーが多数登場する。
  • 大学時代、報酬の板チョコ欲しさに心理の実験の被験者になったそう。
  • 駿台文庫の人と打ち合わせをしている姿が確認されている。数年後に参考書を出す予定がある模様。

質問対応 Edit

  • 生徒の質問にはきちんと答えてくれる。断ることはない。
  • 外見や黙々と授業準備に励む気迫から、普段は大島師に比べると師に質問する生徒は少ないが、一方で入試直前になると質問を持った生徒たちが講師室の前にずらっと並び授業後も1時間近く続くこともある。
  • 添削や質問の際、瞬間的に(多くは食い気味に)、かつ的確に例文を書きながら解説を行う姿は見物である。
    • 特に細かい動詞の語法の違い、その理由・成り立ちや、授業では解説のなかった文法分野などに言及して教えてくださるので、英作文などは毎回添削してもらうとよい。
    • その真面目さから、授業と同様に力強く解説をされるので、周りから見ると一瞬怒られているように見えるかも知れないが、それは英語と生徒に対する熱心さから来るものであり、恐れる必要はない。
  • 時間があるときは、軽い雑談やサインにも笑顔で応じてくれる。その話題作りのためにも、英作文を持っていくのはおすすめ。
  • 以外にも、卒業生と雑談していることもあり、講師室では笑顔を見せることも多い。
  • 唯一の欠点としては、個人対応の場合の師の鉛筆書きの字は授業に輪をかけて草書がかっており、字も薄いため、判読がほぼ不可能なことが挙げられる。覚えているうちに自分でなぞるか書き直すなどするのが無難か。
  • 授業前に質問するのはほぼ不可能といってよい。師が校舎に来る時間は授業直前であることが多いので。
    • 確実に質問したい時、同じ校舎で高卒クラスと現役クラスの授業があるときは、2つの授業の間の16:00-17:30あたりがおススメ(師が眠っていらっしゃる場合を除く)。
    • もしくは、事前に本人に許可をもらうのが前提だが、現役クラスが終わる21:00以降に持っていくのもよいかもしれない。
  • 担当講師が違う授業のテキストでも質問に答えてくれる場合がある。