安藤達朗

Last-modified: Sun, 04 Sep 2016 23:25:49 JST (654d)

安藤達朗(あんどう たつろう)は、元駿台予備学校日本史科講師。元日本史科主任。2002年没。

授業 Edit

  • 吃音だったらしく、授業自体は聞き取りずらかったそう。
  • その代わり板書量が多く、生徒はノートをとるので必死だった。
  • 毎回スリッパで授業に登壇していた。

人物 Edit

  • 新人講師は必ず師の授業を参観するという慣習があった。
  • 時代区分論について生涯考え続けていた。
    • 社会的変動によって、あるいは社会全体の思潮によって、時代区分の設定がいかに恣意的に設定されてきたかという点を明らかにしていけば、たとえば発展段階論的な歴史観のもつ制約性を明らかにできるという考えがあった。
    • 「学問は科学でなければならず、科学とは客観的なものだ」という考え方自体がヨーロッパ近代によってもたらされた観念である
  • 歴史を学ぶ営為を以下のように記している。
    • 『社会に生きる我々は、自覚的であろうとなかろうと、娯楽や文化の一つのジャンルとして、歴史に対してかなり主観的なアプローチをしている。アプローチの基準を一言でいえば、「面白いから」、あるいは「興味を惹かれるから」ということであり、多くの場合、過去の歴史は、歴史上の人物に自己を投影させるという営為をつうじて「未来への橋渡し」をしてくれることになる。ということはつまり、一見、面白さと興味を媒介にした、身勝手な自己投影願望を歴史叙述によって満足させようとする人々の姿勢は、実際のところ、過去のなかに未来をみつめるという点で大変ポジティブな性格を秘めている』(駿台フォーラムより)

著書 Edit

日本史講義 時代の特徴と展開