小倉正舟

Last-modified: Tue, 05 Sep 2017 03:08:12 JST (104d)

小倉正舟(おぐら まさのり)は、駿台予備学校物理科講師。2号館3号館市谷校舎横浜校津田沼校仙台校に出講。

経歴 Edit

  • 駿台予備学校で浪人。
    • かつて市谷校舎にあった理IIIαコースに在籍していた。
  • 東京大学理科Ⅰ類から進学振り分けで理学部物理学科を選択
  • 東京大学理学部物理学科卒業。
  • 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻修士課程修了。
    • 修士論文は『2次元液体ヘリウム3の比熱の理論的解析』
  • 元 Z会 東大マスター 物理科講師。
  • 元 GMS医学部進学会 物理科講師。

授業 Edit

  • 森下寛之師や山本義隆師と並び、本質を追求する授業スタイルで知られている。
    • 担当する講座からもわかるように森下師から実力を評価されており、信頼を置かれていることが窺える。かつて山本師の代講を任され、復帰後の山本師に小倉師が代講したなら大丈夫だと言わしめるほど。場合によっては、山本師や森下師以上に深い内容に踏み込むこともあり、相対論や量子論との関係を交えた解説をすることもある。
    • 徹底的に基礎を求め、例えば力学ではどのような問題でもまず、力学の第一原理から考える。未来予言という言葉を多用(恐らくZ会講師時代の影響、Z会の選抜クラス担当講師も、物理学の目的は未来の予言であると断言)し、とかく時間追跡をすることに力を注ぐ。
  • 駿台の他の物理科講師同様、微積分を躊躇無く使う。
    • あまり定性的な議論はせず、数式でどのような現象が起こるのかを示してくれる。
  • 担当クラスのほとんどは上位コースであり、授業も基本的には中上級者向けである。
    • お茶の水校で東大理系演習コースや京大理系コース、東工大コース、及び高3Sα物理を担当している。また、2016年度通期からは市谷校舎でも最上位コースに出講。2014年度までは仙台校物理Aの授業も担当していたこともあるとはいえ、基本的には授業内容もクラスにあわせたハイレベルなものである。
    • 担当講座及びクラスから上級者向けの講師という印象が深いが、かなりの基礎から掘り下げて説明して下さる。その為、物理が結構苦手な人であってもどうにか授業に喰らいつき師の板書や重要な発言をしっかりメモさえしておけば、後日そのメモを見返した時に基礎から応用へと移ってゆく過程が非常に鮮明に写し出されていることに気付ける。このことから授業自体は物量的に大変だが、そこさえ問題ないと考えられるならば実は苦手な人にとっても良い講師である。
  • 延長は多め。
    • 前期Part2では他の講師が補講を組む中、師は板書速度と延長で補講を組むことなく終わらせる。また前後期とも、終わりに近づけば近づくほど板書速度は速くなる。講習では延長は必至で、後半2日はHG講座でも1時間延ばすことも。高3Sα物理での延長具合は同じ時間帯にやっている福井紳一師といい勝負とのこと。森下師を上回る延長具合のことも。いかに師の授業の密度が高いか分かるであろう。
  • 駿台一早口である。
    • 森茂樹師と同じように、頭の回転に口がついていけなくなっていく模様。滑舌はよいのだがそれ以上に回転が速く口の限界を超えることがしばしばある。授業が進むにつれて加速していく。
  • 板書はきれいでかつ大量。
    • 1回の授業での情報量は駿台でも1,2を争うレベルで多い。進行がものすごく速い授業となる(目安は小林隆章師以上)。ただ師の場合言ったことはほぼ全て板書に残してくれるので、速さに食らいついてさえ行ければ聞き逃してもノートを見れば大抵は補完できる。
    • 板書は図や必要に応じて色も交えたり正確に段落分け・改行を行い、黒板でも非常に整った字を書くので見やすい。字は比較的大きく後ろの席でも見えるがそれゆえ消されるのもやや早い。
      • 基本的に色チョークはオレンジ、黄色、緑、赤を使用する。よって色ペンは4色ほどあればよい。滅多にないが青、紫など他の色を追加で使用する場合がある(電気回路の際に使用した例がある)。
    • もちろん板書量が多いのは、「復習時に詰まることがないように」とよく考慮された丁寧な記述が施されているからに他ならない。
    • ( (注) )、( (注) )おわり、ゆえに(楕円で囲む)、なぜなら(楕円で囲む)などの略号を使う。たまに板書している本人も( (注) )が多すぎて( (注) ) の終わりが分からなくなってることがある。
      • 因みに山本師は<<注>>を使っている。
    • 黒板の分割数は多めで、4~6分割ほど。そのためノートは2段組みにして使うとよい。
    • 予習や授業計画はしてるようだが、メモ等を見ることは無く、基本的にテキストとチョークのみを手に授業を進めていく。ゆえ、進度は速く、板書は多い。2015年の物理特講Ⅱにおいて、師曰く「予習では紙1枚に収まるけど、授業ではそれがなぜかこんなにも膨らんじゃうんですよね」と発言した。
    • 電気の範囲で電荷の記号であるqを使うとき、筆記体がどう見てもgにしか見えない。 最もこの二つの英字が同時に出てくる問題は早々ないので特に弊害は無い。
    • ノートの目安
       通常時高速時
      ノートを広めに取る人裏表4枚/h裏表5枚/h
      ノート2分型の人裏表2枚/h裏表3枚/h
       
      • なお、低速時は-1枚h 超高速時は+1枚/h。
      • 特に枚数が多くなるのは、図が多くなるコンデンサーと計算が多くなる運動量の回
    • 通期で習っている人は、今後の人生でどんなに早い授業を受けても対応できるようになるだろう。
  • このように、師の講座では板書が1日でルーズリーフ10枚分ということはよくあるので、ノート1冊では収まらないと考えておいたほうが良い。初めからルーズリーフにしておくのが吉。
  • 雑談を挟むことはほとんどないが説明の途中途中に生徒の笑いを誘うような発言をすることが多い。ツボに入ると置いて行かれるので注意。
    • マシンガンな喋りで授業が進んでいるのにも関わらずさらっとギャグやネタの連呼を時々するため生徒に気付かれないこともあるが、気がついてしまった生徒は笑ってペンが1分程止まってしまう。師曰く「クラス全員が大笑いするより、1人2人が気付いて笑うようなギャグを言いたい」とのことなので、目論見はおおよそ成功しているように思われる。
    • 例えば、固有振動で「黒板をたたくと振動が起こるでしょ...。あ、起こらないか...」や「エネルギーはありまぁす!」「秋葉原の変な電気屋で貰えるネジ」気球で「気球から荷物を下ろすと気球は浮かぶ…そこで乗っている人は気付くんですね、あれこれどうやって降りればいいの?」光波では「像が出来るゾウ」とか
    • 物理Sのテキストは最後虚像と崩壊で終わるんですけど、皆さんは現実を見失わず崩壊しないようにしてください。」(終講のあいさつ)
  • チャイムの鳴る1,2分前に来て教室の外でスタンバイし、チャイムと同時に教室に入ることが多い。
  • 普段は設問になってないことまでじっくりと学習し、本番ではきかれたことだけ答えるようアドバイスしている。
    • 復習をする際には、例えば、エネルギー保存則で解いたときは時間追跡をしてみる、実験室系で解いたが重心系で見るとどうなるか計算してみる、など「問題研究」を直前までしっかりするようにと仰る。解いた時間の2倍の時間をかけてでも、納得できないところを残さないようにとのこと。そして、試験のときは、聞かれたことだけを答えるように(=問題研究をその場でしないように)と仰る。参考にされたし。
  • 師は固いチョークでないと書きづらいらしく、間違えて柔らかいチョークを持ってきてしまったとき、固いチョークをわざわざ授業中に事務の方に持ってきてもらった。その際、事務の方が柔らかいチョークを大量に持ってきてしまった為、ツッコミをいれていた。
  • 振動を説明する際黒板を叩いてみせる
  • 「質量の意味の現れ」に敏感である
  • 波動の問題で変位を表すのに空間の座標軸であるyを用いるのに否定的である。問題に設定されていてもψに書き換えることが多い。
    • ちなみに、数学科の森茂樹師も領域の問題などで理由なくab座標などを使うことに否定的である。両師とも物理の院を出ているので、次元に対する意識が厳格なのだろう。(数学科出身の雲幸一郎師などはあまりこだわりはないようだ。)

担当授業 Edit

通期

人物 Edit

  • ストレートでサラサラな黒髪が特徴。他の物理科講師の例に漏れずよくジーンズをはいている。
  • スモーカーであり、授業後にタバコを吸いに行ってることもある
  • 授業中には「~~がですねコンコン、~~になるわけでコンコン、~~がコン、~~ですコンコン」というように何度も咳払いをし、咳き込むこともある。たまに心配になるレベルにで咳き込む。
    • 2015年の通期のある授業で風邪明けだったらしく、いつも以上に咳をしていたが、咳にも負けず喋り続けようとしたため、途中で声が裏返ったり出なくなったりしたことがあった。
  • 折れたチョークや手から滑らせてしまった黒板消しを床に落ちる前にキャッチする特技を持っている。また、この時に自分の手元に残っているチョークの方が短いとそちらを置いてキャッチした方でサラサラと板書を続ける。キャッチに失敗して笑いを誘うことも。
  • 学生時代には山本義隆師の授業を受けていた模様。
  • 東工大と東北大の青本の物理の執筆者で実戦模試作成にも携わる。
  • 森下師から絶大な信頼を寄せられている。学生時代の専攻分野も近く、物理に対する考え方が近いようだ。
    • 東大の解答速報も森下師と二人で作っているらしい。2017年度の速報では森下師のミスに小倉師が気付かず、そのまま誤りを発表してしまったようだ。
    • 森下師と飲んでいても、話題はほぼ物理の教え方になるらしい。森下師の講義ではしばしば小倉師と話したことに言及される。
      • 「やっぱり仕事とエネルギーの話はちゃんとやらないとって小倉先生と決めたんだよね」「小倉先生はこの記号はおかしいって言うんよ。確かにそうだけどね、僕は真面目じゃないからそのままにしてるんよ」
  • 全国模試などの出題も担当することがある。解説に大量の番号付きの式が並んだ詳細な補足が付いているものは師の書いたものの可能性が高い。基本的にヘビーであるが、復習することで力が付くようになっている。
    • 「これはさすがにキツんじゃないの?って言ったんだけどね、いいんですって言うから、いいのかあってなったんだけど、やっぱり難しかったなあ」(小倉師作問の全国模試について、森下師のコメント)
  • Z会東大マスターコースでは、矢野直文と人気を二分していた。
  • 音に敏感。板書中黒板を引っ掻く音がすると驚くことが多い。また2015年通期のある授業で教室のドアから風が入り音が鳴ってた際に、教務を教室に呼んだことも。
  • 学生時代は野球をしていたらしい。また、巨人ファンである。小倉師への信頼の厚い森下師が唯一苦言を呈するのがここである。
  • 10年ほど前、齋藤英之師に、授業中の生徒の視線が怖くて黒板の真ん中か後ろの壁しか見れないと相談したことがあるらしい。そのためか、授業中前を向いているときは視線を少し上にやり、こちらと目が合うことはない。
  • 黒板の下の方に書くときは足を大きく広げ股関節の柔らかさをアピールしてくる。
  • 結婚していて、子供がいる。ちなみに娘である。
  • 愛称は、おぐおぐ
  • 「を」の字を見るとゲシュタルト崩壊を起こすらしい。