高橋法彦

Last-modified: Sat, 25 Feb 2023 15:19:26 JST (424d)
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高橋法彦(たかはし のりひこ)は、駿台予備学校物理科講師。学研プライムゼミ講師。元東進ハイスクール講師。2号館,3号館,市谷校舎,池袋校に出講。

経歴 Edit

授業 Edit

  • 問題解説より物理の本質を理解させることに力点を置く。
    • 微積分を多用することはなく、微積物理にアレルギーがある生徒は授業についていきやすい。
    • 普通ならしないような事にはしっかりしたフォローが入るので、駿台らしい物理に慣れていなくても、ついていける。
  • どの分野においても評判は良い。
  • 解法は物理の本質に則った汎用性のあるもの。
  • まず基礎事項を解説し、問題解説では、答えを出した後考察と書いて物理現象の解説を加える。
  • ただし、板書は駿台物理科でも二番手を争うぐらいに速いので、板書は手早く取らないと間に合わないかも知れない。
  • 高速のフリーハンドで綺麗な図やイラストを描く。
  • 進度は遅め、補講を組んでも終わらないことも、これは丁寧な授業であるが故で必ず基礎の説明を怠らない。
    • 特に''終盤はプリントで授業を行いスピードアップを図る。..
      • ただここも問題解説だけでなく授業では扱い切れない詳しい物理的背景、更には数学的背景まで載せていることもある。(前期にはマクローリン展開についての言及があった。)
      • 師のプリントには基本的に表面右下に英文が入っている。出典も入っているが、格言から文学的なものまで様々である。英文の内容は、その授業での内容に沿ったものや生徒に対するメッセージみたいなものが多い
    • それでも終わらないのでいつも補講が2〜3時間組まれる。その代わり普段の授業では延長はあまりしない。
      • 初回授業で補講することを宣言をしてしまう。
  • 授業が始まると薄手の手袋を右手にはめる。
  • 「ひっ↑くり返して」の言い方が独特。
    • 「そっくり」を「くりそつ」と言うことがある。
  • その他にも「言(ゆ)っ↑た通り」「とっつきにくい問題」「とっかかりにくい問題」「ちっこい」「(糸が滑車に)ひっ絡んでる」など、「っ」が際立つ。
  • 師自身も公言しているが、授業ではニュートンドットを使用しない。浪人時代に坂間師に習っていた際、ニュートンドットが判読できず、汚れと勘違いした自身の体験によるものだとか。そのため、どんなに画数が多くてもライプニッツの記号を師は用いる。
  • 質問対応は丁寧。
    • 物理以外の生徒の雑談でさえ、親身に聞いてくれる。

担当授業 Edit

通期

人物 Edit

  • 小倉正舟師と共に、森下寛之師に次ぐ人気講師の1人。
    • 駿台物理科の中でもNo.2を争うほどの人気があり、お茶の水校では毎年夏期講習冬期講習で締め切り講座を出している。
    • 小倉師が台頭する以前から、高橋和浩師とともに人気講師だった。
      • 高橋和師全盛の頃は「じゃない方の高橋師」だった。
    • 実力、授業内容ともに小倉師と遜色ないが、担当授業が少ないために、(今の駿台生には)知名度の点でやや劣ってしまっている。
    • 2020年度から3号館高卒コースにも再び出講する。東大理系スーパーが4クラス編成だった時代はSDクラスを担当していた。
  • 愛称は、のり先生。
    • 「前はのりちゃんって呼んでたんだけどねぇ、もうそんな歳じゃないよねぇ笑」(森下師談)
  • 顔がさかなくんに似ているとも・・・・
  • 他の物理科の講師同様、よくジーンズを履く。そして黒のインナーシャツをジーンズにインし、その上に半袖のシャツ(チェック柄が多い)を前のボタンを全開にした状態で着用するスタイルが多い。
  • 駿台の医系物理の第一人者であり、直前期の医系対策講座はほとんど師が担当である。
  • 延長はあまりしないものの多く補講を組むため、特に高卒クラスは人気の割に担当コマ数が少なくある意味でレア講師になっている。
  • 駿台予備学校関東地区校舎の東大・難関国公立大志望者向けコースを中心に出講する。
  • 非常に気さくな性格。人当たりが良くその性格は質問しにいくと良く分かる。
  • 浪人時代、坂間勇師に物理を習っており、授業内容など一部影響を受けている部分があるそう。
  • かわいい顔をしているが実は既にいい年である様子。
    • 「もう駿台物理を何十年も教えていますが」という師の発言を聞いて困惑した生徒も少なくないだろう。
    • 実際は、1998年度のパンフレットからの掲載なので、「何十年」という程ではない。
  • 講師陣の中でも物理科の講師とは特に仲が良い。
    • 森下寛之師と市谷のトップクラスを長らく持っていたため、仲が良いよう。
      • 森下氏が3号館の授業中に師の名前を出すこともある。
    • 小倉師とも仲がよく、講習時に席が隣合う際には必ず談笑している。
  • 太庸吉師とも仲が良いらしい。
  • 雲幸一郎師とも仲がいい模様。
    • かつて、師が作成した問題集の解説を執筆している際、三角関数の半角の公式をド忘れしてしまい、雲師に聞いたらしい。すると、雲師に「いけませんねぇ~(笑)」と冗談半分で言われたそうだ。
  • よく深夜のテレビを視聴しているらしく、たまに挟む雑談から察するにNHK高校講座「地学」、全力坂などを視聴している様子。
  • 最近は大科学実験や考えるカラスをよく見るらしい。
  • 師自身も駿台予備学校で一年浪人していることもあって、自身の経験談などを交えてくれる。
    • 結局、第一志望には不合格だったものの、その一年は相当勉強したようで、今でも悔いはないとのこと。生徒にも後悔しないようにしっかり勉学に励むようにと語っている。
  • 赤羽餃子センター(AGC)によく行くという話をしていたが、この話にとくにオチはなかった。
  • 浪人していた時に御茶ノ水近辺にあったビリヤード場でよくビリヤードをしていたらしいが、本人はこのことを物理実験(2物体の衝突の実験?)と言っている。
  • 海外旅行でノーベル賞の受賞会場やボーアの墓など物理学に縁のある地を見に行くらしい。東進での一部やや時間的余裕がある講座において、その時のものと思われる写真を一部紹介したりもしていた。
  • 好きなバンドは"相対性理論"。
  • かつて札幌校で関西の新田克己師と『物理S』を担当していた。
    • 関西講師中心の『理系標準問題集 物理』の執筆陣に師が入っているのは、そのためと思われる。
  • 稀にチョークを軽く上に投げて落ちてきたのをキャッチする事がある。
  • ドブロイが亡くなった時(1987)高3だったとおっしゃっていたので50歳(2019現在)だろうか
    • 前述の大島師の話とは年齢的に矛盾する。
  • 乗り鉄らしい。
  • 地理地学に興味がある模様。
    • 地図に関する博物館、ゼンリンミュージアムを訪れるためだけに北九州に行ったり、フォッサマグナミュージアムを訪れるために糸魚川へ弾丸旅行に行ったりするらしい。
  • 師は、旅行で羽田空港を利用する際、第1旅客ターミナルの地下1階にある『一等重力点』を踏むのがルーティンであるという。師曰く、踏むなと書いてあるそう。
  • よくストーリーという用語を使う。坂間勇師の影響だろうか。
  • また、一連の実験や動作をイベントとよく言う。
  • 短くなったり、折れたりしたチョークは、黒板の粉受(チョークや黒板消しを置く銀色のトレイ)上を転がすようにして端へ追いやる。
  • 非常に暑がりである。
    • 冬でもシャツの袖をまくっている。
    • 毎回ハンカチを持参してよく顔を拭いている。
    • 余りにも教室が暑いと板書中に舌打ちをしたり小声で「あっちぃなぁ」と言ったりする。
    • さらにチョークをぶん投げることも。
    • それでも説明の時の口調は普段と変わらず優しい。プロフェッショナルである。
  • 朝降っていた雨が、午後になってやんだある日の授業で師は「今さっき休み時間に外見たら雨やんでました。傘を置き忘れないように。」と忘れ物に注意するよう気遣ってくださった。
  • 「傘ぽん」を推しているらしく、その素晴らしさについて熱弁を振るっておられた。
  • 師と飲んだことのある人曰く、ほぼ純アルコールレベルの蒸留されきったお酒ですら水の如く飲み、ワインに至ってはほぼジュースとのこと。

著書 Edit

学習参考書 Edit

論文 Edit

  • 高橋法彦 他(1995)「外部共振器型半導体レーザーを用いた光ビート計数法による変位測定」, 『光学』24(4), pp.220-224, 1995-04-10, 応用物理学会分科会日本光学会.

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