大川忠
Last-modified: Mon, 09 Jan 2023 08:38:59 JST (466d)
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大川忠(おおかわ ちゅう)は、駿台予備学校化学科講師。元代々木ゼミナール講師。町田校に出講。
経歴
- 1972年、東京大学理学部化学科卒業。
- 東京大学大学院博士課程修了。
- 理学博士(東京大学)。
- 博士論文「赤外分光法及び反応速度解析による不均一触媒反応の研究」
- 駿台予備学校化学科講師(1982 - 年度)。
- 元 代々木ゼミナール講師。
授業
- 受験化学としてのテクニックを教えることを批判し、化学自体への根本的な理解を促す。
- かなり深い所まで解説してくれる。大学の先生が高校範囲の授業をしてみたら…というイメージ。
- 希望者にvan't Hoffの式の証明のプリントを配布していたこともある。有機分野ではLiAlH4についての話もあった。
- 天才肌の講師であり実力も確かなもの。その分、演習問題の解答はあっさりしている。
- よく時間前から授業を始める。早く終わる訳ではない。
担当授業
過去の担当授業
人物
- 福間智人師、鎌田真彰師、田中茂師といった人気実力講師が相次いで移籍、退職した細川政権下では重用されていた。
- 市谷校舎SAをかつては担当したり、『東大入試詳解』を著したりと、駿台内での評価は高い。
- 以前は東大進学塾エミールにも出向していた。
- 近年は第一線を退きつつあり、レギュラー授業や講習会をほとんど持っていない。
- 高校の化学教育法に疑問を投げかけ、かつて「高校化学をわかりやすくする会」を設立するなどしていた。
化学教育に関する論文や記事が、日本科学会などから出ている。 - 子供の頃から始めたというヴァイオリンはかなりの腕前で、アマチュアオーケストラでコンサートマスターを務めるほどという。
著書
学習参考書
- 『東大入試詳解 25年 化学 2017~1993』(大川忠 駿台文庫、2018年3月1日)
- 『東大入試詳解 25年 化学 第2版 2019~1995』(大川忠 駿台文庫、2020年3月18日)
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