井龍秀徳

Last-modified: Thu, 27 Apr 2017 06:39:19 JST (2d)

井龍秀徳(いりゅう ひでのり)は,駿台予備学校化学科講師。 2号館,3号館,立川校,札幌校に出講。

経歴 Edit

  • 鹿児島県薩摩川内市出身
  • 東京大学理科Ⅲ類入学
  • 東京大学理学部首席卒業
  • 東京大学大学院修士課程中退

授業 Edit

  • 「化学は暗記ではない」という考えの下、詳細なプリントを交えて、時に高校化学の範囲をこえつつ、極力暗記を廃した、アカデミックでかつわかりやすい授業を展開する。
    • また,化学に限らず大学入試の範囲を超えるような知識も話してくれる。ただし発展的な内容については(知らなくてもいい,入試には出ないなどと)必ずコメントが入る。
    • 原理に忠実だが,受験対応としてのテクニックも各分野数多く教える
    • 「化学は物質について学ぶ学問」であり,かつ「化学は“電子”について学ぶ学問」であるという理念のもと,電子の性質から体系的に学習していく方針である。 また“化学は暗記ではない”と考えており,どうしてそうなるのか,何が起こっているのか,といったことに基づいた理解を促す。そのためには先ず“電子”への深い理解が必要となるとのことから,最終目標である化学反応式を自力で作られるようにすることに向けて解説を行う。ゆえに(特に現役クラスでは)初回授業で電子の説明に相当の時間をかける。
  • 知識は有機的につなげることが大切だと言って、理論化学・計算化学・無機化学有機化学の各分野は個々に独立した分野ではなく互いにつながりあっていることも大切にし、化学の学習の全体像を提示する。
  • 授業は師作成の詳細で非常に丁寧なプリントを軸に進められる。
    • プリントに載っている情報は図やグラフを駆使しつつ理論的かつひじょうに丁寧に書かれているため,理解しやすい。
    • レイアウトも凝っている模様であり,加えて見やすく分かりやすくなっている。
      • 基本師のプリントの内容と補足説明で授業が展開するので、書き込んでいくとプリントが汚くなってしまうといってノートを使用する人もいる。
      • 一方、プリントの化学式など板書してくれるものの既に書いてあることを前提にして授業するので説明がハイスピードでノートを取っている内においていかれることもあり、また補足説明が結構大事なことであることも多いので聞き漏らさないように多少のプリントの汚さは犠牲してなるべく多くメモを取るべきだと言うプリント書き込み派もいる。
      • 師自身はプリント書き込み派らしい。情報が一目で分かるようにノートよりプリントに書き込むことを推奨している。「情報は一箇所にまとめるもの」だそう。
      • 2016年度、某現役クラスで「有機にかける時間がない」と言う理由から有機分野以降をプリントでなくテキストで授業を進めることになったことにより、師ご自慢のプリントが1年分ネットに公開された。
      • そのため、現役クラスでは師の有機電子論は十分に聞けない…であろう。
      • 反応機構を一つ一つやりたいなら化学特講Ⅲをとることを勧めている。
      • 「今(10-11月)の時期は結果を覚えることが大事なの!」
  • 有機分野は、師の評判が特に高い分野である。所謂「有機電子論」を用いて授業をする。
    • 電子軌道に相当の時間をかけて深く説明するため(様々な図を交え丁寧に解説するものの),分かる人には分かるが逆に苦手な人には厳しい内容となる。反応機構についても丸暗記ではなく理由から詳しく厳密に教えてくださるが,(特に有機化学は細かい知識を必要とするため)最終的に結果は覚えているようにとおっしゃる。
    • 夏期講習夏からの有機化学は、苦手な人が基礎から深く学びたい場合おすすめの良講座。
      • 師の授業であれば、電子軌道などの発展事項を簡略化し易化させた程度であり,言っていることは下記の化学特講Ⅲとさして大差はないので、基礎から深く学びたい場合意欲的な学生にぴったりである。
      • ただ師本人曰く夏からの有機化学は初学者向けにオーバーワークと思われる部分を少し誤魔化している部分があるそう。いいかえれば、それだけ初心者にも配慮している講義なので、基礎から深く学びたい場合、ひるむことなく受講してみるとよい。
    • 夏期講習化学特講Ⅲは師のすばらしさがが遺憾無く発揮される人気講座。
      • 師の真骨頂は化学反応の解説にある。原理に忠実でありながらも、個性豊かな物質達の小劇を観るかのような説明と語り口は非常に分かりやすく面白いものが多い。
  • (出来る限り丸暗記は避けるものの)無機化学の細かい知識などといったどうしても暗記が必要となる部分については覚え方などを添えてくれる。なお,覚え方の多くはハイセンスなものである。
  • 理論でも電子を中心に常に原理、法則の本質を丁寧に教える。なお、解法はかなり独特なものが多い。
    • 理論であっても有機化学についての言及が多く、師の有機に対する思いいれの強さが伺える。
    • 半反応式は勿論理系ならば覚えていて当然ではあるが(師もそう仰る),教科書や参考書・テキストに載っている作り方とはやや異なる方法で教えてくださる。
    • 常に図で解け、図さえ書ければ数式は自然と出来ると言う。中には図だけで解けるものもあり、数式で解くより凄く早い。師の解法は分かり易さと早さを追求したものであり、現象を目で追いやすくしたものと言って良い。
      • 理想気体の計算問題に関して,表を用いた独特の解法がある。本人に言わせれば,「宇宙一速く解ける」らしい。確かにスピードはかなりあがる。
  • 授業中のぶっちゃけ話が面白い。たまに笑いの神が降りる。
  • 授業中に説明の例え話などするが独特。無論真面目な例えもするのだが,笑いを誘うことも多い。少しでも印象に残るようにとのこと。反応機構、電子論を説明する際にはひどい下ネタを用いクラス中に引かれることもある。
    • :8の字ダンス、SMAPの平均体重、値札、(痩せた/太った)ポニョ、スーパーカオナシ、ゾウさんとゴキブリ、信長と秀吉(+家康)、パパと子供、ジョンとシュワちゃん、高校二年生と高校三年生、牛丼のmol、Ζガンダム、「『井龍さんごはん食べる?』もエステルだぞ」、「君らが死んだら火葬場に連れていかれるじゃん?行ったら燃やされて君らの身体に酸素原子が襲いかかってきて、CO2とH2Oになるじゃん?」……。
  • 師の受け持つ季節講習はあっという間に締め切られるので要注意。
    • お茶の水校では現在の化学科講師の中で最も講習が取りにくい講師かもしれない。
    • お茶の水校では担当講座の種類が少ない上にその担当数も人気に比して異様に少ない。もう少し増やせば締め切りで取れなくなる生徒もいなくなるだろう。
    • ちなみに2015年度はお茶の水校のみが締め切りであったが、2016年度は立川校も締め切りが出ている。
    • なお講習では立川校メインに出講する。
  • 時折、模試の結果等でクラスが沈んでいると、それを察知し、皆を激励してくれたり、自身の体験に基づいた学習法を提示してくれたりする。
    • 具体的には基礎や過去問を重視していて問題集でいえば「化学の新演習」や「新理系の化学100選」(恩師の石川正明師が書いたもの)を批判し、「セミナー化学」や「重要問題集」を薦めている。
    • センターの勉強を進める頃には過去問を覚えるまでやれと仰る。(これは2次試験のときも同様である)

担当授業 Edit

通期

直前Ⅰ期 
  • 化学FA-センター化学の攻略(立川校)
直前Ⅱ期 

人物 Edit

  • 東京大学理学部を首席で卒業しその後予備校講師になるという珍しい経歴の持ち主だが、鼻にかけたところも無く、授業はアカデミックでかつわかりやすい上に面白く、きさくで質問対応もよい、面倒見のいい講師である。
    • 石川博也師同様に、実力人気講義内容の三拍子揃った良講師。
    • 疑問があればどんな質問にも対応してくださる面倒見のいい講師の一人である。
  • 東大入試実戦模試などの作問に携わるほか,東工大青本執筆者の1人でもある(2016年分まで)。
  • お茶の水ではスーパー東大理系スーパー東大理系演習(2015年度まで)、スーパー京大理系高2スーパーα化学を担当し,立川校札幌校にも出講している。 講習会では京大化学を(関東圏で)唯一担当している。
    • 相当に京大化学が好きで抱かれたいらしい。 東大化学京大化学を褒めているが,石川師が京大化学見たら石川師の教え子が作っているため落胆するかもしれないと述べている。
  • やや色のついた眼鏡に茶髪という独特の風貌をしている。イケメンである。最近眼鏡を変えて少し印象が変わった。口調も若干クセがあり,一見ミステリアスな雰囲気を持つ。
  • スモーカーであり,講師室にいない時はタバコを吸っていることも。
  • 天然っぽい。
    • マイクのスイッチを入れ忘れたり,スイッチを入れたまま質問応答したりしている。
    • 最近は違うテキストを間違えてもってきたり、マイクを忘れたり天然っぷりが増している。
    • 割かしそそっかしい性格をしており,授業中のケアレスミス,メガネやプリントを忘れるなどのトラブルやそれに伴う遅延も時折…気付いた際には一声かけてあげよう。
    • 本人曰くアルツハイマーらしい 。
  • 冬期講習になると師の勉強法を教えてくれる。
  • 駿台化学科の権威である石川正明師を師匠にしている。
    • 師が受験生時代には駿台化学科の権威である石川正明師に教わっていた。そのため、師匠にし尊敬しているようで,度々べた褒めする。
    • 師曰く(受験化学において最難関である)京大化学の問題は素晴らしいとのことであるが,延いてはそれ以上に京大化学実戦問題集の解説を「美しく素晴らしい,化学は暗記と思っている人に是非読んで欲しい,これを読めば言いたいこと(電子の重要性)がよくわかる」と言っていた(石川師が執筆責任者である)。
  • 師の口から出る努力はありふれたものとは違い、物凄く説得力がある。
    • 受験直前期は自室から時計を無くして雨戸を閉め切り、時刻を分からなくした。そして手にストップウォッチを持ちほとんど寝ることなくひたすら過去問を解き続けたそう。
    • この話をした直後「大学入ってからもっと勉強したけどね」とおっしゃっていた。とにかく努力量が尋常ではないどころかもはや極限に等しい。
    • 受験の時より大学に入ってからの方が勉強したそうで、ノーベル賞をめざして一念発起し理学部に進学し主席までとったそうだ。
    • 大学時代成績が悪かった友人が大学院で好きなことに夢中になっているのを見て、自分にはそういう熱意が足りないことを痛感し、研究者の道を諦めたとのこと。
      • そんな師でも、上記にある通り研究者を諦めているから、やはり学問の道で大成するには並外れた探究心や興味、センスや才能が必要なのかもしれない。
  • 人間は25までに習得した能力でその後を生きていくものだからそれまで勉強しなさいと、よくおっしゃる。
    • 25歳をすぎると、まず手がそして、目、記憶力と衰えるそう。師の眼鏡は老眼鏡で、もう老化を感じているらしい。
  • 師の女子力は98。硫酸の分子量と同じである。(と師はおっしゃっている。)
  • 唯一自慢できることがセンター国語で満点をとったことらしい。その他ほとんどの科目も満点だったようだが。
    • センター国語に関してはかなり勉強したらしく、「間違った選択肢を選ぼうとすると嫌な予感がする」レベルまで達したそう。
    • ちなみに、センター試験の3日後にインフルエンザにかかり、全治に2週間かかったのだとか。
      • 「センターでのリード全部パァになったと思いましたよ」
  • 最近iPad proを購入したようで授業中終始嬉しそうであった。
  • 師曰く、二の段から九の段までの九九を「にいちがに、ににんがし」という音ではなく
    「2×1=2、2×2=4」という映像的なイメージで35秒以内に言えるようになると数学化学の成績が上がるらしい。
  • また詰将棋も論理的思考力のトレーニングになるそう。
  • 医者に余命60年と言われて悲しがっていた。本人曰く、永遠の18歳らしい。
  • 師曰くシュレーディンガーやノイマンは宇宙人
  • ゲームは基本的に嫌い。「ポケモンGOなんてやったらだめ」しかし、あまりの騒ぎに少し気になっている様子。
  • 英単語を小学生から覚え始め大学受験の時には1万語覚えたらしい。文法構文は知ってて当たり前だそう。
  • 小さい頃から父に本を読んでもらったりお風呂に入れてもらった。その父は中卒だが2回すごい賞をとったらしい。
  • 東大時代、舛添前都知事と寮の部屋が同じであった。
  • 2014年前期の授業中に、彼女にフラれたことを告白。その日は落ち込みながらの授業となった。
  • 余談。2013年の化学特講Ⅲ,2014年の化学特講Ⅰの休み時間に,黒板にセットしていたチョーク教務に毎回片付けられてしまったため,何回もチョークを持ってきてもらっていた。
  • 小学生のときはオール5であり、通知表の人間性について責任感0、積極性0と書かれたそうである。
  • シン・ゴジラでの石原さとみの大袈裟な演技が嫌いだそう。
  • 2015年度の北大実戦の第2問目を知識問題、計算問題ほとんど的中させた。
    • 「それなのに、報酬ってないのよね…」と嘆いていた。
  • 基本的に授業中に政治的な話はしないが、時たま反原発である旨を仰る。よりクリーンな水素電池などがあるのに原発を使うのはおかしいとのこと。ちなみに、少なくとも福島の事故後にはこのような話をし始めている。
  • 最近キングダムを最新刊まで読み終えキングダムロス状態だそうだ。
  • 「こないだの東大実戦、あれは上野動物園のチンパンジーでも50点取れます。よって50点以下はチンパンジー以下ということです。」(某クラスにて)